ガシャットギアデュアルβ
がしゃっとぎあでゅあるべーた
「Let's Going King of Fantasy!」
「デュアルアップ!タドルメグルRPG! タドルファンタジー!」
「I ready for Battleship!」
「デュアルアップ!スクランブルだ!出撃発進!バンバンシミュレーションズ!発進!」
概要
『仮面ライダーエグゼイド』本編第18話から登場した新たなライダーガシャット。
第16話で鏡飛彩から奪取したタドルクエストガシャットと、第18話で花家大我から奪取したバンバンシューティングガシャットの2つをバージョンアップさせ(元のガシャットは現存している)、ダブルアクションゲーマーへの対抗策とするために檀黎斗が開発した。
第19話で飛彩がゲンムから奪取。ファンタジーゲーマーレベル50へと変身した。
第20話ではレベル50への変身によって負傷した飛彩から大我が奪取。シミュレーションゲーマーレベル50へと変身した。
飛彩と大我の使用するガシャットをバージョンアップさせたガシャットのため、どちらの所有物というのは厳密には決まっておらず、状況によっては使用権を譲ることもある(飛彩が負荷を克服しきれていないこともあり、大我が使用する場面が多かったが)。
1本目は最終的に第29話より飛彩が所持することとなり、第31話で黎斗により2本目が制作され大我に授与された。
ゲームの内容
『タドルファンタジー』は黎斗曰く「主人公の魔王が勇者を倒し世界を征服するゲーム」とのこと。
『バンバンシミュレーションズ』は「戦艦を操って敵の軍を殲滅するシミュレーションゲーム」(ニコによる推測)。
性能
レベルはパラドが使用するガシャットギアデュアルと同じく50。
ゲンムが散々手を焼いたダブルアクションゲーマーを、ファンタジーゲーマの一撃で変身解除させるほどの力がある。
しかし、これまでに登場したガシャットと大きくレベル差が開いているが故に扱いが難しく、更にその強大な力は戦闘に関係した機能のリミッターを全て解放するシステムによるものである為、変身者への負担がかなり大きいと言うデメリットがある。
大我はプロトガシャットの使用経験やライダー最長の戦闘経験値を有するためか負荷を克服しているが、一方で飛彩は制御こそ可能だが負荷を完全には克服しきれていなかったが、第29話以降は克服し、難なく使いこなしている。
ファンタジーゲーマーについてはファンタジーゲーマーレベル50、シミュレーションゲーマーについてはシミュレーションゲーマーレベル50の項を参照。
余談
あくまで推測だが、前述のガシャットギアデュアルβによる2フォームは仮面ライダーパラドクスのパズルゲーマー・ファイターゲーマーとの相性補完もなされている。
- ファンタジーゲーマーは魔法でパズルゲーマーのエナジーアイテムによる強化を無効にできるが、単純なパワータイプのファイターゲーマーには押されやすい。
- シミュレーションゲーマーは単純な火力と射程の長さで飛び道具の無いファイターゲーマーを圧倒するが、火力や攻撃のリーチをエナジーアイテムで強化できるパズルゲーマーとは相性が悪い(ファイターゲーマーも自分の足でエナジーアイテムを取りに行くか、マイティブラザーズXXを使って分身してパズルゲーマーにエナジーアイテムを与えられれば同じことは可能)。
これらの相性から、恐らくは黎斗がパラドに反逆された時の事も考慮して開発したパラドクスへの対抗手段でもあったのではないかと考えられる。
なお、ガシャットギアデュアルβは当初は1つしか存在せず、ファンタジーゲーマーとシミュレーションゲーマーが同時に並び立つ事はできなかった。しかも肝心のパラドクスは第29話でレベル99の力を獲得し、パズル・ファイター両方の力を同時に使えるようになってしまった為、パラドクスの攻略難易度は更に上がってしまった。
しかし第31話のラストで檀黎斗が二つ目のガシャットギアデュアルβを作成した事で両者がようやく並び立てるようになり、同時にレベルを低下させる能力を持つゲンムレベル0と協力関係になったため、再び攻略できる可能性が見えてきた。
最終的に第三勢力の登場でパラドクス攻略どころではなくなったが、パラドクス自身が人間を守るために戦うと決意したため事なきを得る。
逆に言えば、お互いの短所を補完し合えるとも言える。
作中ではゲーマドライバーで使われているが、玩具版ではパラドと同じく単体で使用した際の音声も収録されている(起動と待機の音声は変更なし)。
【タドルファンタジー】
「DUAL UP! Satan appeared! Say ”MAOU”! TADDLE FANTASY!」
【バンバンシミュレーションズ】
「DUAL UP! Enemy Incoming! Shoot! Down! Them! BANG BANG SIMULATIONS!」