『ギアエンジン!』『ファンキー!』
『ギアリモコン!』『ファンキー!』
「「潤動!!」」
『Engine running gear』
『Remote control gear』
スペック
※両者ともに共通のスペック
- 身長:202.0cm
- 体重:103.5kg
- パンチ力:30.5t
- キック力:37.2t
- ジャンプ力:48.6m(ひと跳び)
- 走力:1.77秒(100m)
- 必殺技:ファンキードライブ
概要
『仮面ライダービルド』第23話より登場する鷲尾兄弟が、ネビュラスチームガンを用いて変身する西都所属の戦闘兵士。
変身システムには劇場版に登場した最上魁星が開発した“カイザーシステム”が用いられており、カラーリングを除いてカイザー及びカイザーリバースと瓜二つの姿をしている。
最上と繋がりがあったとされる難波重工によって強化・改良がなされており、ファウストに所属していた事のある内海成彰が主導となって開発された模様。
その戦闘力はオリジナルを遥かに上回っているらしく、ハザードスマッシュへとパワーアップした北都三羽ガラスは勿論、グリスやビルドの強化形態であるラビットタンクスパークリングフォーム及びクローズの強化形態であるクローズチャージでは全く歯が立たない程の戦闘能力を有している(暴走状態に陥ったラビットタンクハザードフォームに対してはクローズチャージが暴走を止めた事もあり、未知数。ただし、暴走前の状態でもそれなりに健闘はできていた)。
※ただし、オリジナルのカイザーは基本的にそれぞれ単独での戦闘でライダー達を圧倒していたため実際にどれほどの差があるのかは不明瞭。
更に兄弟ならではの息の合った見事な連携プレイがその強さに拍車をかけており、劇中では黄羽を殺害している。
本人たちも自身の強さに絶対の自信があり、助力を得るべく東都に避難した一海・赤羽を追いかけて平気で領土を侵犯して来た。
これほどに強大な戦闘能力を誇っている戦士ではあるが、西都所属の仮面ライダーであるローグ直属の部下であるらしく、彼が現場に登場すると「俺たちの出番はここまでだ」とあっさりと身を引いていた。
元がネビュラガスとバグスターウイルスを組み合わせて作られたシステムなので、仮に同様の設定であれば、変身者の鷲尾兄弟はハザードレベルが高いのはもちろん、バグスターウイルスの抗体も持っている可能性がある。
エンジンブロス
声:奈須田雄大
弟の鷲尾雷がネビュラスチームガンとギアエンジンを用いて変身した姿。カイザーリバースの赤色だった部分が白色になった姿をしている。
戦闘時はスチームブレードを駆使した剣術を主体とした戦法で敵を圧倒する。
変身の際は、ネビュラスチームガンを上に向けて行う。
リモコンブロス
声:足立理
兄の鷲尾風がネビュラスチームガンとギアリモコンを用いて変身した姿。カイザーの青色だった部分がダークグリーンになった姿をしている。
ネビュラスチームガンを駆使した銃撃戦を得意としており、更にライフルモードによる狙撃も行う。
変身の際、ネビュラスチームガンを前に向けて行う。
ヘルブロス
鷲尾風がネビュラスチームガンとギアエンジン・ギアリモコンを用いて変身した姿。
バイカイザーに相当する形態であるが、こちらは2人が合体するわけでは無く、ギアエンジンとギアリモコンを連続で起動することで1人で変身が可能。
使用ツール
ブロスが使用するギアと呼ばれる変身アイテム。
本編既出の「トランスチームガン」の変更モデル。
変身前、変身後ともに共有して使用する。
本編既出。ネビュラスチームガンと合体可能。
必殺技
- ファンキードライブ
ネビュラスチームガンにギアリモコンもしくはギアエンジンを装填して発動。歯車のような形状をしたエネルギー弾を発射する。
- ファンキーショット
スチームブレード・ライフルモードにギアリモコンもしくはギアエンジンを装填して発動。
第23話ではエレキスチームと合わせて繰り出された。
第27話ではヘルブロスがバットフルボトルを装填して繰り出した。
余談
変身者名前及び、各ブロスのカラーリングはそれぞれ風神と雷神からきているものと思われる。
なお、公式ホームページではシステム上は同じ流れを汲む、ナイトローグやブラッドスタークと同じく、スマッシュの項目で紹介されている。
「ブロス」という名前の由来は、おそらく「ブラザーズ」の略の「bros」からか。
関連タグ
カイザー/カイザーリバース/バイカイザー:元になったシステム。
ダブルアクションゲーマーレベルXX:こちらは前作のブラザーズ。(と言っても厳密には兄弟ではないが)一つの武器を共有して使うところも共通している。
電光石火ゴウライジャー:雷神がモチーフ、兄弟が同じアイテムで変身するなど共通点が多い。