ブースカとは『快獣ブースカ』及び、『ブースカ!ブースカ!!』に登場する快獣である。
概要
ブースカを作った少年科学者の屯田大作少年はコイツを作りたくて作ったわけではない。もともとゴジラを作ろうとしたら、どういうわけかできあがってしまった生物なのである。だから怪獣ではなく快獣。
「パラサパラサ」「シオシオのパー」などのよくわからない言語表現を多用する。
好物はラーメンで、「たったの30杯」呼ばわりするほどよく食べる。
鼻は警察犬並に優れており、耳はがんばれば10㎞先の会話ですら聞き取れる。
なお、『ブースカ!ブースカ!!』に登場した個体は、一応初代とは別人という設定である。
容姿
素のイグアナとは全然違う黄色と茶色をベースとし、横からかぶったような王冠の鶏冠がチャームポイント。
この冠を温めると大学教授並に頭が冴えわたるが、逆に冷やすと大バカになる。
客演
ウルトラマンダイナ
OVA「帰ってきたハネジロー」に、『ブースカ!ブースカ!!』のキャラクターたちと共にゲスト出演。
アーウォンが出演した際に大作から「ブースカの友達か?」と聞かれ、「全然違う!」と返すシーンもあった。
ちなみに、後年、『新ウルトラマン列伝』最終回にてこのエピソードが紹介された際に、エックスから「黄色いタヌキ」と言われてしまっている。
怪獣バスターズ/怪獣バスターズパワード
ピグモンの好感度が60以上の状態で1Fターミナルに入ると、しょげるゴウ隊員、呆れるヤガミ隊長と、無邪気にはしゃぐブースカがいる。
ここでゴウ隊員がブースカの面倒を見るように命ぜられるものの、以降は2Fの自販機コーナーに独りで佇んでおり、ゴウ隊員はそれまでと変わらず1Fが定位置になっている。
このことからゴウ隊員の背任(保護責任遺棄)を指摘する向きもあるが、ブースカの場合は大人が付きっ切りで面倒を見る必要がないものと思われる。
なお、加入イベントの発生条件であるピグモンの高感度は数値としては明示されず、シナリオの展開とも無関係なので、タイミングを調整・予測することは難しい。
実際、このブースカがどのような理由でどの惑星にいたのかも、ゴウ隊員と遭遇し宇宙船まで付いてきた経緯も、そもそも専門研究員としての知識を備えている理由も経歴も、作中では一切明らかにされない。
ブースカに話しかけると基本的にはブースカ語で応えてくる(動作がいちいちカワイイ)が、人間の言葉も問題なく話せる。
ピグモンの好感度が一定(60、70、80、90、100)以上に達した状態でブースカに話しかけると、ピグモンが主人公との暮らしぶりをブースカに話し(何語で会話をしているかは不明)、ブースカから手作りのお守りである『トモダチのあかし』をもらえる(最大五個まで)。
原作同様亀が大の苦手であり、6種類のアクセサリ『かえんのもんよう』『すいりゅうのもんよう』『ひょうけつのもんよう』『かみなりのもんよう』『しっこくのもんよう』『たいようのもんよう』を持っている状態で話しかけると、惑星ワッカに遊びにいきたいからとスペースタートルの討伐『ブースカのお願い』を依頼される。
これをクリアすると『せいうんのもんよう』がもらえる。
POWERED限定で、ミッション『しのびよるツワモノ』をクリアするとイベントが発生(サカモトの研究Lvも発生条件に含まれる)。
研究のために作り出したMETEORゴモラが逃げ出してしまい、討伐を依頼される(実際に頼んでくるのはサカモトで、ブースカは合いの手を入れるだけ)。
ミッション『超進化ゴモラ』をクリアすると、研究テーマ『とくしゅぼうぐ研究』が出現し、全身スーツ系の防具が開発可能になる(無印では当該のイベントがなく、ミッション『「終わり」へのしょうたい』をクリアすると出現)。
なお、『星人科学ぶき研究①』にブースカを参加させると、ブースカの頭部をそのままデザインした『ブースカハンマー』を開発可能。