真・三國無双8
しんさんごくむそうえいと
概要
コーエーテクモゲームスが展開している“真・三國無双シリーズ”のナンバリングタイトル第8作目で、前作『真・三國無双7』から約5年ぶりの2018年2月8日発売。
プラットフォームはプレイステーション4。
これまでのシリーズ同様に三国志をベースとした物語や痛快な一騎当千アクションに加え、本作ではシリーズ初の試みとしてオープンワールドを採用し、一枚の広大なマップとして構成された中国大陸を舞台に、これまで以上に自由度の高いアドベンチャー要素が取り込まれている。
モーションシステムの一新
今作は『5』を除いて恒例だったチャージシステムを廃止し、ステートコンボシステムを導入。詳細はシステムを。
モード
ストーリーモード
本作では『5』以来の個人伝。1章から13章まである。今までの個人伝はステージ数が同数だったが、今回は武将によって異なる。そのため、早死した武将や後半に登場する武将はかなり短めなストーリー。逆に孫権など長寿な武将はかなり長い。
注意してもらいたいのが武将のストーリーモードと武将の登場する章の長さは異なるというところ。例えば、孫堅だと自身のストーリーモードは2章で終わるが、他の呉の武将を使った場合は3章まで登場する。
フリーモード
好きな章と勢力を好きな武将でプレイができる。
システム
体力ゲージ
全てなくなるとゲームオーバー。なお本作では、以前のようにゲージの色が変わらず一貫して青色である。アイテム(活力粉、活力丸など)で回復可能。
無双ゲージ
無双乱舞を発動するためのゲージで、攻撃を敵にあてたり、アイテムを使ったり、老酒を拾うと溜まっていく。5までと同じように長い1本のゲージになった。
気炎ゲージ
無双ゲージの下にある緑色のゲージで回避や軽功、武器を持っていない時にダッシュをすると一定量消費していき、連続で使用して無くなるとそれらの動きが使えなくなる。尚、体力ゲージや無双ゲージと違って消費してもすぐに回復する。
ステートコンボ
□を連打することにより、連続で攻撃を行える。
フロー攻撃
敵の状態(気絶状態・空中にいる状態・ダウン状態)によって変化する攻撃。
リアウト攻撃
△ボタンで発動。臨機応変に繰り出されるアクション。
カウンター攻撃
敵が攻撃を仕掛ける際に頭上に△表示がされ、ボタンを押すと、敵に攻撃を受ける前に攻撃を仕掛けることが可能。
引き離し攻撃
接近状態で△ボタンを押して、敵を引き離す。
ダッシュ攻撃
敵が遠くにいる状態で△ボタンを押すと、一気に距離を詰めて攻撃する。
叩き落とし攻撃
空中で接近して△ボタンを押し、敵を叩き落とす。
ガード弾き攻撃
敵がガード中に△ボタンを押すと、ガードを弾く。
奇襲攻撃
敵に気付かれずに△ボタンを押し、攻撃を仕掛ける。
フィニッシュ攻撃
連続でコンボを決めたり、敵の体力が大福に減少した時に△ボタンを押すと、一気に敵を撃破できる。
トリガー攻撃
コンボの起点となる攻撃で自身が繋げたいフロー攻撃に持ち込むことが可能。長押しすることで、より強力になり、ガードも弾くことが出来る。
R1+□→一定時間敵を気絶状態にする。
R1+△→敵を空中に打ち上げる。
R1+✕→敵をダウン状態にする。
特殊技
R1+〇で発動。武将固有の強力な攻撃。発動中には属性が付き無敵だが、一定時間のクールタイムがあるので連発は出来ない。
無双乱舞
無双ゲージが満タンの状態で〇ボタンを押すと、必殺技を発動できる。『5』(厳密には『4』)までの移動式の長押し無双乱舞で、『5』や『戦国無双4』のように最後にフィニッシュ攻撃がつく。フィニッシュ攻撃は『6』までの無双乱舞と同様なのが多いが、一部変更されている。
乗馬・下馬
馬が近くにいる時に✕ボタンを押すと、馬に乗れる。また、乗っている時に✕ボタンを押すと降りることが出来る。
馬呼び
L2を押すと、馬を呼べる。更に、押し続けると走りながら馬に乗ることが可能。
回避
R2ボタンで気炎ゲージを消費しながら回避ができる。
鉤縄
高い壁が正面にある際、R1のマークが出た時にに押すと登ることが出来る。
弓矢
『4』ぶりに復活。下キーを押して弓を構え、□ボタンで撃つことが出来る。なお、普通の矢は無限に撃てる他、火矢や、毒矢なども使える。
登場武将
『真・三國無双7Empires』までに登場した計83名のキャラクターは続投し、全員新衣装で登場。全員が新衣装で登場するのは意外にも『5』以来である。また、場面に合わせ平服衣装も新たに追加される。
衣装は一部プロのイラストレーターが参加。男性陣は過去作で被っていた兜や帽子の復活があり、平服が追加されたためか軍師系の武将も以前より動きやすい格好となっている。女性陣の露出は前作までに比べると控えめではあるが、全体的に脚を露出する女性が増加している。
使用武器についても7では全員が各固有の得意武器を所有していたのに対して、今回は『6』以来の武器共有。その時代に似つかわしくない武器はリアル路線を奨める本作には合わないから(と言いつつ新武将の武器が排除された武器よりトンデモだったりする)である。
しかし、被りの数が極端で一つの武器に最高5人が集中していた『5』や『6』に比べると、平等に振り分けられており被りは最大3人までとなっている。また、動きはコンパチでもカテゴリー武器が違う武将がいる。
※太文字は新キャラ