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フェニックスマンの編集履歴

2018-02-17 20:09:58 バージョン

フェニックスマン

ふぇにっくすまん

『キン肉マン』に登場する、かつて三大悪行超人と称された、ただの男。

概要

CV:池水通洋


 キン肉星で暮らしていた超人。1960年4月1日に生まれ、同日に生まれたキン肉大王の次男・キン肉スグルと共に火災に見舞われたキン肉総合病院から助け出された「運命の5王子」の一人。

 5王子の中でも最強の頭脳を有するが、哀しいくらい心が(実家の懐具合より)貧しい。その心を見透かされ、知性の神憑依されキン肉マンスーパーフェニックスとなる。

 もともとはメイン画像のようなスーパーフェニックスマスクとは全く異なる顔だったのだが、だんだん作者が描くのが面倒になってきたのか、(演出として)回想シーンでは一貫してスーパーフェニックスマスクで描かれるようになった。アニメでは明確に回想シーンでも元の顔で描かれている。

 原作ではスーパーフェニックスのまま退場した(その後、新章で辺境の惑星にて開墾を行っている)が、アニメ版においてはビビンバと良い仲になった。

 アニメ版によれば、キン肉親子に匹敵するほどオナラがクサい


来歴

 彼は5王子の中で最も才気に恵まれており、幼少のみぎりから神童と称される超絶天才児だった。生後数か月にして世界各国の言葉を2日でマスター、12桁の掛け算を暗算で解き幼稚園に入る前から大学の勉強すらできるようになっていた(計算上、IQは300を超えていることになる)。

 フェニックス家は貧しく、食うにも事欠いていたのだが、その才能を惜しんだ・シズコは筋肉の滝(マッスル・フォール)のを顔に刷り込み、本来王家しか使えないフェイスフラッシュを使える特異体質となった。

 それを知る由もないキン肉星の大人たちはフェニックスマンの才能を伸ばすべく、本来は王侯貴族や富豪の子息が通う名門幼稚園に特例入園を認める。そこでフェニックスは、王族であるというだけで大バカなのに何不自由なく暮らせるスグルの姿を見て、激しい嫉妬劣等感に苛まれることとなった。

 それから間もなくしてスグルは宇宙船に密航したブタと間違えられて地球に捨てられ、あろうことか王位はこの忌々しいブタに乗っ取られてしまう。

 時は流れて、忌々しいブタがヘラクレスファクトリーに通い空位となったのを見た大王真弓養子をとると宣言し、優秀なルーキー超人たちを競わせる武闘会を開催。フェニックスはこれ幸いと出場し、テコの原理を利用したテクニックでトーナメントを破竹の勢いで勝ち進んだ。しかし、決勝戦の最中に父が工事現場事故死したとの報を受け、泣く泣く決勝(※)を辞退。その後、忌々しいブタがHFを卒業し王位を継ぐも、地球でキン肉マン=スグルが発見されたことに伴い、何やかんやあって真弓は忌々しいブタを追い出し王政復古に成功した。

 こうして一世一代の出世の機会を逃したフェニックスマンは自らの出自を恨み、キン肉マンに対する逆恨みを募らせながらも病弱な母の介護に携わる。

 そして運命の1984年が訪れ、邪悪五神に魅入られたフェニックスは知性の神と融合し、キン肉マンスーパーフェニックスと成り果てるも、王位争奪戦最後の戦いでキン肉マンのマッスルスパークを受け、絶命。直後に超人の神に認められ、王位を継いだキン肉マンのフェイス・フラッシュで甦生したことにより改心し、完全に知性の神と分離した。


 その後、新章にてボーボーにを伸ばしたみすぼらしい姿で再登場。遥か辺境の星で黙々と農作業に励んでいたが、2年越しに知性の神と再会を果たしてしまう。


※ここで優勝した運のいい超人が、忌々しいブタに変わって真弓が養子だとぬかしたシゲル青年と思われがちだが、シゲルはジャイアンツ星出身でキン肉族ではないし、フェニックスの回想でも容姿が異なるため、別人の可能性も高い。また、スグル発見で養子の話は消えたとの事だが、周囲に散々競わせたり期待させたりした騒動からすれば何とも王家の手前勝手な政策であり、その後一度は養子になったはずのシゲルや優勝した超人がせめて王家に召し抱えられるか、あるいは生活費や職の面倒を見てもらった等の待遇とかを与えられてないのなら、何とも不憫な話になる。果たしてそこいらの裏事情の真相は・・・・?


関連項目

キン肉マン キン肉星王位争奪編 ラスボス 天才 貧乏

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