概要
尾田栄一郎は、熊本県出身の漫画家。1975年1月1日生まれ。東海大学卒業。愛称は尾田っち。連載漫画は週刊少年ジャンプの『ONEPIECE』のみで、その他は短編の読切作品。
油絵が趣味だった父親から影響を受けて幼い頃から絵を描き始め、4歳の時に漫画家という職業を知って
「大人になっても働かなくていいんだ!」
と思って漫画家を目指したという。先生、漫画家も立派な仕事です。
初めて読んだ漫画は藤子不二雄の『怪物くん』で、小学5年生の時に『キャプテン翼』の影響からサッカー部に入部し、このサッカー経験が後に漫画内でチームの楽しさを描くきっかけとなったらしい。
過去に甲斐谷忍・徳弘正也・和月伸宏などのアシスタントを務めており、武井宏之や鈴木信也などはアシスタント時代の元同僚。他には島袋光年や岸本斉史とも親交が深い。最も尊敬する漫画家は鳥山明。
『ONEPIECE』連載中にミュージカルでナミ役を演じた舞台女優と結婚している。
趣味は映画鑑賞や落語。古い時代劇・西部劇などが大好きで、特にマキノ雅弘監督(俳優の津川雅彦さんの叔父)の作品である任侠時代劇『次郎長三国志』シリーズを偏愛しているという。
質問コーナー「SBS」で全力を挙げてふざけるのはあまりにも有名。
おっぱいバカなのは読者からもさんざん指摘されている上に本人も認めており、弟弟子の鈴木信也の自伝漫画でも「グラビア巨乳好きの尾田先生」と紹介されている。
そうした先生の趣向なのか不明だが、読み切り漫画時代やONEPIECE連載初期の頃における女性キャラクターのデザインは、現在と比べると比較的スレンダーに描かれているのだが、連載が続くにつれて徐々にムチムチになってきている。
家はかなりの豪邸らしく等身大のキリンのオブジェや屋上に川があるらしい。他にも資料として様々な物が置いてあるそうで遊園地のような感じらしい。また定期的に『ONEPIECE』出演声優や友人を招いてパーティを開いているという。交友関係はかなり広く『ONEPIECE』ファンを公言している木村拓哉ともLINEのやり取りをしているという。
本人曰く、体力的問題から今後『ONEPIECE』以外で長編作品は描かないと決めている。
『ONE PIECE』が総売上約三億部を突破し2014年には単一の作品としては世界一売り上げ誇る漫画家となりギネスブックにも申請された。
ドラゴンボールは鳥山明の書いたものしか認めない面倒なファンと自称しており、ジャンプ50周年企画で書いた(書かされた)悟空は「二空半」だとコメントしている。
メディアに本人が顔出しをすることは基本的になく、2019年1月に故郷である熊本県の県庁敷地内に『ONE PIECE』のルフィ像(この資金は本人の寄付からである)が建設されて除幕式が行われた際には、一般人である両親と出身校の東海大学付属熊本星翔高等学校の吹奏楽部、ジャンプ編集長が出席してカメラの前に立ち、本人は会場に設営されたテントの中からこっそり見ていたという。
2019年1月9日放送の「ホンマでっか!?TV」にて、アトリエと自宅が地上波初公開となった。
その際、司会の明石家さんま氏へ彼と白ひげを模した似顔絵付きサイン色紙を贈っている。
作品
- 『ONEPIECE』1997年-
- 『WANTED! 尾田栄一郎短編集』1998年
- 『WANTED!』※「月火水目金土」名義
- 『神から未来のプレゼント』
- 『一鬼夜行』
- 『MONSTERS』
- 『ROMNCEDAWN』(同名の読切をWJにも掲載しており、こちらは『ONE PIECE RED』に収録)
関連タグ
鈴木みのる(鈴木みのる率いる鈴木軍に尾田栄一郎が入団したことを鈴木みのる本人がTwitterで発言した)