データ
別名 | 伝説宇宙怪獣 |
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全長 | 120m |
体高 | 85m |
降着形態 | 76m |
体重 | 8万2000t |
出現地 | 宇宙の彼方 |
概要
コダラーの仲間で、宇宙の彼方からやってきた「天空に追放された者」と呼ばれる甲虫の様な表皮に覆われたドラゴンの様な怪獣。環境破壊を行う人類の滅亡を望む地球の意思に呼ばれ人類が築いた文明を破壊し尽くそうとした。
武器は両腕と目から放つレーザー光線と口から放射する強力な高熱火炎である。
コダラーがウルトラマングレートを倒してからまもなくして、宇宙から地球に向かう。その途中で大陸間弾道ミサイルで成層圏に入る前に総攻撃されたが、逆に核爆発のエネルギーを全て吸収してしまった。
地球に飛来し、各地を蹂躙した後にコダラーと合流してグレートと闘い、2対1の連携で追い詰めたが、コダラーがUMAに倒された後は単体でグレートに挑んだ。
レーザー光線と火炎放射でグレートを苦戦させ、長い嘴で止めを刺そうとしたが、攻撃を外してしまった一瞬の隙をつかれ、ダブルグレートスライサーで首を切り裂かれ、怯んだ所にパームシューターを至近距離でお見舞いされてようやく倒された。
核爆発のエネルギーを吸収していた為、地球に放置しておくことは危険だった事から、ジャック・シンドーと分離したグレートによって遺骸を宇宙に運ばれていった。
島本和彦の漫画版では、首を失ってもなおレーザー光線でグレートに反撃するが、至近距離からのバーニングプラズマを受け爆死した。
天魔神シラリー
『ウルトラマン超闘士激伝』に登場する「赤い悪魔」。
その大きさたるやウルトラマンの十倍を優に超す。
宇宙全てを滅ぼす破壊神の一柱であり、海魔神コダラーの復活に呼応して現れた。星系をものの数時間で突破する程高い機動力を持ち、眼前まで飛んできたザラブロッドを容易に尻尾で弾き飛ばして寸分違わずザラブ星人に命中させるなど恐ろしいほどのスピードを有する。口からは重装鉄鋼(ダブルブレスト)を纏う者以外は即死させる絶命光線を放ち、ユーエフゼロとゴーデスを瞬時に滅ぼした。
パワードの念波によりコダラーと同士討ちするが、互いに卵へ戻す能力を使ったため事態はより悪くなり…
ウルトラ怪獣擬人化計画
『ウルトラマンG』Blurayボックス発売を記念した連動企画として、コダラー発表の1ヶ月後に登場。
デザインはコダラーと同様、太子氏が担当した。
全体的にずんぐりとした印象であったコダラーとは異なり、細長い首をしていた特徴的なフォルムを反映してか、スリムな体型をした女性にリデザインされている。
両腕に備えられていたレーザー発射口は体から独立し、周囲に拡張ビットのように浮遊している(一応、立ち絵では掌からも炎のようなものを出そうとしている描写はある)など、かなりメカニカルかつスタイリッシュなデザインに。
背中を翼に携えたその姿や勇ましい表情からは、原典のような滅びをもたらす悪魔のような雰囲気は感じられず、寧ろ天使や戦乙女を連想させる(女神転生シリーズに出てくる人類を滅ぼそうとしている天使達がモチーフという可能性もある)。