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コジシボイジャー

こじしぼいじゃー

宇宙戦隊キュウレンジャーに登場するキュウボイジャーの一体(※メイン画像のガルの顔上でじゃれているロボ)。ラッキーの幼少時代からの唯一の親友『シーザー』でもある。

概要

かつてラッキーが幼少時代に父・アスランより与えて貰った獅子の姿をした掌サイズの機械生命体(正確にはサイボーグの模様)。ラッキーはこれへ『シーザー』と名前を付け、幼い頃からの唯一の“親友”(※)として一緒にいた。

この関係はラッキーが両親と離ればなれとなり、コジシ座星系・惑星ルースで暮らす事になっても変わらなかったのだが、ある時ラッキーが両親を捜す為単身ルースを飛び出した際、シーザーと一旦別れる事になる。そしてその際、ラッキーは『お前が危ない目に会ったら絶対助けに行く』と言ってシーザーと約束を交わした。

※…これに対して、ガルを始めとするキュウレンジャーの事は頼れる“仲間”としている。

そしてSpace.36、キュウレンジャーとなりジャークマターの本拠へ向かっていたラッキーは故郷よりの救難信号を受信。仲間達と共にルースへ降り立ちシーザーと再会。直後にルースにあると言う『伝説のマシン』を探すコジシ座系カローウンジェットにマシンの『子供』と判断されて捕らえられ、親に当たるマシンを呼ぶ餌扱いされるがキュウレンジャーの力を見せたラッキー達に無事救出される。

するとこの時が来るのを待っていたかの様に、シーザーは自分の口からコジシキュータマを吐き出してラッキーに与える。それをセイザブラスターへ装填した事でシーザーは巨大化、本来の姿である伝説のマシン・コジシボイジャーとなったのである。

コンパクトだが力強い四肢を使ったアグレッシブな接近戦が得意で、果敢に敵へ飛び掛かり圧倒する。他のキュウボイジャーと違いキュータマコクピットへの搭乗者が必要でない自律行動機だが、コジシキュータマをコクピットにする事でシシボイジャーが飛来。それへコジシと他のキュウレンジャーが乗ったキュータマコクピット4機が接続、コジシボイジャーと合体する事でスーパーシシボイジャーへと変化。シシボイジャー由来の推進力を獲得して敵へと突貫する。

更にこの状態からコジシ以外のキュータマコクピットに対応するキュウボイジャーが実体化して合体・各部変形する事でスーパーキュウレンオーとなる。

キュウレンジャーに合流後、シーザーはガルと意気投合しSpace.41では意思疎通を交わせるレベルの仲になっていた。それにより、ラッキーと同じく付き合いが深かったアスランがジャークマターに刺客として組している事をガルに伝える事が出来た。

余談

ラッキーがシーザーに持つ『唯一の“親友”』と言う認識は、一言聞いただけでは他のキュウレンジャーに対する認識(頼れる“仲間”)を上回っている様にも聞こえる。

しかし実際は、『親友=最優先で守るべき存在』『仲間=お互い頼り合って困難を乗り越える同志』と言うラッキー独自の解釈と思われる。敬愛する父から与えられたシーザーを最優先で守ろうとしたのは、両親の記憶を消した自分(※)が父に愛されていた証を失いたくなかった面もあったのであろう。

※幼少期に両親と離ればなれとなってルースに逃げ延びた過去は、ラッキーにとって耐え難い心の傷。それから自我を守るべく、当時の記憶を自ら消している可能性が示唆されている。

だが、シーザーと再会した時のラッキーはキュウレンジャーの一員として、自らの故郷を救える力を持っていた。そして、それを見届けたシーザーは体内に封じていたコジシキュータマをラッキーへ託し、本来の姿へ戻る事で守られる存在=“親友”の立場を返上。続くSpace.37でラッキー達と共に仇敵を打倒し、シシ座系惑星・カイエンを開放・奪還した。

どうやらこの時点で、シーザーもまたラッキーの頼れる同志=“仲間”になったと思われる。ラッキー本人はその事へ言及していないが、彼の解釈に変な勘繰りを持ったガルがシーザーと良好な関係を築いているのが何よりの証拠だろう。

※ガルの方もこの推測へ、頭では無く感覚で辿り着いていると思われる。流石はシーザーより早くラッキーの“仲間”になった男と言うべきか。

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宇宙戦隊キュウレンジャー キュウボイジャー ラッキー(キュウレンジャー)

ガオライオンギンガレオン:過去の戦隊における戦隊レッドのパートナーを務めるライオンモチーフメカ。後者に付いては地球外の惑星出身と言う設定。

ガブティラ:同じくレッドのパートナーにして親友であり、後に小型化(ミニティラ)して傍に居る事が出来る様になる等、共通点が多い。

ライオンクリーナーフォーム:初登場回の30分前に出たフォームで、モチーフの片割れにライオンを用いている。

クエルボ(キュウレンジャー):もう一人のレッドであるホウオウソルジャー/鳳ツルギの“親友”。だが、自分が嫌いな自分から目を背ける為としてもツルギの“親友”で居続けたので、お互い頼り合える“仲間”になる事は出来なかった(※実際本人も「ツルギを“仲間”だと思ったことは無い」とSpace.46で発言している)。

その事実に本人やツルギも気付いて無かったが、そこをドン・アルマゲへ付け込まれて惑わされた結果、完全に道を踏み外す事となった。

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