声優:増谷康紀
武器:長柄双刀→5では重棒
無心に敵を斬りつけていく狂戦士。何故か片言で喋り、台詞はカタカナが基本になる。
諸葛亮からもいずれ叛乱に走る「反骨の相」の持ち主と評するが、劉備から重用されている。
シリーズ通して、仮面を被り素顔は見せず、獣皮が終始する奇怪な鎧に身を包まれて、ある意味で豪華である。
アクロバティックに地面に背中をつけて回転したり、トリッキーで野性的な戦い方をする。
劉表・韓玄配下時代からの同僚である黄忠や自身と同様、顔を隠している変わり者の龐統と行動を共にする場面が多い。
また『演義』で自分を斬り殺した馬岱には、やはりか苦手意識を抱いている(『6』では馬岱に対して「我……オ前……苦手……不思議……」との台詞がある)ものの、関係自体は良好で『OROCHI2』の陣地会話では、一緒に鬼ごっこをした事実が語られている。しかし和やかな雰囲気からの馬岱の「ここにいるYO!」には、背筋をゾクリとさせたプレイヤーは少なくないだろう……。
シリーズを通して劉備への忠誠心は高く、正史や『演義』のように裏切る分岐はほぼ無い。
ただし、唯一『無双3』の魏伝で蜀がラスボスであるルートの最終ステージ『成都の戦い』では、諸葛亮への不満を司馬懿に利用され、蜀を離反させられる。このステージは劉備を倒せばクリアとなる為、結果的にだが劉備さえも裏切っていると、ある意味貴重な場面である。
『無双OROCHI』で石川五右衛門に自身の宝(ナレーション曰く劉備との絆を示す大事なもの)を盗まれた際には、激昂し「我…オ前…許サン!」と怒りを露わにしていた。
『OROCHI2』では、佐々木小次郎の他、孟獲、祝融ら南中軍との特別会話がある。
蜀軍よりも南中軍にいる時の方が、馴染んでいる気がするのは気のせいではないだろう。
ちなみに公式のツイッターでエイプリルフールで「仮面脱ぎました」とまさかの女体化ネタをやった。