ここが、俺が、新選組だ!!
プロフィール
概要
『Fate/GrandOrder』に登場するバーサーカーのサーヴァント。レアリティは最高の☆5。
期間限定イベント「ぐだぐだ明治維新」と同時開催のピックアップ召喚で召喚可能。同ピックアップ終了後にストーリー召喚に追加されない事に注意されたし。
同イベントのストーリーにも登場。新撰組(織田幕府に反抗したちびノブ達)を率いて織田幕府に戦いを挑んでおり、戦いの中で嘗ての同僚である桜セイバーと再会することに。
人物
戦いにおいては悪鬼の如き荒々しさと戦術家としての理性的な面を併せ持つという
稀有なタイプのバーサーカー。
浅葱の羽織を捨て、洋装を纏い銃を手に取り、己の誠を通さんと時代と戦い続けたサムライ。
バーサーカーであるが通常の会話が可能。
鬼人の如き戦いぶりとは裏腹に、戦場においては合理主義者であり、勝つためならばどんなものでも活用する柔軟さと自らの信念を曲げずに通す冷徹さを併せ持せており、己を召喚したマスターが戦う事を諦めた時は即粛清対象となると断言している。
狂化スキルランクが低いためか、桜セイバー同様、☆5サーヴァントの割にステータスは低い。ついでに言うと、狂化の影響が薄くてコレなので、生前からほとんど狂化状態と変わらなかったということでもある。
また、たくあんが非常に好んでいるのか、軽い言い回しで「樽で買ってこい」と言う一面さえもある。
それさえあれば他はいらないのか、劇中でも蔵一杯に買ってきて兵糧に困る様な奇行っぷりさえも見せ、会話の最中でも齧るなどマイペースな一面も見せる。
・・・こりゃおき太も嫌いになるわけだ。
厳めしいながらに男前で、女遊びにも慣れた伊達男でもある。
実際、散り際でもノッブを冗談めかして口説いてみたり、カーミラに目を付けたりしている。
また、マスターに対しては厳しさを貫く一方で「お前がマスター、俺がサーヴァント」と関係は理解しており、誕生日には「歌でも詠んでやろうか?」と気さくな一面も見せる(たくあんを大量にプレゼントしようともする)。
彼が狂戦士たる所以、それは新撰組への執着に他ならない。
新撰組として生き、新撰組として戦い、新撰組として滅んでいく――。
彼の生き様、信念、人生の支柱は新撰組という存在そのものだった。
時代に翻弄され、局長・近藤勇を喪い離散し、誓いの羽織を洋服に変えてなお、彼自身は「自分が新撰組である」ことをどこまでもやめなかった。――否、やめられなかった。
ここで折れれば、散って逝った隊士たちの遺志と無念はどこへ消えるか。
時代の波濤と、新政府軍の掲げる“正義”の前に、誠も士道も揉まれて消えるだけか。
それだけはならない。自分が生き続けるかぎり、戦い続けるかぎり、“誠”の一字は消させはしない――。
彼にとって、新撰組とは“己の魂”に他ならないのだ。
真名
隊内に絶対の規律を布き、剣豪ぞろいの隊士たちに鬼の副長として恐れられた。
新撰組の解散後は、旧幕府軍の一指揮官として新政府軍と刃を交え、類稀な指揮能力で箱館・二股口の戦いでは不敗を達成し、後世の作家に「薩長は天下を取ったが、二股だけはとれぬ」と書かせている。
最後は箱館市街での戦いで、味方を救援すべく無謀な突撃を敢行し、銃弾の雨に斃れた。
能力
近代英霊のため、魔術・神秘による補正はほぼ皆無。
その代わりバーサーカーとしてのステータス補強と、攻撃的なスキル構成や宝具の特性、当人の卓越した戦術思考から、英霊としては十分に強力な部類といえる。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
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藤丸立香 | C | C | C | E | D | C+ |
スキル
狂化(D+) | バーサーカーのクラススキル。理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。筋力と耐久が上昇するが、言語機能が単純化し、複雑な思考を長時間続けることが困難になる。彼の場合、バーサーカーらしからぬ戦術指揮能力と合理性を持つため、一見して狂化しているとは分かりづらい。しかし戦場において自身が「新撰組」であることに異常な執着を見せる。つまり「新撰組として戦い続ける」ことに狂っている。ちなみに沖田本人も気付いていなかったことから察すると、元から狂っていた可能性も高い。 |
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戦場の鬼(B) | 詳細不明。味方全体のBusterカード性能をアップ(3ターン)&スター発生率をアップ(3ターン) |
仕切り直し(C) | 戦闘から離脱する能力。 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。 |
局中法度(EX) | 一、士道ニ背キ間敷事。一、局ヲ脱スルコトヲ不許。一、勝手ニ金策致不可 一、勝手ニ訴訟取扱不可。一、私ノ闘争ノ不許。自身に強制的な束縛をかけるスキル。禁を破るごとにダメージを負うが、引き換えにステータスが向上していく。 |
宝具
不滅の誠(しんせんぐみ)
彼の強烈な自負と狂気がおりなす宝具。
『GrandOrder』における宝具であり、性能や詳細設定は個別記事を参照。
誠の旗
- ランク:B
- 種別:対軍宝具
- レンジ:1~50
- 最大捕捉:1~200人
同僚である桜セイバーと同じ宝具。
新撰組隊士の生きた証であり、彼らが心に刻み込んだ『誠』の字を表す一振りの旗。
一度発動すると、かつてこの旗の元に集い共に時代を駆け抜けた近藤勇を始めとする新撰組隊士達が一定範囲内の空間に召喚される。各隊士は全員が独立したサーヴァントで、宝具は持たないが全員がE-相当の「単独行動」スキルを有しており、短時間であればマスター不在でも活動が可能。
ちなみにこの宝具は新撰組の隊長格は全員保有しており、効果は変わらないが発動者の心象によって召喚される隊士の面子や性格が多少変化するという非常に特殊な性質を持つ。
幕末のバーサーカーが使用すると拷問などの汚れ仕事を行ってきた新撰組が召喚される。
ゲームにおける性能
宝具にアン&メアリーと同様の特性を持つ背水型のバーサーカー。
HP/ATKともに12,000超で、わずかにATKに偏る攻撃型。
《Quick:2/Arts:1/Buster:2》のランサー型のカード配分で、Qが3hitするためそこそこスターを稼げる一方、他はバーサーカーの平均値程度なので、何かしらのサポートは必須になる。
スキルは、3ターン味方全体のBuster性能とスター発生率をアップする「戦場の鬼(B)」、弱体解除とHP回復の「仕切り直し(C)」、自身にスター集中状態に残りHPが少ないほどクリティカル威力がアップ状態を3ターン付加する「局中法度(EX)」。
宝具は個別記事の通り。
単体かつ体力量の補正がかかると、Lv1でもかなりの威力を叩き出す。
ランスロットや源頼光同様、クリティカル運用によるBuster攻撃を最大の武器とするサーヴァント。
その破壊力はスキルと特性がかみ合った瞬間に、50万近いHPを持つ相手をも1ターンで斬滅せしめるほどの強烈さを秘めている。
宝具と「局中法度」がバフマシマシの状態で絡むと、単体攻撃力では間違いなくトップクラスだと目される。
ただし、バーサーカー故の打たれ弱さと、ガッツをはじめ耐久用のスキルが無いのがネック。
弱点をサポートするサーヴァントや概念礼装が運用する上での要所となるだろう。
関連人物
Fate/GrandOrder
生前の同僚。短いながらも共に誠の旗の下、幕末という動乱の時代を駆け抜けた志士である。
お調子者でありながらも常識人寄りの彼女とは、かなり温度差があるのか、手を焼き、焼かれている様な間柄にある。FGO登場前のコハエースでの紹介によると、隊内でも恐れられていた土方に親しく接してくれたのは彼女だけだったらしい。
マイルームボイスでは、彼女の剣を「剣術の範疇には収まらない別の『何か』」と評しており、恐らく『無明三段突き』の異様性と異質性を感じ取っていると思われる。
イベント中では、彼女の安否よりも無念を晴らしてやることを優先してか、倒れた彼女を無理やり叩き起こし、戦場へ連れて行く場面がある。無論サーヴァントとなった桜セイバーにとって、スキル化した病による二度目の死など、なおのこと惜しむものではないのだが、幕末のバーサーカーがそこまで考えていたのかについては、ある理由により疑問が残る。
イベントにて共演した第六天魔王。マイルームボイスなどでもその手腕は褒める評価はしているものの、どこか気に入らない様子を見せており、劇中でも主に方針や理念の相容れなさからか、度々いがみ合っている。
イベントにて共演した上記の第六天魔王の姪っ子。
マイルームボイスでは「見てるとイライラするから俺に近づけるな」と結構ウザがっているようだ。
実際には彼女側からも嫌っており、「茶々に話しかけてもらえないなんて可哀想すぎる」などディスられ、イベント内でもむっつり人斬り怖い顔マンとあだ名されてしまう。
イベントにて敵対した織田幕府の元当主。
土方からは「お笑い芸人」、信勝からは「農民上がり」と互いに揶揄している。
イベントにて土方を召還した魔神柱。
己の消滅を防ぐために呼び出すも、土方とは死生観が違ったために別離。
しかし、死してなお進み続ける土方の信念は死を恐れるアンドラスにも影響を与え、消滅する空間から彼を脱出させた。
マイルームボイスでは彼女の姿を見て、「冗談も休み休み言え」と言っている。
まぁ、彼女は事情が事情なので…ね…
しかしその後の反応を見ると、彼女から何かを感じ取ったのか考えを改めており、二天一流に関しては「大いに結構」と認めている。
土方と同じく拷問に長けたサーヴァント。
マイルームボイスでは彼女の拷問技術に対抗心を燃やす一方、「大層な別嬪」とその姿に惚れている面もあるようだ。
イベントにて従えていた新選組隊士達。明らかに特異な外見をしているが土方は平常運転であり、意思疎通までしている。
扱いこそぞんざいに扱っているが、諜報など重要業務を任せていることから察すると、共に戦う仲間として信頼していたのではないかとも思われる。
生前
沖田と共にバーサーカーが所属していた組織、新撰組のメンバー。
余談
- マシュ役の高橋李依氏は概念礼装の春風遊歩道狙いで十連ガチャを回し、狙いの春風遊歩道が2枚出た上に幕末のバーサーカーまで引き当てた。
- 担当声優の星野貴紀|氏も別のバーサーカーを引き、肩透かしを食らった(この時のツイートには、引いた別のバーサーカーの担当声優も反応している)が無事に土方を引き当てている。
- 基本的に本作の新規サーヴァントは、実装されるまでキャスト情報が公開されていないのだが、この幕末のバーサーカーの場合、これまで特段FGOに言及していなかった星野氏が、ある日突然、FGOのイベント情報を、うっかりツイッターで宣伝RTしてしまったために、勘のいいマスター達によって「ひょっとして星野氏が演じるのでは?」と予想されてしまっていた。当該ツイートは、現在RTを解除している。
- マフィア梶田氏は3枚引いた(呼符で1枚、10連2回で一枚ずつ)ことを2017年4月18日生放送のカルデア・ラジオ局にゲスト出演時に発言。
関連イラスト
関連項目
Fate/GrandOrder バーサーカー(Fate) サーヴァント