概要
1500形ではワイドドアを2m幅にしたが失敗に終わり、その反省をもとに1.6mの幅に改良した車両である。但し、乗務員室の隣の扉、つまり編成両端の扉は1.3mの幅である。
元々、小田急1000形の東京メトロ千代田線直通の後継車として運用する予定だった為、10両編成に対応できるようにしてあった。更に90年代では珍しかったIGBT素子によるVVVFインバータ制御を採用していたが、複々線化が遅れた為地下鉄直通用とはならず、さらに地下鉄直通は小田急4000形へシフトした為、10両編成の製造は行われなかった。現在は8両編成9本が存在している。1000形と同様に、千代田線の限界に合わせて2860mmにしてある。
8両編成しか在籍しないため各駅停車としての運用がメイン。基本的に江ノ島線と新松田駅~小田原駅間には乗り入れず、小田原線新宿駅~新松田駅間と多摩線で運行されている。
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小田急4000形は4000形の記事を参照
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