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スリラーバークの編集履歴

2019-10-11 21:48:50 バージョン

スリラーバーク

すりらーばーく

スリラーバークとは、少年漫画『ONEPIECE』に登場する海賊船である。

「ここは死者達の魔境…「スリラーバーク」悪い夢を、見ていくがいい!!!」



概要

王下七武海ゲッコー・モリアの所有する世界最大の海賊船。元は西の海にあったであったが、モリアの改造によりひょっこりひょうたん島のように海に浮かび、巨大な海賊船となった。

改造後は偉大なる航路“魔の三角地帯”に停泊し、通りかかる海賊等を襲いモリアの能力によってを奪っていた。しかし、麦わらの一味との戦いの混乱で“魔の三角地帯”外に出てしまい、主であるモリアや幹部達が軒並み倒されてしまったので、現状は不明である。


島内にはモリアと幹部であるドクトル・ホグバック屋敷や同じく幹部のペローナ庭園などが建っており、それらは渡り廊下によって繋がっている。


スリラーバーク海賊団

スリラーバークはゲッコー・モリアの一味自体を指す名称でもある。

また、925話にてモリアの一味が「スリラーバーク海賊団」という名称である事が判明した。

それ以前から媒体によってはモリアの海賊団の名称として使われており、例えば海賊無双シリーズではモリアの肩書きは「スリラーバーク船長」となっていた。

構成員のほとんどがゾンビだが、中核を担うのは生きた人間。

モリアを頂点にホグバック、アブサロム、ペローナの3人の幹部がおり、彼ら4人を総称して“四怪人”と呼んでいる。


それ以外の幹部や雑兵はモリアとホグバックにより作られたゾンビで構成されており、オーズ等を除く殆どのゾンビはアブサロムとペローナが分担して指揮をしている。ゾンビの種類は4+1で5種類有り、絵画剥製を流用したびっくりゾンビ動物の死体を流用した動物(ワイルド)ゾンビ、人の遺体を流用した兵士(ソルジャー)ゾンビ、人の遺体と動物の死体を混合したり著名な戦士の遺体を流用したりして作った将軍(ジェネラル)ゾンビ、そして物語中で完成した、魔人オーズを流用した特別(スペシャル)ゾンビが存在する。5種類は識別番号が存在しそれぞれ0—199、200—399、400—799、800—899、900と体のどこかに刻み込まれている。

どのゾンビも負傷することも死ぬ事も基本的に無いので無敵の軍隊と言える存在だが、を口に含むなり海水を浴びるなりするとモリアの能力が無効化されてしまいただの死体に戻ってしまう。

また、ゾンビ達は「腐れ○○」という口癖を使うのも特徴。


余談だが、モリアの宿敵カイドウが率いる百獣海賊団もまた、「兵力の尽きることの無いゾンビの軍団」と形容される海賊団である


主要人物

四怪人

モリアを除く3人を指す場合は“三怪人”と呼ぶ。

“三怪人”は全員、モリアの能力に関連した夢を持っている。

モリアさん。まじ、・・・ーぱねーす。

フォスフォス

  • アブサロム(将軍ゾンビ指揮官、兵士ゾンビ指揮官/通称“墓場のアブサロム”)

アブ様

  • ペローナ(びっくりゾンビ指揮官、動物ゾンビ指揮官/通称“ゴーストプリンセス”)

何の病気だてめぇ!


特別ゾンビ

オーズ


将軍ゾンビ

 ホグバックの屋敷の用心棒を務めてる。

パンツ見せて貰ってもよろしいですか?

かつてロックス海賊団の船員であり、財宝のために残忍の限りを尽くしたとされる海賊。財宝を独り占めしていたのを部下の怒りを買い刺し殺されたという(その穴は空いたままであり、酒を飲んでもすぐ溢れていた。また、刺すのに使われたと思われる剣は武器としている)。宿っている影は生前の名が泣くと言われるほどやる気が見られない性格。バギーはキャプテン・ジョンの財宝を探し続けていた。

  • タララン

猿の頭・手・尾と蜘蛛の身体を合わせ持つ。スパイダーマウスの指揮官。手から人力では千切るのがほとんど不可能とされるほど強靭な糸を出す(火に当てれば簡単に溶かせる。これはマウス達も同様)。

伝説の頑固親父と語られ、家族を守るために7000人もの海賊を切ったとされる剣豪。ルフィからはゾロ本人と似た感じと評されたがバカ殿風の丁髷、ちょび髭、まわし、足袋と下駄を備えてかつ褌を付けてるがズボンの類は履いておらずお世辞にも外観は似つかない。享年59歳


兵士ゾンビ

ホグバックの使用人兼護衛

スリラーバークで


動物ゾンビ

ペローナの側近兼動物ゾンビ隊長

クマシー

  • ヒルドン

ホグバックの執事。腕に蝙蝠の皮膜が付いている。

場面によっては犬ッペとも呼ばれていた。当時サンジの手配書が似ないものだったためモリアからは実力者と認識されず通常の肉体に入れられた。そのため肉体の強靭さが戦闘力に伴わず動きがぎこちない様子も見られた。サンジの影が入っているため周囲に反抗してでもナミを傷つけるのを許さずローラが攻撃してきても大人しく受けたが後に記憶が消失したためロビンにも容赦なく攻撃を加えた。ゾロの影が入ったジゴロウとは記憶がなくなっても互いに相いれない性分であった。

  • リスキー兄弟(ローラの部下の影入り)
  • ケルベロス

 右半身は狐となっている。気にしているようで指摘されると荒れた鳴き声となっていた。


ビックリゾンビ

  • ブヒチャック
  • 敷きグマ

その他

  • スパイダーマウス

 タラランの部下で偵察・工作員。500匹も存在する。屋根裏から瞬時に相手を絡み取って連れ去る。

  • ギョロ、ニン、バオ

 モリアの使用人


原作での関わり

エニエス・ロビーを落とし、次なる目的地である魚人島を目指していた麦わらの一味。そこへ立ちはだかるのは魔の三角地帯を拠点とする王下七武海の1人ゲッコー・モリア。かつて四皇百獣のカイドウとの抗争に敗れたモリアは、そのカゲカゲの実の能力により、偉大なる航路の前半を潜り抜けてきた猛者たちから影を奪い戦力を増強していたのである。


影の支配者ゲッコー・モリア、透明人間アブサロム、霊体人間ペローナ、天才外科医ドクトル・ホグバック、かつてない異能力者たちを相手に次々と影を奪われていく麦わらの一味。モリアが誇る四皇カイドウへの秘策、特別ゾンビオーズも加わり、一味はひたすら追い詰められていく。


しかしながら、モリアの増長と影の「とある秘密」を知った「被害者の会」の協力もあって麦わらの一味はなんとか4怪人を撃破。

怒りと高慢に狂ったモリアは全てのゾンビから影を奪い去り、最強形態「ナイトメアモリア」へと変貌。しかしこれが致命につながり、麦わらの一味はなんとかモリア討伐に成功。全ての影は持ち主の元に戻されてしまい、4怪人はすごすごと退散することになる。


「偉大なる航路」に取り残された浮島には、ブルックと共にを彷徨い続けてきたルンバー海賊団の菩提と、激闘の末に死んだゾロの愛刀・雪走だけが遺された。




本編では新たな仲間ブルックと作中ではポピュラーな舟歌ビンクスの酒が重要な要素を成す。

スリラーバーク編の構想にあたり、作者尾田栄一郎はビンクスの酒の作曲を前もって田中公平に依頼しており、作者にとっても重要なシリーズであったと言える。

また、ナイトメア・ビフォア・クリスマスを筆頭にいくつかのハロウィン映画を参考にし、「怖いけど明るい」を目指したことが明かされている。

ちなみに、描く前は御祓いを受けたとのこと。


アイスバーグの理想の船である「島その物を船にする」という考えを形にした存在。


関連項目

ONEPIECE ゲッコー・モリア ドクトル・ホグバック アブサロム ペローナ

オーズ リューマ ビクトリア・シンドリー

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