「ヨハネ、召喚」「ギラン……」
「マリー、召喚」「Oh Yes」
「リリー、召喚」「イエス♡」
「愛こそすべて……」
「「「Guilty Kiss!!」」」
概要
「ラブライブ!サンシャイン!!」に登場するスクールアイドルユニット「Aqours」内ミニユニットの一つ。
ユニットメンバーの組み合わせからユニット名まで全てファンの投票で決めることができるユニット投票にて誕生した。
コンセプトは外見重視の「西洋ゴシック」。クール&スタイリッシュ系で楽曲はロックやメタルを基軸とした中に、エレクトリックな音源をミックスする傾向。
キャストとファンの間では「ギルキス」という略称で定着している。
ユニットカラーは紫色。
ユニット対抗全国ツアーで決定したGuilty Kissファンネームは「Familiar(ファミリア)」。
使い魔の意味がある。
メンバー
ユニットに属している時のメンバーのニックネームは「リリー」「ヨハネ」「マリー」。
楽曲
曲調はベースがゴリゴリ効いたメタルバンドか、クラブ向きのダンスミュージックのどちらか。
3人が3人とも大人っぽいセクシーな歌い方ができるメンバーなので歌声の調和性が特に高い。
2016年6月8日に1stシングル『Strawberry Trapper』を発売。カップリングは『Guilty Night, Guilty Kiss!』。
A面は意中のおとなしい人に狙いを定めるかなり激しいメタル。B面はコールの多いお洒落なクラブミュージックで歌詞は小悪魔的な誘い方をしている肉食系女子が主役である。
ユニットシングルのトリを飾るに相応しい圧倒的な歌唱力とクオリティで、アニメ放送前にして彼女達の虜になったファンも少なくないだろう。
デビューシングルはオリコン週間ランキング初登場5位にランクイン。CD本体そのものに売上を販促するような特典は一切付けてないが、アニメ放送を機に枚数を伸ばし続け、累計販売枚数では5万枚を超える記録をマークしており、Aqoursミニユニット内でも随一の存在感と人気を示している。
2017年6月21日に2ndシングル『コワレヤスキ』が発売された。カップリングは『Shadow gate to love』。
A面はダークな雰囲気の重厚バンド曲でありながら、内容は心根が繊細な人を支えようとする曲である。B面は落ち着いた音色で忍び寄るように迫る、セクシーさ全開のミュージック。
ジャケット絵では大胆なヘソ出しルックを披露しており、取り分け梨子の表情は、他2人の雰囲気に合わせて「精一杯頑張ってみた感」に満ち、ファンの間ではギャップ萌えの二次創作ネタとして親しまれている。
アニメ1期BDのアニメイトでの全巻購入特典に『Guilty Eyes Fever』CDが付属。
ビートが強いノリノリのEDMで、優柔不断な意中の相手を独占したいと強くアピールしている。
アニメ2期BDのアニメイトでの全巻購入特典には『Guilty!? Farewell Party』CDが付属。
「卒業式」がテーマの2期BDユニット曲、Guilty Kissの3人は別れを惜しみながら楽しむダンスパーティーを情熱的に歌う。
2020年のユニットツアーに先駆け、2019年11月27日に3rdシングル『New_Romantic_Sailors』を発売。カップリングはLove_Pulsar とPhantom_Rocket_Adventure。今回のシングルから従来とは違って3曲入り/ドラマパート無しの仕様に変更となった。
尚New_Romantic_Sailorsに関しては、2019年10月に開催されたバンナムフェスのライブで先に解禁されるという異色の形となったが、数多の大型コンテンツが集う大人数のキャスト群に対し、唯一ラブライブを代表して3人だけで出演した際、アウェイのプレッシャーを跳ね返す驚異のパフォーマンスで多くの観客達を沸かせ、新たに知名度と新規層を獲得することに成功した模様。
その甲斐あってかオリコン週間順位としては自身最高(初動)となる2位を獲得するに至り、根強い人気の強さを明らかにした。
他の2ユニットがそれぞれ「親愛」「秘めた心」をテーマにしているのに対し、Guilty Kissのテーマは「意中の相手に恋愛アピール」がほとんどの直球勝負ユニットになっている。
振り付けに、ラブライブ!シリーズでは稀有な真正面向きのハイキックが入っているユニット。『Strawberry Trapper』『コワレヤスキ』『Guilty Eyes Fever』で観られる。スカート衣装でもお構いなし。(※スパッツ着用)
シングルCDのCD帯にあるキャッチコピーは、他のユニットシングルと同様、世界的アーティストや映画のオマージュ&パロディだと思われる。
『Strawberry Trapper』は「愛こそすべて…」。某世界的バンドの名曲「All You Need Is Love」からとされる。
『コワレヤスキ』は「愛にとどめをさす!」。元ネタは映画『パルプ・フィクション』(1994年)の「時代にとどめをさす。」と思われる。
性格と活動
キャラは厨二病の善子、インダストリアルメタル好きの鞠莉と、黒い服をほとんど着たことがない梨子の3人組となる。
梨子が最初に提案したお花畑の妖精さん的なかわいい方向性は2人からブーイングされ、鞠莉と善子が目指すダークでセクシーなユニット色を梨子はとても恥ずかしがっていたが、『コワレヤスキ』発表の頃の梨子はこのユニットの為に変身することに快感を覚え始めてる。
鞠莉が得意なメタル音楽を持ち味にしながら善子の堕天使キャラに乗っかって、3人で善子以上に堕天するユニットに決定した。
『ジングルベルがとまらない』ドラマパートやAqours 2ndライブツアー名古屋公演で話題になった喫茶店『やば珈琲』は、実はG's版2016年1月号においてこのGuilty Kissトリオが(ユニット名なしの時点で)初めて描かれた時のピンナップイラストに登場していたのが最初のコラボである。店名表記は無いが背景にそれと判るテラスが描かれているのだ。
ニコ生等で見る中の人達の印象は、最初から存在感が強かった善子を基に厨二テイストを押し出したがためにスベリ芸オチ担当ユニットになった模様。
ユニットの要かつ1年生トリオ由来のギャグ性を持つがアドリブに弱く怖がりな小林さん、ノリが良くて毒舌家なのに自らやらかしていじられる逢田さん、鞠莉の声のトーンから突如おじさん声になりおばさんモードにもなる鈴木さんで構成されている。
2016年10~12月のニコ生トリオくじ引きシャッフル企画時には3名とも爆弾のような扱われ方をされていた。
ニコ生『2ndシングル発売記念生放送 ~8時だよ!Aqours全員集合!!~』(2016/4/29配信)での初のユニットあいさつの際には直前のCYaRon!にハードルをあげられた事もあって、上述のとても奇抜なキメ台詞と厨二ピースの決めポーズを即興かつ唐突に披露する羽目になり、失笑を禁じ得ない結果に。このせいか何かとオチ担当として扱われる事が多い。
ただキメ台詞とポーズ自体は気に入ったのか後のニコ生やライブイベントでも定番の口上となり、徐々にキャストとファンに受け入れられていった。「愛こそすべて…」は1人ずつ順に言っていくバージョンと、ヨハネ1人で言うバージョンがある。口上の前に名乗りなどのパフォーマンスがあったとしても、口上を言う時のセンターはほぼヨハネと決まっている。
Saint Snowとはクールなユニットの毛色というか雰囲気が似てるらしい(Saint Snowのキャスト談)。
2ndライブツアーで『ギルティクイズ』なるコーナーが誕生。
ライブ会場の土地にある名物のジェスチャーを1つ行い、観客に当ててもらうゲームである。
ユニット対抗戦の第2回(2017年)では最終決戦会場で3人揃って仲間のアピールの度に「優勝!」と何度も叫ぶネタばかりし続けていたが、スクフェスチャレンジで高得点を叩き出したり立候補のお時間で勝ち続けたりして見事優勝。スクフェストップ画面と浦ラジパーソナリティのジャックを1ヶ月間続けた。
ユニット対抗戦の第3回(2018年)では、最終決戦でチームの呼吸が合わず、初の最下位に。決着後すぐのニコ生『Aqours浦の星女学院生放送!!!』2018/8/31配信回で昨年までのCYaRon!と同様に生放送の前説を行った。
Aqoursとしてのライブ時は、鈴木と小林(特に前者)の圧倒的な歌唱力に刺激されてか、逢田も経験を重ねるたびに歌唱力を向上させている様子が伺える。また、スタンドマイクを駆使するのも、このユニットの特徴の一つといえるだろう。
クール属性×2人+スマイル属性×1人という構成はBiBiと共通しているが、三人の学年が1年、2年、3年とちょうどバラけているという点ではlily_whiteとも共通している。ちなみにAZALEAは得意属性・学年の構成がちょうどGuilty Kissの真逆である。
劇中で典型的な女性語を使う三人という点でもBiBiとは共通である。
関連イラスト
関連動画
「Strawberry Trapper/Guilty Night,Guilty Kiss!」
「Guilty Eyes Fever」
「コワレヤスキNew Romantic SailorsShadow gate to love」
「Guilty!? Farewell Party」
「New Romantic Sailors/Love Pulsar/Phantom Rocket Adventure」
外部リンク
http://gs.dengeki.com/news/66030/