概要
『怪獣娘〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜』のレギュラーキャラクターの1人で、宮下アキのチームメイト。
かつて、ウルトラセブンと共に侵略者の脅威に立ち向かった、カプセル怪獣:ミクラスのカイジューソウルを受け継いだ少女。
誕生日は10月8日、年齢は16歳の高校1年生。血液型はB型。
日焼けした健康そうな褐色の肌と、ポニーテールに結った長い黒髪に八重歯がトレードマーク。
生まれてこの方風邪一つ引いたことがないという健康優良児で、考えるより先に体が動いてしまうという典型的な脳筋キャラ。せっかちなところもあり、第2話ではピグモンが説明をし終える前にソウルライザーを勝手に操作してしまった結果、エラーを起こして30分間変身不可能になってしまったほか、第4話ではチラシ配りをした際に「要は皆の目に留まったらいんでしょ?」という理由でチラシを周囲にばらまくという暴挙に及び、後でピグモンからこっぴどく叱られる羽目になった(ウインダムからは「拾ってもらえなかったらゴミをばら撒いたことになるのでは?」と突っ込まれたが、本人曰く「そこまで考えていなかった」とのこと)。
一方で、持ち前の明るい性格でチームを和ませることもあり、ムードメーカー的存在としての面も持つ。
格闘技大会の「大怪獣ファイト」のファンであり、特に初代チャンピオンのレッドキングに関しては、同じパワーファイター同士色々と共感できるところがあるのか、大のファンである。第5話でレッドキングと初対面した際には最初のうちこそ固くなっていたものの、水を差しいれたり「先輩」と呼んだりと彼女を慕うようになる。
怪獣娘に変身できるようになったのも、レッドキングの戦いぶりを見て、「自分もあんな風に強くなりたい!!」と強く思ったことが原因である(ちなみに、かぷせるがーるずの中で怪獣娘の能力に覚醒したのは、主人公のアキを差し置いて彼女が一番最初であった)。
なお、観戦中は周りの状況が見えなくなるほどヒートアップしてしまうらしく、劇中では興奮のあまりアキとレイカにプロレス技をかけるという一幕も(もちろん本人に悪意はない)。
ただ、怪獣娘になって日が浅い彼女にとって大怪獣ファイトはまだまだ「憧れの存在」であるらしく、レッドキングからファイターになるよう勧められた際には躊躇いを見せ、その勧めを断ってしまっている。
ファイターになりたいかどうかも含めて将来何をするべきかについては色々と悩んでいるようで、第6話ではそのことがきっかけで変身することができなかった。しかし、その直後にレッドキングから「色んな人に色んな話を聞いて、それから何をやりたいか決めりゃいいんだ。」と諭され、気持ちに整理をつけることができた様子。
エレキングとは初対面時のやり取りがきっかけで苦手意識を抱いてしまっている。
余談
「エレキングが苦手」という設定は、いうまでもなく『ウルトラセブン』第3話の「湖の秘密」の展開に因んだ小ネタである。
また、『ウルトラマンメビウス』でもマケットミクラスをエレキミクラスにパワーアップさせた際、ミクラスが過去のトラウマからエレキングのデータを拒絶してしまうという展開がある。
これを見るに、どうやらミクラスという種族は共通してエレキングが大の苦手のようである。
関連項目
カプセル怪獣 ミクラス 女子高生 ウルトラヒロイン 脳筋 アホの子