概要
『ポケットモンスターエメラルド』で登場する「バトルフロンティア」の施設の一つ「バトルタワー」のフロンティアブレーン。名前の由来はライラックのフランス語名リラ。肩書きは「タワータイクーン」で、フロンティアブレーン達のリーダー的存在でもある。
主人公が34連勝(金は49連勝)すると現れ、主人公に『ポケモンの「才能」を示すこと』を促して勝負を挑んでくる。
勝利すると「アビリティシンボル」がもらえる。
髪・服共に全体的に薄紫。彼女の名の由来であるライラックという単語には植物の他に色名としての意味もあるが、これは丁度彼女のそれのような薄紫を指す。
一人称が「ボク」で、中性的な外見だったため、一時性別について議論がされていたが、アニメで女性であることが判明した。
アニメ版の概要
CV:木村亜希子。
ポケモンと通じ合うことができ、スピアーに追いかけられていたサトシを助けた事をきっかけに彼らと知り合う。ロケット団の襲撃の際に濡れた服を乾かそうとした時に自分が女の子であることを打ち明けた。
ポケモンを大事にするサトシを気に入り、性別及び挑戦者とフロンティアブレーンという立場を超えて友達として親しくなるのだが、リラ自身は友達以上の感情が芽生えていた・・・。
使用ポケモン
銀シンボル(手加減)
銀シンボルにも関わらず、準伝説のエンティが手持ちにいる。
積み技の「めいそう」となつき状態によっては高威力の「おんがえし」が厄介。
カビゴンは「あくび」を覚えているため、ねむり状態対策も欠かせない。
金シンボル(本気)
準伝説が2体に増える。
弱点が少ないポケモンを使用してき、ダメージ2倍がじめんタイプのみのライコウや、ダメージ2倍がかくとうのみのカビゴンを使用してくる。
弱点対策だけでなく、「サイコキネシス」や「ドラゴンクロー」などの高威力技を覚えたラティオスを使用してくるため火力もぬかりない。
アニメ
他のシリーズにおいて
ポケモンSM
なんと12年の時を経て他のシリーズへ再登場を果たした。
クリア後の「ウルトラビースト捜索イベント」に国際警察であるハンサムと共に登場する。エーテル財団の事件を解決した主人公にUB保護の協力を依頼する。
ポケモンエメラルドの世界から数年が経っており、現在は国際警察の一員になっており、ハンサムよりも階級は上である。そのため、国際警察の「ウルトラビースト捜索の責任者」として、責任感を持っている。
上記の性別議論があったためか、髪型は短髪から長髪に変わっており、胸もそれなりに大きいなど、一目で女性と解るような外見になっている。
主人公と最初に会ったとき実力を試すためバトルを挑む。
任務を終えた後は有給休暇でアローラを観光しバトルツリーに登場する。
リラはサンムーンの時代から約10年前、ポニ島の磯で倒れていたところをハンサムとクチナシに助けられた。しかし、彼女は一部の記憶を失っており覚えていたことは自分の名前、ホウエン地方出身、どこかの塔を守っていたこと、腕の立つトレーナーだったことの4つだけだった。
経緯は不明だがリラはウルトラビーストの世界であるウルトラホールを通りこの世界に来た事がハンサムの口から語られる。しかし長い間ウルトラホールを漂っていた影響で体にウルトラビーストが反応するエネルギーが大量に付着し、ウルトラビーストに狙われやすい体質になっていた(クチナシはこの習性を自分達の世界に戻る手がかりをつかもうとする帰巣本能ではないかと推測している)。
国際警察の一員となったのは彼女の意思からではなく、ウルトラビーストの対策を練る国際警察が監視するためにあえて彼女を国際警察に任命した事に他ならない。国際警察はリラのような体質の者を「Fall」と呼び、ウルトラビースト殲滅の撒き餌として利用していた。
リラ自身は自分の立場を理解した上で、ウルトラビーストを殲滅ではなく保護するため今回の任務に志願。
主人公に協力を要請した理由はウルトラビーストと戦った経験を買ったこともあるが、ハンサムとしてはウルトラホールを通過したことでリラと同じ体質になった主人公にウルトラビーストの関心を引きつけ、リラの負担を減らす狙いもあった。このことはリラには隠していた。
上記にも記載されてるようにリラはポケモンエメラルドの世界からのキャラクターであり、ORASの世界のキャラクターではない。
つまり彼女はヒガナの言う所のメガシンカや隕石を止める手段の無い並行世界の住人である。
ORASでは証明されなかった並行世界の生きた証明となるのがリラという事になる。
手持ちポケモン
1回目
バトルツリー