「燃やすぜ! 勇気!!」
データ
- 身長:51メートル
- 体重:4万5千トン
概要
ウルトラセブンとウルトラマンレオの元祖師弟コンビの力でフュージョンライズしたウルトラマンジードのパワー形態。
『ウルトラマンフュージョンファイト!』での属性は「炎」。これはウルトラマンオーブ バーンマイトと同じである。
形態名に使われているソリッドの意味は「固体、堅固、硬質、密」、バーニングの意味は「燃えている、燃えるような、非常に熱い」である。
ぐんぐんカットはセブンの変身シーンの火花が出た後、レオの変身シーンの背景が流れ、ハワイ版のウルトラセブンOPのタイトルバックのようなイメージで炎とエメリウム光線のような緑色が渦を巻くという描写となっている。
この形態になると声が若干低くなり、金属的なエコーがかかるようになる。
容姿
メインカラーは赤。
全身がアーマー状になっているのが特徴で、さらに変身完了時や必殺技発動時にはアーマー部が複雑に可動したり、全身の噴射口から蒸気やブーストの炎が出る描写もあり、他の形態と比べるとメカニカルな印象を受ける。
頭部にはアイスラッガーと同形状の武器・ジードスラッガーとレオの角(レオップ)がある。
一見すると二人からかけ離れているようなデザインにも見えるが、これらの要素から合体元の二人の意匠も十分に残っており、ウルトラマンゼロもこの形態を見て、父と師匠のウルトラカプセルが使用されていることを見抜いていた。
セブンのプロテクターやアイスラッガーの要素を極限まで高めたような見た目の形態だが、一部ではロボット怪獣であったにせウルトラセブンが裏モチーフでは?という声もある。ちなみにウルトラセブンの初期デザインにはメカニカルなものもあり、それが間接的に実現しているのかも。
能力
剛力であらゆるものを粉砕するパワフルな戦闘を得意とする。
また、全身を覆うアーマーにより耐久性も大幅に向上しており、固い外殻を持つ相手に対しても有利に戦いを進めることができる。
ジードスラッガーはアイスラッガーと同様取り外しが可能だが、手持ち武器として使うか投擲するかしかできなかったアイスラッガーとは異なり、*右腕や右脚にあるジョイント部分に装着することでパンチやキックの威力を高めることもできる。
敵を切り裂く際にはセブンのアイスラッガーのSEがつく。
また、必殺技のレパートリーも豊富であり、肉弾技から光線技まで多様なものが揃っている。
そのほか、ブースト状態で放ったパンチの際にはレオキックのSEが使用されているなど、レオのSEの使用が特に多い。
必殺技
名称には“ブースト”という言葉が付くものが多い。
肉弾技
- ブーストスラッガーキック
ジードスラッガーを取り外して脚部に装着し、キックで敵を切り裂く。
技を放つ際にはレオキックのSEが流れ、技を決めた後にはレオの宇宙拳法の構えを取る。
- ブーストスラッガーパンチ
ジードスラッガーを取り外して腕に装着し、パンチで敵を切り裂く。
光線技
- ソーラーブースト
チャージしたエネルギーを胸部アーマーの空いた穴から放つ。
いわゆるタイマーショット系統の技。
- ストライクブースト
腕部アーマーを展開し、右腕の拳から発射する必殺光線。
レオのシューティングビーム(片手撃ち)と似た技だが、SEはエメリウム光線のものが使われている。
- エメリウムブーストビーム
額のビームランプから放つ、ジード版エメリウム光線。
余談
セブンとレオの組み合わせは、ウルトラマンオーブのオリジナルフュージョンアップとしても描かれていた。
またソリッドバーニングのネタとしてウルトラマンジープと呼ばれることも。
元ネタはもちろんレオの特訓である。
関連項目
バーンマイト レオゼロナックル - 前作における師弟コンビでの組み合わせ。バーンマイトとは「第2形態」「メインカラーが赤」など他にも共通点が多い。
ライトニングアタッカー - 前作におけるメカニカルな姿になる組み合わせ。
スラッガーエース - 前作における昭和ウルトラマン同士の組み合わせ。こちらにもセブンの力が使われている。