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百田尚樹の編集履歴

2017-01-08 13:41:20 バージョン

百田尚樹

ひゃくたなおき

大阪出身の放送作家・小説家。

放送作家・小説家。大阪市出身。

立命館大学中退。


概要

主に関西地区を拠点に活動し、テレビ朝日系バラエティの構成を手がけてきたが、2006年に『永遠の0』で小説家デビュー。永遠の0は後に、映画化、漫画化もされ、小説の発行部数は500万部を突破した。2013年、『海賊とよばれた男』で本屋大賞を受賞し、2016年には映画化もされた。


テレビ業界に長年身を置いているためもあってコメンテーターとしてのテレビ出演も多いが、誹謗中傷挑発的とも取られかねない発言が多く、何かと物議を醸すことが多い。


彼の講演では朝日新聞を罵るのは定番ネタであり、南京大虐殺の存在を全否定したり日本教職員組合をガンと発言するなど、百田自身も自らの奔放な発言をしばしば「放言」と称している。


そういった言動の多さの割にエッセイ・小説作品は表面上は過激な文章は無かったが、2015年にはいつもの過激な放言をまとめた新書『大放言』を出版。発行刊数は25万部を突破した。

2016年に刊行された『カエルの楽園』は、百田流の放言を寓話仕立てにしたものである。これは現代日本人に対する警鐘としている。本書は発売から2ヵ月で20万部を越えるベストセラーになった。尚同書の発売記念のサイン会が行われる前に、左派による会場の爆破予告があった。

また、『殉愛 』では実在人物をモデルにしながら著しい歪曲・虚飾を行っていたことが暴かれた(後述)。


2013年には、親交があり、世間に名前が知れる以前から作品の愛読者でもある安倍晋三首相から、NHK経営委員に抜擢されている。安倍首相とは共著で対談集を出すほどの間柄でもある。


2015年にNHK経営委員を退任した(後述)。


作品一覧

小説


著述書

  • 日本よ、世界の真ん中で咲き誇れ(共:安倍晋三)
  • ゼロ戦と日本刀(共:渡部昇一)
  • 至高の音楽
  • この名曲が凄すぎる
  • 大放言
  • 鋼のメンタル
  • 雑談力
  • 「カエルの楽園」が地獄と化す日(共:石平)
  • 大直言(共:青山繁晴)

主張

不偏不党が望まれるNHK経営委員就任後も、その言動は相変わらずであり、東京都知事選挙の際田母神俊雄の応援演説を行い他の候補者を「人間のクズ」と発言。

「軍隊を持たない」バヌアツナウルの2国を「家に例えると、くそ貧乏長屋で、泥棒も入らない」などと発言し、同様に「軍隊を持たない」アイスランドを「年中、氷。資源もない。そんな国、誰がとるか」と他国を愚弄するような発言をしている。しかし侵略の価値がないことは事実である。


2014年6月24日ツイッターにおいて児童を性的対象物の一つとして社会が容認することが嫌だからといった理由で「児童ポルノ禁止法に賛成であり、二次元も規制すべき」と発言。児ポ法反対派からの批判に「気持ち悪い」と発言し、反論者達をブロックする反応をした。

この一件以前から、百田は自身の問題発言への批判に対しては誹謗中傷の後に即刻ブロックする行為が目立ち、傲慢な姿勢を批判されている。


2015年にNHK経営委員を退任。一部の与党関係者からも否定的に評されていたことも理由らしいが、その与党にはかなり留任を望む声もあったという。


発言リンク

https://twitter.com/hyakutanaoki/status/481302064199245824

https://twitter.com/hyakutanaoki/status/481365136376987648

https://twitter.com/hyakutanaoki/status/481366812475404288

https://twitter.com/hyakutanaoki/status/482247449969315840


『殉愛』炎上騒動

2014年11月、やしきたかじんと「最後の妻」とされる女性の闘病生活を描いた『殉愛』を出版。商業的には大ヒットしたが、生前のたかじんをよく知る人々は「全くのデタラメ話」と激怒しており、百田のtwitterアカウントには抗議が殺到し、週刊誌に取り上げられる騒ぎとなった。

裁判では第一審で敗訴にされ、330万円の賠償を命じられたが、本人は一貫して「非難している側や週刊誌側の方がデタラメである」と反論し、現在も否認しており、彼を擁護する著名人も多い。


百田のtwitterが過激発言や誹謗中傷で炎上したことは(上記の通り)今までもたびたびあるが、作品の内容が直接の原因で炎上騒ぎにまで発展したのはこれが初めてである。


文化芸術懇談会

2015年6月25日、安倍晋三首相に近い自民党若手議員約40人で行われた文化芸術懇談会の初会合で「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない。あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」と発言。これにはさすがに自民党内部からも批判があり、「冗談」「ギャグ」「私が本当につぶれてほしいと思っているのは、朝日新聞毎日新聞東京新聞」と発言をエスカレートさせた。

さらに抗議した沖縄2紙に対して「その時は冗談口調だったが、今はもう本気でつぶれたらいいと思う」とも発言し、これには言論弾圧だと批判する声が相次いでいる。

一方で、自民党若手議員が「圧力をかけてマスコミを懲らしめてはどうか?」と発言したことに対して、「それはいけない。言論弾圧はダメだ。」とも発言している。

本人の弁明としては、「発言はあくまでも質問受け答えタイムのような雑談中のことだった。」としている。

彼はあくまでも作家であり、政治家ではないため言うだけなら問題がないのだ

また、記者の前での発言なら問題になるが、記者を退出させた後の雑談での発言であり、問題視される方がおかしい。世の中の自称知識人やメディアといった輩は、必死に彼の発言を取り下げようとするが、政治的権限をもたない人間に対して発言撤回を求めることは憲法の言論・表現の自由に違反する。

言論の自由を声高に叫びながら、自分に都合の悪い発言を取り下げようとする姿勢は、まさに独裁者そのものである。


関連タグ

朝日放送 探偵!ナイトスクープ 永遠の0 小説家

やしきたかじん - 同じ大阪のテレビ業界人であり、周囲に波風が立つのを恐れない過激な言動など共通点が多い。故人。

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