本来の意味でのバトンタッチ
pixivではこちらの意味合いで使用されることが多い。
ポケモンの技
技のデータ
初出 | 第2世代 |
---|---|
PP | 40 |
タイプ | ノーマル |
ぶんるい | 変化 |
範囲 | 単体 |
効果 | 控えのポケモンと入れ替わる。入れ替わりに出たポケモンは能力変化・一部の状態異常を全て引き継ぐ。 |
概要(ポケモンの技)
第2世代から存在する技。
控えのポケモンと入れ替わる、という技。
但しただ入れ替わるのではなく、交代前のポケモンに掛かっていた能力変化及び一部の状態異常を全て引き継ぐ効果がある。
全ての能力変化を引き継ぐ都合上、主な使用方法は後続のサポート。
戦術だけでもかそくバトン・つるまいバトン・みがわりバトン等種類は様々。
特にテッカニンの鉄火バトン・フワライドのちいさくなる+かるわざバトンと言った戦法は有名どころ。逆に言えば読まれやすいとも言えるが。とはいえふきとばしやほえるをされなければ読まれても関係ないが。
他にも、あえて素早さの遅いポケモンが後続を無償降臨させる為に素の状態で使う方法もある。
特に紙耐久アタッカーと交代する時は、素で交代する時よりも安全である。
欠点は能力下降ややどりぎのタネ・いえき・混乱も丸ごと引き継ぐという事。
場合によっては自身を不利にするため注意しよう。
特にほろびのうたのカウントまで引き継ぐ点には要注意。
後あまり無いパターンであるが、後続もバトンタッチを覚えていると何故かアンコールが成功してしまう。気をつけよう。
シングルの思考停止嵌め増加の一端として問題視されている技でもある。
お膳立て→バトンタッチ→無双という流れ自体が容易く、タイプ相性ぐらいなら簡単に消し飛ぶ。
バシャーモ問題視の真の理由がこの技とされ、かげぶんしんからのバトンも高レートで増加しており、ほえるやふきとばしがなければほぼ確定で詰む。
そしてほえるやふきとばしを安定した意味で使えるのはスイクンやカバルドンぐらいしかいない。
ポケモン竜王戦第3回でも、バシャーモのつめとぎバトンからのさいみんじゅつという思考停止が優勝した。
ただ、受けループやみがわりはねやすめ嵌め、しんかのきせきといった他の独占勢とは違い、仕様上ほえるやふきとばし一つで壊滅的にできる。バトン側もほえるメタのほえるやマジックミラーがあるが、技スペやタイプの都合上かなり不安定になる。
このためほかの上位勢よりはやや落ちる。
それでも上記の通りの運ゲーと思考停止は間違いなく問題であり、1上昇しか引き継げないように、そもそも回避補正自体を廃止か1しか上昇しないように、など調整案が挙げられている。