「考えるのはやめた!止め方は…走りながら見つける!!」
「おおっ!体が…ちょっとマッハっぽい」
概要
ハートロイミュードのデッドゾーン(戦闘能力が格段に上がる暴走状態)に対抗しうる様に開発されていた仮面ライダードライブの新形態。
ドライブシステムとネクストシステムを併用したことで、とても高い力の発揮を可能としており、この関係上シフトデッドヒートはマッハも同様の効果で使用が出来る(デッドヒートマッハ)。
ただし、元となるシフトカーが一品物の為、2人のライダーが同時に使用する事は出来ない(この特徴はスーパーシンケンジャー、ハイパートッキュウジャー 初期のファンタジーゲーマーレベル50 シミュレーションゲーマーレベル50などとも共通する)。
初登場は第16話だがこの時点ではまだ未完成で、戦闘終了後に制限時間を超えた為タイヤがバーストして進ノ介の意志を無視した暴走状態に陥り、マッハの必殺技で止めてもらっている。
その後ハーレー・ヘンドリクソンによる最終調整を受け後述の完成形となるが、この状態でも気を付けていないとタイヤがバーストしてしまうというリスク自体は改善されなかった(ハートのデッドゾーンを再現するものであるため仕方ないのだが)。
なお、剛=マッハは後の第24話にて自らの意思でデッドゾーンの暴走状態を完全制御することに成功している。
変身に使うシフトカーであるシフトデッドヒートは初登場時、車体に大きな窪みがありまるでオープンカーの様な形状だったが、最終調整の完了したシフトデッドヒートは、シフトカーの右舷部に白いシグナルバイクが付けられたサイドカーの様なデザインとなる。
通常のシフトカーと構造が異なるので、従来のようなシフトアップによる強化はない。
マッハドライバー炎ver.
『超MOVIE大戦ジェネシス』にて、進ノ介用マッハドライバー炎 にシフトデッドヒートを装填して変身した、もう1つのタイプデッドヒート。外見や性能はほぼ同じ。
ベルトの違いからデッドヒートドライブと呼ばれていたが、公式の仮面ライダー図鑑ではこちらもタイプデッドヒートとして統合されている。
スペック
パンチ力 | 15.3t |
---|---|
キック力 | 23.7t |
ジャンプ力 | 36.5m |
走力 | 3.2s/100m (112.5km) |
(※マッハ、ドライブ共通)
容姿
胸部と左肩はタイプスピード、それ以外のスーツはマッハに酷似したデザインで、後頭部には逆さになったマッハの顔が付いている。
右肩のタイヤにはバロメーターが表示されている。
胸部ブラストカウルにたすき掛けで装着されたタイプデッドヒートタイヤは赤と白のラインが入ったデザインとなっているが、ドライブが暴走状態になると縦に赤い亀裂が入ってパンクしたようなバースト状態へと変化する。
能力
ハートのデッドゾーンに匹敵する高パワーを持つほか、タイヤ型のエネルギーを発射することができる。
タイヤ交換
タイヤはデッドヒートの制御に必要なパーツであるためタイヤ交換は不可能かと思われたが、第20話にてメディックへのとどめにマックスフレアを使用した(メディックは死神ロイミュードを盾にして逃走した)。
デッドヒートを乗りこなせたから使えるようになったのか、あくまで奥の手として使用したのかは不明。
タイプデッドヒート フレア
第20話で初使用。元々高パワーにより熱いエネルギーを放っていたデッドヒートに火炎を操るマックスフレアを装備したことで、相乗効果によって更なる超高温の炎を操る事が可能になった。
必殺技
レバー操作ができないので、シフトブレスのイグナイターを押すことにより「デッドヒート!」の音声と共に発動する。
- 名称不明
高熱の連続パンチを叩き込む。
第16話にて未完成の状態で発動した際はデッドゾーンに入ったハートを終始圧倒してみせた。
完成後の第26話でもハートに対して使用し彼を追い詰めたが、魔進チェイサーの乱入によって破られてしまった。
シフトスピードのスピードロップの強化版。フレアの状態でも使用した。
なお、現時点ではトライドロンとの連携バージョンは披露していない。
余談
ドライブがメインの映画やスピンオフでタイプフルーツを除く形態では唯一登場する機会がなかったが、平成ジェネレーションズで初めてデッドヒートドライブではないタイプデッドヒートが登場した。
スーツはデッドヒートマッハと共通。頭部とベルト、シフトブレスを付け替えることで使い分けている。
「仮面ライダードライブ-ファイナルステージ-」にて、ドライブドライバーが転送された剛がこれに変身した。『おもしれぇ!一度、ドライブになってみたかったんだ!!』
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