概要
『仮面ライダー555』に登場するライダーズギア(通称「3本のベルト」)の1つで、仮面ライダーカイザの変身と戦闘に必要なツール一式の総称である。
ファイズギアと同様に普段は銀色の専用アタッシュケースに収められている。
3本のベルトの中では最新式となっている。
ファイズギアが適合しない者を自動で弾く仕様になっているのに対し、カイザギアは誰でも変身できるが、適合しなかった場合、変身解除した途端に灰になってしまうという危険な代物である。仮に適合しようにも見えるも、徐々にベルトの力に蝕まれ、最後は灰化してしまう。
ただし、オルフェノクそのものであれば灰化の問題はないため、「人間の手に渡らないようにしたい」というオルフェノクの意図からすれば、結果的に好都合な仕様になった。
劇場版「パラダイスロスト」では菊池啓太郎が不適合者の人間でも一度だけ変身を可能とするドリンク剤「変身一発」を服用し、カイザに変身する。
戦闘後は啓太郎は灰化で死ななかったものの、カイザドライバーが灰になり変身できなくなった。
2017年8月、コンプリートセレクション・モディフィケーション版のカイザギアの発売が決定。
予約開始はもちろん9月13日になる。
内容
カイザドライバー
銀のベルト。これを腰に装着し、中央のバックルに(コードを打ち込んだ)カイザフォンを装填することで変身する。
草加を始め、斜めから装填するのがお決まりで、バックルの中も斜めにずらしてあるのが特徴。なお、ごく稀にファイズドライバーと同様に上から装填する事もあり、バックルの中も上から装填できるようになっている事がある(恐らく変身者に合わせてバックルが稼動しているのだと思われる)。
カイザフォン
携帯電話。ファイズフォンとは異なり回転開閉式となっている。913と打ち込んでカイザドライバーに突き刺すことで変身。
ファイズフォンと同様に光線銃「フォンブラスター」としても使用は可能。
カイザの顔を模した部分は「ミッションメモリー」と呼ばれるカイザの基本データを収めたメモリーカードで、引き抜いて他のツールに差し込む事で武器として使用可能になる。
ファイズギア、デルタギアに比べて、電子音声が低くくぐもった感じなのが特徴。
ちなみに形式番号は『SB-913P』の模様。
カイザショット
デジタルカメラ。手にはめることでパンチ力を増大させ、必殺のグランインパクトを放つ。ファイズショットと同様通常時は左腰に備えられている。
カイザブレイガン
主要武器となる銃剣。ミッションメモリーを差し込むことで通常のガンモードからフォトンブラッドの刃が伸びソードモードとなる。エクシードチャージ時には敵を拘束する光弾を放ち、必殺のカイザスラッシュを放つ。通常時は右腰の専用ホルスターに収められている。
カイザポインター
途中から追加されたデジタル双眼鏡。通常時はベルト後部に備えられている。必殺技のゴルドスマッシュを放つ際には足に付け、敵を捕捉する。
関連項目
ガジェット ツール 仮面ライダー555 仮面ライダーカイザ オルフェノク