曖昧さ回避
西武特急『レッドアロー』の概要
西武鉄道の特急である。現在の定期列車は新宿線には"小江戸"、池袋線系統には"むさし"、"ちちぶ"を設定している。
なお、乗車時はインターネットや受付で事前に特急券の購入が必要になる。但し、直前の列車ならレッドアロー停車駅ホームの自動券売機で購入が可能となっている。
西武5000系
1969年に初代レッドアロー(5000系)がデビューする。当初はちちぶ号のみだったが、その4年後の1973年にむさし号の運用も始まる。1970年に鉄道友の会からブルーリボン賞を受賞。当初は4両編成で運転されていたが、1978年までに6両編成6本36両にそろえられた。過去には"おくちちぶ"(新宿線~秩父方面への直通便)、"こぶし"(登山客向け。夜に運行され、車内で仮眠できる)運用も存在した。1996年に引退となったが、一部(2編成6両)は富山地方鉄道に譲渡され、16010形として運行されている。
西武10000系
1993年に2代目となるニューレッドアロー(NRA)10000系がデビューし、その際新宿線に小江戸号も設定された。跳んで2011年、拝島線に初となる特急列車が運行、同年12月12日~12月18日に限定運行をした。
停車駅
池袋線特急『ちちぶ』・『むさし』
池袋駅 - 所沢駅 - 入間市駅 - 飯能駅 - (横瀬駅) - (西武秩父駅)
()付きは『ちちぶ』のみ停車。
『ちちぶ』は、池袋駅~西武秩父駅、『むさし』は池袋~飯能駅での運行。
野球開催日にはドーム号が運用され、こちらは池袋駅 ~ 所沢駅 ~ 西武球場前駅を結ぶ。
新宿線特急『小江戸』
西武新宿駅 - 高田馬場駅 - 東村山駅 - 所沢駅 - 狭山市駅 - 本川越駅
関連項目
西武鉄道 特急 5000系 10000系・西武10000系 西武新宿線 西武池袋線