ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

アゼハシリ

あぜはしり

佐賀地方に伝わる稲荷や霊を呼び出そうとした者に取り憑く低級な動物霊の総称。
目次 [非表示]

概要編集

あの南方熊楠とも交流があったといわれる関西の民俗学研究者・宮武省三によって、大正期に記述された『民族と歴史』八巻一号「諸国憑物雑話十二則」で紹介されている憑き物の総称。


佐賀地方では巫女などが稲荷死霊を呼び出そうとしたものの、霊界では位が無い低級な狐や狸に取り憑かれてしまうことがある。


この取り憑いた者に妄言を吐かせたり、四つ足で歩かせたりする低級な動物霊のことをアゼハシリ(畦走り)と呼ぶのである。


なお、お隣の韓国では同様な霊はホジュ(허주/虛主)と呼ばれている。


この妖怪はツイッターの伝承妖怪お題絵において、平成26年9月のお題として出され、妖怪絵師によって新たな姿が与えられた。


創作での扱い編集

妖怪画にはバックベアードのような単眼の霊に取り憑かれ、奇妙な表情になった老婆の姿が描かれている。

細長い狐のような妖怪として登場。


関連イラスト編集

アゼハシリあぜはしり


関連タグ編集

妖怪 獣妖怪 憑き物 動物霊

妖狐 化け狸 こっくりさん

関連記事

親記事

憑き物 つきもの

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 93

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました