史実の諸葛亮に関してはこちら
概要
名前 | 諸葛亮(しょかつりょう) | |
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字 | 孔明(こうめい) | |
登場ナンバリング | 『初代』〜 | |
勢力 | 蜀 | |
所属軍 | 劉備軍→蜀軍 | |
CV | 小野坂昌也(1〜8)、深川和征(ORIGINS) | |
身長 | 180cm | |
武器 | 羽扇 | |
一人称 | 私 | |
呼び方 | あなた、皆(複数人)、皆さん(複数人)、〇〇殿(目上)、〇〇(目下、月英)、劉備→殿(劉備殿の時もある)、劉禅→劉禅様 |
尚、他の映画やゲームなどでは「孔明」呼びをされることが多いが、この作品では名前を呼ばれる時は殆ど諱で呼ばれている。
格ゲー時代からの皆勤賞。
人物像
容姿
整った顔立ちをしており、髭と切れ長の細い目が特徴。
衣装は全シリーズ全て白基調で、一般的な諸葛亮のイメージをそのまま受け継いでいる。また、『3』以降の作品では、衣装に太極図のモチーフが入っている。
帽子を着用しているが形が毎回異なっている。
『初代』〜『2』では髪を中に入れたやや長い帽子、『3』ではかぼちゃ型の帽子、『4』以降は小さな帽子となっている。
髪は黒髪のストレートが多いが、『5』ではややウェーブがかかっている。
『6』の学園衣装では生徒会長の服装。「やる気・元気・勇気」と書かれた襷に目がいく。
『7』の職業衣装では、五虎大将軍による戦隊ヒーロー「昇竜戦隊タイガーファイブ」に敵対する、悪の組織の総帥。
『MULTIRAID』の覚醒時は、白魔術師風に全身が白くなり、足元に太極図の紋章が浮かび上がっているが、髪や髭も白くなっているため、最早白魔術師というよりも仙人である。
性格
礼と義を重んじる丁寧で穏やかな話し方が特徴。…というキャラ設定だが、実のところは全てを見透かしたような言動が多く、敵に対しては遠回しに馬鹿にしたかのような言い方もするなど、腹黒さが見え隠れしている。
ただし、根が悪いわけではなく、寧ろ多くの民の幸せを願う劉備の志に共感し、共に仁の世を実現しようと尽力するなど本来は義に厚く情熱ある人物である。
劉備が天下を取るためなら如何なる手段も選ばないが、それ故に無理をしてしまうことも。龐統や法正といった有能な軍師が世を去った後は更に過労が重なり、妻の月英を心配させてしまうことも多くなっていった。
近年のナンバリングでは「計算通り」が口癖と化している。うまく行ったときはもちろん敗北や失敗時の負け惜しみとしても使われ、軍師ビーム(後述)と並んで無双諸葛亮の代名詞となっている。
活躍
「臥龍」の異名を持ち、恐れられた天才軍師。特に司馬懿、周瑜、魯粛といった他国の軍師や策略家からはその知謀を警戒されている。「三顧の礼」の末に劉備に迎えられ、赤壁の戦いでは孫呉を「自分たちと戦うように」と説得し、天文学にも通じていたことから東南の風を利用(東南の風の発生などに対しては各シリーズで描写が異なる)。その勝利に大きく貢献した。やがて曹操や孫権とも渡り合える国をつくり、天下三分を成し遂げる。その後は、孫呉とも同盟関係が崩れ、自身が多大な信頼を置いていた名将・関羽を失うが、孫呉との争いに意味はないと考え、同盟関係を修復。彼らと連携した北伐を企て、その際に天水の麒麟児と呼ばれた姜維を軍に入れることに成功。師弟関係を築き、彼に跡を託す。
交友関係
劉備
君主。絡みは史実のような「水魚の交わり」を体現したものである。三顧の礼で劉備の道を示し、その後は彼の天下を掴むために劉備を補佐。彼の最期には仁の志を託される。
月英
諸葛亮の妻。「孔明様」と呼ばれる。いつも休むことなく策を練る諸葛亮を陰ながら支える存在。
夜遅くにこっそり抜け出して虎戦車の改良に勤しむが、夫は全てお見通しである。
姜維
諸葛亮の弟子。「丞相」と呼ばれている。この「丞相」はファンの間での愛称にもなっているが、たまに帽子が「シューマイ」に見えることからこう呼ぶ人もいる。
天水で仲間に入れて以降師弟関係を築いていく。
魏延
蜀の武将。諸葛亮からしばし蛮勇への注意を受けるなど、関係はギクシャクしている。ただし無双の魏延は劉備に絶対的な忠誠を誓っているため、正史や演義と異なり裏切ることはない。
陸遜
呉の大都督。敵ではあるが「先生」と呼ばれ、尊敬されている。
バトルスタイル
羽扇が武器。司馬懿ともども『軍師ビーム』と呼ばれるビームを出すことで知られる。
『初代』から『1』を除くシリーズでビームを出す。『5』以降は風や雷をも操る。更に『初代』と『5』では念力で敵を浮かせる人間離れした技を披露。
4までは羽扇そのもので叩いたり切ったりしていたためリーチがなく、使いにくかったが、『5』以降は風を使った攻撃を主に使用するようになったために使い勝手が良くなった。
シリーズの動向
「初代」格ゲー。ビームを出すという衝撃な攻撃技も持っており、初めて見た人の度肝を抜いた。
『1』唯一シリーズでビームを出さない。
『2』ビーム復活。この当たりから超人的なイメージが強くなり、赤壁での風も自分で起こしているような感じである(そのポーズがなかなか面白いので見たい人は是非)。
『3』このシリーズから服に陰陽を表した模様があしらわれた。妻の月英が初登場し、夫としての諸葛亮も見られるように。
『4』夷陵前の激昂する劉備を止める役割のシーンが追加される。
『5』白羽扇のデザインが変更(緑の部分が増えた)。
諸葛亮伝及び月英伝では今までの天才的な描写に加え、過労により倒れる部分もある追加されている。
『6』ストーリーモードでは三顧の礼(=諸葛亮と劉備の出会い)が細かくムービーになっている。この当たりから何でもかんでも負け惜しみの様に「計算通りです」を連発するように。
『7』蜀のイメージカラーである緑の割合が増えた。
徐庶が6Empiresで追加されたため、彼との関わりも増えている。また前作より、悩む描写が増えるなど多少人間らしくはなった。史実ストーリーでは後半の蜀を支える1人となり、活躍の場面も多い。一方でIFでは龐統が生きていたり、徐庶が蜀軍に加入しているため活躍の場はあまりない。が、陸口の戦いとかは流石。
『英傑伝』徐庶の紹介で劉備軍に入る。持ち前の頭脳で火の力を使いこなし、夏侯惇軍を圧倒。その後の赤壁では周瑜と共に水、木、火の力を組み合わせて曹操の大船団相手に勝利を収める。
『無双OROCHI』劉備を人質として捕られているために遠呂智と妲己に従っている状態で登場し、ステージによっては司馬懿と組んで織田信長に「古の軍師が相手か」とも言われた。魔王再臨の遠呂智ルートでも早い段階で登場し、孫呉と戦い孫策たちに降伏を迫ったりしている。
その一方で同時に上田城の趙雲に、島津義弘と星彩を差し向けて逃がしたり、妲己を捕える算段を整えていたりと、曹丕&石田三成コンビとは別途の暗躍で遠呂智軍を内部崩壊させて、遠呂智を倒し劉備を救出する手筈を整えていたのであった。
『2』今孔明の異名を持ち、同じく志半ばで逝った竹中半兵衛と交友もある。