概要
『スター☆トゥインクルプリキュア』に登場する香久矢まどか/キュアセレーネは文武両道のお嬢様ではあるが、プレッシャーに追い込まれると意外な脆さがあり、抜けた所を見せてしまうことがある。第9話で左右不揃いの靴下を履いてきてしまったり、第12話の映画回で自分以外の台詞まで全部言おうとしてしまったりするなどである。
なお、母親も「機密」を「積み木」と間違える等相当な天然ボケであるが、これが娘へ直接遺伝したのかは定かではない(まどかはボケを常日頃からかますようなキャラではない)。
タグの由来は紫キュアの先輩・剣崎真琴/キュアソードのポンコツタグ「ポンコツまこぴー」からであろうが、まどかを「まどぴー」と呼ぶキャラクターは現時点で存在していない。
紫キュアの呪い……なのか?
「関連タグ」をご覧いただけばお分かりだろうが、プリキュアシリーズで「ポンコツ」ネタが語られるのは紫キュアの割合が圧倒的に高い。これは紫キュアにはハイスペックなキャラが多く抜けた所とのギャップが目立ちやすいのに加えて、異世界出身者や追加戦士が多く、こちらの世界の流儀に不慣れでかますボケや、チーム加入前のクールさとの対比がネタとして語られやすいからである。
しかるに、まどかは「異世界出身」「追加戦士」のいずれにも該当しない。キャラ設定上はむしろ(正統派の)青キュア寄りで、特にこの3人に近い。従来の作品なら青キュアとして設定されていたほうが自然なぐらいである(しかも、『スタプリ』の初期メンバーで青枠は空いている)。青キュアであればネタキャラ化には定評があれど、「ポンコツ」ネタの対象とはされてこなかった(強いて言えば該当例もあるが、彼女の活躍当時は「ポンコツ」の概念が確立していなかったうえ、立ち位置は紫キュアに近く、また紫キュアに含める説もある)。
にもかかわらずまどかに「ポンコツ」ネタが語られるようになってしまったのは、ひょっとすると紫キュアとして設定されたことの因果なのかもしれない……。
また、近年になって紫キュアがポンコツネタで弄られやすくなったもう一つの要因として桃キュアがハイスペックなためドジっ子要素が薄くなる場合があるというのもあるかもしれない。
チームメイトでその作品の顔でもある桃キュアが従来の魔法少女モノの主人公と違い勉強ができアホの子ではないという特性を持っている場合、オーバーリアクションこそ健在なものの勉強ができるという利点のおかげで頭の回転が速くなり一見勢い任せに見えて意外に的を得ている言動も増えドジという隙を見せる機会が減る。そうなると作中のコメディーリリーフの描写が必然的に他のプリキュアにも回りやすくなってしまうのである。
「紫の呪い」は30分違いの世界にも及んでいるのか、この約1年前の紫の戦士がシリアスから一転して激烈にネタキャラ化したのはまだ記憶に新しい。その前には彼の例もある。
関連イラスト
関連タグ
ポンコツまこぴー ポンコツいおな ポンコツリコピー ルールーの今日のご飯:歴代紫キュアのポンコツ化タグ
妖精と高校生2人組以外全員作られている。どうしてこうなった。ちなみに妖精はタグこそないもののそれらしい面はあり(もとより現役時は「ポンコツ」ネタは盛んではなかった)、高校生二人は無理すんなネタでイジられることがある。