東方鈴奈庵の登場人物。
概要
人間の里にある大きな屋敷に住み、馬を複数所有している裕福な人物。
ある時から急に人格が豹変し、飼育している馬を斬首したり、長年使えた使用人を解雇したり、庭の馬酔木を全て伐採するようになったという。
霊夢はこの件を調査し、塩屋敷の旦那に馬憑きという妖怪が憑依していると判断する。
里の平穏のため、霊夢が取った行動とは……。
考察
馬憑きは馬を粗末に扱った人物に憑依するとされるため、
「馬を斬首したから馬憑きに憑かれた」と、「馬憑きに憑かれたから馬を斬首するなどの暴挙に出た」のどちらが正しいのかは不明。
馬憑きに憑かれる前から精神状態に異常が現れていたのか、馬の斬首以前に日頃からの馬の扱い方が悪かったのかは定かではない。
幻想郷には海が無く、外界とは結界で隔離されているため、里の人間が塩を調達する手段は限られる筈である。塩屋敷の旦那は外界と出入りが出来るような有力な妖怪と裏で繋がって塩を仕入れており、裕福なのもそれが理由とする考察もある。
関連項目
塩の長司:元ネタと思われる江戸時代の怪談