馬憑き
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うまつき
馬を粗末に扱い、殺した人物に馬の霊が取り憑く怪異。
馬に取り憑かれる者は大抵、馬を粗末に扱ったり、虐め殺したりした張本人、もしくはその者の親族や周囲の人物だが、中には若い頃の仕事の行いが悪かった人物が生きながらに畜生道に落ちたという変わり種もある。
取り憑かれた者はまるで馬のような仕草、例えば馬屋に入って目をむきながら嘶いたり、桶から雑水を飲み干したりといった動作を行う様になり、最終的には精神に異常をきたして死んでしまうという恐ろしいもので、この様な状況に陥ってしまうとまず助からない場合が多い。
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