概要
専用BGMは「海辺の王様」。
パンドーラ王国 ヴァンドール帝国と並ぶメイン三国のうちの一つで、国民全員がお城に住んでいる「お城だらけの国」。城(首都)の名前は「レムリアン城」。マナの力の喪失で海が大荒れし、海に帆船を出せずにいるが、海洋国家である。
パンドーラ王国のほうが周辺のマップが充実しているので印象に残りやすいが、ゲーム中に出る関係者はパンドーラ王国よりもこの国のほうが多い。
ヴァンドール帝国に宣戦布告されている国で、序盤に登場するパンドーラ王国が味方している。
ランディの父親のセリン、ジェマといった騎士の他、対・ヴァンドール帝国のスパイのマリクトの出身地でもある。
共和国なのに王様がいる理由については、様々な議論が飛び交っている。
セリンがかつて国民をレムリアン城内に避難させ、その後、城が国民の住処になっているというエピソードがあること、専用BGMのタイトルなどから察するに、つい最近まで王国だったのかもしれない。
レムリアン城内にはポポイを「おチビちゃん」とからかう女児がいる。
カッカラ砂漠を偵察する技術の枠を結集して建造した巨大戦艦「サンドシップ」を取り扱っていて、モリエール中佐、メレリア総督、元海賊のセルゲイなどが乗り込んでいる。
メイン三国の中で唯一お化け屋敷風のマップがない(セリンは幽霊とはいえ…)。
滅亡の危機にあるカッカラ王国のアムール王に、オアシスが干上がった理由(火の神殿の火の種子が何者かに盗まれた)を伝えたのはジェマで、カッカラ王国には対・帝国のスパイ用の大砲がある。
カッカラ王国には氷の国の南国村を夢見るNPCがいて、南国村には帝国領土の黄金島のNPCも集まっている。小国も護衛しているのかもしれない。
スコーピオンの地下戦車、宇宙の海にあるカロンの渡し船もサンドシップにデザインが似ているが、果たして接点は…?
サンドシップが守っている火の神殿からマナの種子を盗んだのはサンタクロースで、サラマンダーを攫ったのはスコーピオン団である為、ヴァンドール帝国以外の人間はあまり警戒していない様子。
ゲーム中ではヴァンドール四天王のゲシュタールとカッカラ砂漠で戦う時にサンドシップのみが登場。国を舞台にしたイベントはダークストーカーのシークと戦うイベント一回のみで、シークがレムリアン城にスパイとして潜入し、王様に成り済まして帝国に全面降伏しようとしたものの、失敗した。
マナの神殿をクリアした後には、タスマニカ共和国の人々とヴァンドール帝国にいたレジスタンス、パメラ(とニキータ)が駆け付け、マリクトがファウナッハの行動を意外がる台詞が聞ける。
EDでもサンドシップが登場していて、砂漠に雪が降り、カッカラ王国が復活するのを喜んでいる様子だった。
その他
- SFC版の没台詞に「やどやのかわりに、タスマニカめいぶつ、パチパチドリンクじゃ!ひとくちのむだけで回復する」というテキストがあった。
- 聖剣2のOPには「鯨の鳴き声」が出るが、タスマニカ周辺の海の鯨の嘆きの声なのだろうか?
- タスマニカ周辺の海と、タスマニカが守護するカッカラ砂漠周辺にある宇宙の海は大いに関わりがありそうである。
関連タグ
ポトス村…セリン&ジェマが行きついた村で、パンドーラ王国圏内にある。