近鉄モワ24系「はかるくん」
近鉄線内の電気や信号、通信設備などを営業列車と同じ速度で測定する目的で開発。2006年、2両固定編成の2410系のうち、2411編成を電気検測車に改造した。
車体には大幅に手を加えており、特に前面については2410系の面影はほとんどない。前照灯が中央に寄せられ、前面は貫通扉を撤去して3面連続窓に改造されている。側扉は乗務員扉と1か所を残しすべて埋められ、側窓もほとんどが埋められた。
編成は大阪方からクワ25(旧ク2511)-モワ24(旧モ2411)となっている。
クワ25号車については台車を狭軌用に交換したうえで、近鉄南大阪線や養老鉄道線で走行、検測を行う。この場合は狭軌路線の通勤形車両(のうちの特定の編成)を動力車として連結する。