概要
仮面ライダーディケイドのカメンライド能力の1つ。
『カメンライド ファイズ』のカードで変身する。
公式による正式名称は『仮面ライダーディケイド 仮面ライダーファイズ』
ディケイドライバーにカードを読み込ませた際、ライダー名を読み上げる直前にファイズフォンのキータッチ音が差し挟まれるのが特徴。
変身時には全身にフォトンブラッドの赤い光のラインが走り、そこから装甲が出現する。
ベルトを除けば外見は仮面ライダーファイズそのもの。
能力
フォームライドやアタックライドでファイズの能力を再現するが、ベルトが違うため少しばかりオリジナルとは挙動が異なる。
使用カード
『フォームライド ファイズアクセル』
ディケイドファイズ アクセルフォームにフォームチェンジする。
ディケイドライバーにはミッションメモリーを挿入する箇所がないため、ファイズアクセルにはアクセルメモリーが挿しっぱなしになっている。
10秒間の高速モードの終了後は、ファイズのカメンライドが解除される。16話では戦闘後すぐにバックルを開いて変身を解除していた。
「RXの世界」ではディケイドファイズを経由せず、ディケイドの状態から直接変身した。
『アタックライド オートバジン』
マシンディケイダーをファイズ専用ビークル「オートバジン」に変身させる。変身後は直ちにバトルモードに変形し、ディケイドファイズの意のままに動く。
ミッションメモリーがないにもかかわらず、ハンドル部からファイズエッジを引きぬくことが可能。
『ファイナルアタックライド ファイズ』
ファイズの必殺技、クリムゾンスマッシュを発動する。ポインターの装着に特殊な動作は必要ない
劇中の活躍
1話
ディケイドに初めて変身した士が、他のカードともども無意識に使用。
マシンディケイダーをオートバジンに変身させ、夏美を警護させて自らはファイズエッジを抜いて敵に向かっていった。
16話
仮面ライダーザビーとの対戦で使用。
「クロックアップできないお前など敵ではない」と侮るザビーに対し、「付き合ってやる、10秒間だけな!」と言い放ってフォームライドでアクセルフォームにチェンジし、クロックアップとの対決に臨んだ。
27話
ディケイドの状態から、フォームライドのカードでディケイドファイズ アクセルフォームに直接変身。
スコーピオンイマジン、マンティスファンガイアを高速モードで翻弄し、銀色の軌跡を描く上段回し蹴りで2体まとめて始末した。
28話
十面鬼ユム・キミルに対し使用。ライドブッカー ソードモードで斬りかかるもファイズ返しの斬撃を食らってしまう。
オールライダー対大ショッカー
仮面ライダーBLACKRXとのライダーバトルで使用。
バイオライダーに変身したRXに対し、ゲル化が解けたところにファイズポインターを打ち込んで拘束し、クリムゾンスマッシュで勝利する。
スーパーヒーロー大戦
ゴーバスターズとの戦いで変身するが、ブルーバスターの攻撃でカメンライドが解除される。