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メキシコの編集履歴2020/03/28 20:54:10 版
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概要

北アメリカ大陸に位置する国家首都メキシコシティ。主要言語はスペイン語

アメリカ合衆国のすぐ南側に位置する。かつては、現アメリカ合衆国本土の南西部もメキシコの領土であったが、米国との戦争に負けて領土を失った(米国南西部にスペイン語の地名が多く見られるのはかつてメキシコ領であった名残である)。その後はアメリカ合衆国の勢力圏の下に置かれつつも、中南米諸国との関係も重視した多元外交を行っている。

大航海時代、スペインの支配を受ける以前はアステカマヤといった先住民の国家が栄えていた地でもある。

自然

北部は乾燥帯で砂漠も見られる。南部や平野部では熱帯雨林が卓越する。

全体的に山がちな国であり、内陸部にメキシコ高原が広がる。首都のメキシコシティや第2位の都市であるグアダラハラを始め、主要な都市の多くはこの高原上に位置している。

トウモロコシ綿の原産地と言われる。

文化

ルチャ・リブレという格闘技が盛ん。

食べ物では竜舌蘭から作られた蒸留酒テキーラタコスタバスコなどが有名である。

の品種として知られるチワワはもともとメキシコ北部の都市の名称。

伝統的な民族衣装ではポンチョや、つばの大きな帽子(ソンブレロ)等が有名。

社会

伝統的なカトリック国。スペイン語を公用語とする国の中では最多となる総人口が約1億人でスペインの約2倍の人口を誇る国家である。構成する民族はメスティーソが全体の約6割、原住民のインディオが約25%、白人が約14%となっているという。

1982年と1994年の2度の通貨危機を受けて国有企業の外資系への売却と海外資本の導入が進められ、1994年には北米自由貿易協定 (NAFTA) が発効。多数の億万長者が産まれる一方、大半の国民は物価高騰で生活苦にあえぐという結果をもたらした。

NAFTA発効後多くの農民が失業し、貧困なメキシコ人のアメリカ合衆国への流入(密入国)は深刻な国際問題となっている。格差社会による貧困層の絶望は治安の悪化や社会の荒廃をもたらしている。特に21世紀に入ってから、麻薬カルテルの抗争で治安が極度に悪化。地域によっては行政組織が崩壊しており、毎年数万人の死者・行方不明者を出している(「リアル北斗の拳状態」というほど酷いのはメキシコでも一部の地域ではあるが)。

アメリカへの密入国や麻薬などの密輸の問題が多発しており、アメリカ国境警備隊の大半がメキシコとの国境での警備に配属されている。

メキシコ人の給与が安いことからアメリカ合衆国を市場とする外資系の製造業が多く立地しており、日本企業も多く進出している。

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