基礎データ
概要
アオギリがキーストーンらしきものを所有していた為、切り札であるサメハダーもメガシンカすることは予想されていたが、やはりメガシンカすることが明らかになった。
全身いたるところに派手な模様がついているが、これらは全て傷跡である。
いつの間に付いたとか言ってはいけない。また、額の傷跡には、アクア団の頭文字の「A」の文字が象られている。
鼻先に鋸状に刃が生え、ノコギリザメにクラスチェンジしている。この刃はサメハダーが元々持っていた牙が変化したもので、抜けたり破損したりしても何度も生え変わるという。
アリゲイツと被っているような気がするが気にしたら負けである。
出し入れは自由で基本的には引っ込めており、使用の際も噛むために使うのではなく体当たり系の近接攻撃を仕掛けるときに使う。
攻撃的かつかなり大幅に変化しているものの、それでもシルエットに大きな変化がない辺り、サメハダーのデザインの完成度の高さが伺える。
が、「ホオジロザメ+ノコギリザメ(もしくはカジキマグロ)」という半端ではなく攻撃的な変化をしたため、そんなにタンカーを沈めたいのかとか言われる事も。
ゲームでの性能
H | A | B | C | D | S | 合計値 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
サメハダー | 70 | 120 | 40 | 95 | 40 | 95 | 460 |
メガサメハダー | 70 | 140 | 70 | 110 | 65 | 105 | 560 |
メガシンカ前比較 | ±0 | +20 | +30 | +15 | +25 | +10 | +100 |
能力に関しては全体的に上昇する。
特に素早さは95からあのガブリアスを抜ける105になる。
攻撃面は勿論、下から数えた方が早い程の耐久力の無さが目立つサメハダーにとって、全体的な能力上昇は嬉しい所である。
何せ通常のままだと無補正のファイアローの「ブレイブバード」ですら一撃KOである。
また、特性も「がんじょうあご」に変化する。
ガチゴラスと比べて対応する技の範囲こそ狭いものの、主力技である一致技の「かみくだく」と、相性補完としても有用な「こおりのキバ」が適応対象内であるのは大きく、物理技の火力に悩まされるサメハダーにとっては火力補強になる為、決して相性は悪くない。
特に「かみくだく」は非常に通りがいい為、並耐久の相手ならば十分大打撃を与える事ができる。
みずタイプの対応技は無いが、元々「ハイドロポンプ」を採用した方が強いと言われていたので気にしなくても良いだろう。
そして、XYでメガシンカによって特性が「メガランチャー」になるカメックスに波動技が追加されたように、ORASで「どくどくのキバ」を新たに習得できるようになった。
威力はやや不安(補正込みで75)だが、フェアリータイプ(特に習得技の大半を半減してしまうマリルリ)に対する打点になるのは大きい。
ただ既に習得可能な「どくづき」に威力が僅かに劣ってしまうので、追加効果で上手く差別化していきたいところ。
第7世代ではこの世代で初登場かつ「がんじょうあご」対応のエスパー物理技「サイコファング」を新たに習得した。弱点であるかくとうタイプに対しての大きな打点となるだろう。
また、これによりこの技と先述の「かみくだく」「こおりのキバ」「どくどくのキバ」の4つの実戦級のキバ技だけで技スペースが埋められるようになった。そうすると水技が入れられなくなるが。
メガシンカ前の夢特性「かそく」とも相性が良い。
メガシンカ前にすばやさを上げておいて、攻撃に転ずる時にメガシンカする事によって2つの特性を十二分に活かす事が出来る。
元の素早さも決して低くなく、素早さ過多でも手持ち無沙汰になってしまうのでメガシンカ前の状態で長くいなくても良いのも利点といえる。
ただ先述の通り元の防御は紙同然なので、「まもる」又は先制技の「アクアジェット」がほぼ必須になるだろう。
欠点は上昇したとは言えまだまだ不安すぎる耐久。
前述通り元が紙を通り越して豆腐並みの耐久である為、いくら上昇したとは言え強烈な攻撃を一撃耐えられるほどの耐久は無い。
とは言え半減~等倍程度なら何とか耐えられる程度にはあり、メガシンカ前の「かそく」のお陰で耐久も調整が効くレベルである為そこは鍛え方によるだろう。
やはりこいつもあくタイプ。トレーナーの腕が試されると言って過言ではない。