概要
声優
沼田祐介 | アニメ『ドラゴンボールZ』 |
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島田敏 | SFCゲーム『ドラゴンボールZ 超武闘伝2』 |
中原茂 | PSゲーム『ドラゴンボールZ 偉大なるドラゴンボール伝説』 |
鈴置洋孝 | PS2ゲーム『ドラゴンボールZ』シリーズ、『ドラゴンボールZ Sparking!』シリーズ |
藤本たかひろ | アニメ『ドラゴンボール改』、PSPゲーム『ドラゴンボール タッグバーサス』 |
セル完全体が孫悟飯の仲間を痛めつけるために生み出したミニ分身。
全部で7体生み出された。
姿形は完全体のセルの頭身をそのまま3頭身ほどに縮めたような容姿で、体色は青。
性格は無邪気かつ残虐。知性はあまり高くなさそうであるが親のセルには忠実で、ある程度であれば人語を話すことが出来る。
また、セルの遺伝子情報を受け継いでいるようで、彼と同じようにZ戦士の技を使いこなすことも可能。アニメ版ではかめはめ波、魔貫光殺砲、セルも使わなかった気功砲などを使用した。
戦闘力はセルゲーム開催時のベジータ、トランクスがやっと互角に戦えるレベル(アニメではピッコロもなんとか戦えるぐらいであった)で、Z戦士たちは苦戦どころか途中からはリンチに近い扱いを受けていた。恐らく、ベジータに手も足も出なかったセルの第2形態よりは強いと思われる。
ヤムチャの腕を折ったり、無防備なクリリンを一方的に叩きのめし、悟空らを執拗に痛めつけるなどして悟飯の怒りを誘った。アニメでは瀕死のクリリンを人質にとるなど親に負けないほどの卑劣さを見せた。が、悟飯におびえ逃げだした。その後は悟飯に完敗した。
セルジュニアが粉砕される様は原作では目玉や脳が飛び散るなどかなりグロテスクな描かれ方をしているが、アニメ版では(悟飯の手刀によって真っ二つになるなどの表現はあるものの)絶命の瞬間に爆発するなど表現がマイルドになっている。これらのことからセルと違って自己再生能力はないようである。
セルジュニアたちが敗死した時、セルは悟飯の力に驚き喜んでいたため子供たちの死をどう思ったのかは不明。しかし、ドラゴンボールゼノバース2では「よくも私の息子たちをやってくれたな……」と主人公に言う。
ちなみにドラゴンボールヒーローズシリーズでは幼少期のゲイツのような立ち方をしている。というか完全にソレである。
『ジャンプビクトリーカーニバル2018 公式ガイドブック』に掲載された特別漫画では、人造人間17号が管理する南の島(モンスター島)に棲息するセルジュニアとそっくりな容姿と同等の戦闘力のモンスター『偽セルジュニア』(数も同じく7体)が登場。この漫画は『ドラゴンボール超』(原作:鳥山明 / 漫画:とよたろう)のコミックス第8巻巻末にも収録されている。