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シナンジュ・スタイン(機動戦士ガンダムNT)の編集履歴

2019-01-20 01:03:48 バージョン

シナンジュ・スタイン(機動戦士ガンダムNT)

しなんじゅすたいん

シナンジュ・スタイン(MSN-06S-2)とは、劇場版アニメ『機動戦士ガンダムNT』に登場するモビルスーツである。

避けるなよ、コロニーに穴が空いちまうだろうが……


カタログスペック

頭頂高22.6m
本体重量23.1t
全備重量54.2t
ジェネレーター出力3,240kW
スラスター総推力128,600kg

概要

宇宙世紀0094年6月15日に、ジオン軍残党『袖付き』に強奪(に見せかけて違法譲渡)された、2ユニットの「スタイン01」の内の一機。

型式番号MSN-06S-2が示す通り、同機の『第二種仕様』を意味する(モビルスーツの型式番号則では、末尾の[2]は『二番機』を意味しない)。


赤い彗星の再来」ことフル・フロンタルのために大幅にカスタム・アップされたシナンジュと異なり、外観的にはエングレービングが施された程度と、原型機からの仕様の差異が小さい。しかし、ジェネレーター出力、スラスター総推力はシナンジュと同値であり、かつ軽量なため、単純なパワー・ウェイト・レシオの値ではむしろ上回っている


武装面においても、改修に伴い前腕部に『袖付き』共通のエングレービング装甲は付けられたものの、シナンジュでは廃止されてしまった原型機前腕のビームサーベルのリフトアップギミックは、エングレービング装甲をブロック状に分割させる事でそのまま活かされている。


機体解説

概要の通り原型はシナンジュ同様、アナハイム・エレクトロニクス社が『UC計画』及びユニコーンガンダム開発のためにロールアウトさせたデータ検証用試作機シナンジュ・スタインである。当該機体は、サイコフレーム実験機であり、ユニコーンガンダムに搭載されたインテンション・オートマチックも導入されているが、あくまで評価試験用であり、人間が扱うにはあまりにもピーキーに過ぎる操作性故に、実戦への投入は想定されていなかった。


宇宙世紀0094年の強奪事件以降は、1ユニットを『袖付き』が運用し、残された当機(原型機)はスポンサーの一組織であるジオン共和国軍極右派閥が秘匿していたが、宇宙世紀0097年において、地球連邦軍を出し抜きつつフェネクスを捕縛するため、所属組織のカモフラージュとして袖付き』(=テロ組織)の組織名の由来となったエングレービングを施した上で、実戦に投入された。この処置は、フェネクスに干渉する事自体が、地球連邦軍参謀本部への「反逆」と受け取られかねない、高度な政治的要因を孕んでおり、且つ、連邦軍とミネバ・ラオ・ザビ姫殿下の間でサイコフレームの封印協定が結ばれていたことから、サイコフレーム採用機であるシナンジュ・スタイン協定違反兵器に該当してしまうためである。(ジオン共和国は自治権を認められているだけで、あくまでも地球連邦政府に加盟しているサイド政庁である。)


パイロットには、機体性能を可能な限りフルに引き引き出すため、精神的安定性に多大な不安要素を内包するものの“「赤い彗星の再来」候補”の一人として調整された(しかし最終的に「失敗作」の烙印を押された)強化人間である、ジオン共和国軍所属ゾルタン・アッカネン大尉が選抜されている。


ガンプラ

1/144スケールではHGUCとして2018年10月27日に発売。シナンジュの仕様変更。

1/100スケールではMGとして2019年1月発売。MGシナンジュ・スタインの仕様変更である。


関連項目

機動戦士ガンダムNT 機動戦士ガンダムUC

ジオン共和国

ゾルタン・アッカネン

サイコミュ サイコフレーム


ハルユニット装備

Ⅱネオ・ジオング

原型機

シナンジュ・スタイン

異種仕様機

シナンジュ

『UC計画』完成機

ユニコーンガンダム バンシィ フェネクス

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