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ミリアム・オライオンの編集履歴

2020-08-30 11:13:39 バージョン

ミリアム・オライオン

みりあむおらいおん

ゲーム『英雄伝説 閃の軌跡』に登場するキャラクター。

概要

CV:小岩井ことり


《鉄血宰相》ギリアス・オズボーン直属の部下「 鉄血の子供たち ( アイアンブリード ) 」の一人。コードネームは《白兎》(ホワイトラビット)。13歳。

ミリアムとガーちゃん

アガートラムと呼ばれる(ミリアムは「ガーちゃん」と呼んでいる)謎の技術で作られた異形の傀儡を操って戦う。この人形はミリアムを乗せて飛行したり、必要ないときは姿を消したり、Sクラフト(超必殺技)使用時は武器に変形したりとこの世界の技術から見たらオーバーテクノロジーの塊である。

性格は能天気そのもの。その無邪気さと呑気さから深刻な状況下でも彼女がいるとそれを感じさせないが、所構わずアガートラムを呼び出そうとしているため、世間知らず。


リィンたちとの最初の接触はノルド高原へ特別実習で行ったとき(正確にいえばそれ以前からアガートラムに乗って飛行中のミリアムを目撃している)、帝国解放戦線の工作により帝国と共和国が一発触発の事態に陥った際に出会い、事態収拾のために共闘した。

その後しばらく会うこともなかったが、夏至祭の帝都での実習でギリアス・オズボーンから「ささやかながら更なる協力をさせてもらう」と言われ、程なくして《Ⅶ組》にミリアムが編入してきた。

最初は《Ⅶ組》メンバーも警戒したが、何だかんだと馴染んでいった。この編入もある思惑によるものだが、後にミリアム自身任務を抜きにして仲間たちと一緒に何かを成し遂げることに喜びを感じているとを告白している。

13歳とフィーより更に年下だが、結構勉強はできるようだ。またその無邪気さ故に懐かれたユーシスは調子を狂わされてしまうらしい。

たまに秘密事項を漏らすため貴重な情報を得られることもある。


性能

パーティでは随一の防御力だが(攻撃力も高め)、HPが最低クラスなので過信は禁物。


攻撃属性は「剛」のみだがSランク。


閃の軌跡Ⅱ

【宣伝】ブレードⅡ

アリサガイウスと共にノルド高原にて合流。

その後まもなく、アガートラムに似た傀儡「クラウ=ソラス」を操るアルティナ・オライオンと対峙。クラウ=ソラス「クーちゃん」と呼ぶなど相変わらず能天気な態度を取っていた。終盤にて彼女に自分の「妹」なのではないかと意味深な問いかけをしたが……その真相は、後日談で明らかになる。


なお、イベント後に追加される新Sクラフト「ギャラクシィカノン」は、宇宙船に変形したアガートラムと共に大気圏外へ飛び出し、そこから極太のビームを地上へぶっ放すという、いろいろとツッコミ所の多い技となっている。使う場所によっては建物や洞窟もろともぶっ飛ばしているようにしか見えない……

なお、表記は「ギャラクシィ」であり、「ギャラクシー」とするとこちらの必殺技になってしまうので注意。



閃の軌跡Ⅲ

『アクリルチャーム』ミリアム・オライオン

トールズ卒業後、そのまま情報局に復帰、同じく情報局に所属したアルティナをアーちゃんと呼び

慕う、形式番号が先のためアルティナの「お姉ちゃん」として「妹」のアルティナに色々と構って

いる。


同じ鉄血の子供であるレクタークレアも兄や姉のように慕っているらしくクレアが男性と会いに

行った際には相応しい相手かどうか見極めないとと言い尾行する程でもある

(リィン曰く「アルティナの態度もあわせるとちょっとシスコン過ぎる」と。)


ユーシスとは卒業後も度々会っているらしく会う度に激しいタックルを交わすも華麗に

避けられるのが定番となっている。二人とも何かと一緒にいることが多くその仲を勘ぐる者も少なからずいるが今の所そう言った関係ではないようである。

















※以下ネタバレ注意
























その正体は《黒の工房》によって作られた人造人間(ホムンクルス)であり

形式番号にある《Oz》とは《Originator zero(根源たる虚無)》の略称である。


根源たる虚無とは黒の史書に記されている《終末の剣》の別名であり、《Oz》とは自らの命と

引き換えに黒の聖獣を貫く《根源たる虚無の剣》を造るために生み出されたのである。


そのため寿命がどのくらいあるのかわからないらしく今以上に成長することもないと言っている。



終盤、同じく《Oz》であり「妹」であるアルティナや黒の聖獣によりボロボロになったリィンを

守るために黒の聖獣の前に立ちはだかった。



「―――リィンにユーシス、アリサにフィーにラウラにいいんちょ。

 マキアスにエリオットにガイウス、サラにアーちゃんも―――

 みんな、守ってみせる!!」




黒の聖獣の一撃によりアガートラムごと引き裂かれたミリアムはヴァリマールに乗っていたリィンの腕の中で静かに事切れその身体は《根源たる虚無の剣》へと姿を変え、ヴァリマールごとリィンは暴走。黒の史書の予言通りに《巨イナル黄昏》を発生させてしまったのである…。





閃の軌跡Ⅳ


根源たる虚無の剣》と変貌して以降リィンの乗るヴァリマールの新たなる武器として愛用される事になる。

しかし物語の中盤、限定的ではあるが思念体として根源たる虚無の剣に宿っていることが明らかになり、前作で暴走して以来感情を閉ざしていたヴァリマールと共に姿を現した。

実体は持たないが元気なところは生きている時と同じでかつての様にふるまい、またこの作品で初めてアルティナがミリアムの事をお姉ちゃんと呼ぶようになった。(お姉ちゃんと呼ぶようになっても基本的にアルティナはミリアムさんと呼んでいるが。)


剣となったためプレイヤーとして参加することはなくヴァリマールの剣として相克の戦いにのみ参加する。

そんな中第3相克での戦いの後に悲運の死を遂げた聖女の残された最後の力によりヴァリマール共々自らの意思を取り戻す。


以降思念体ではあるため直接触れる事や戦闘に参加する事は出来ないがある程度自由に行動する事が可能になり、決戦前夜の際にはミシュラムでユーシスと行動を共にする、いつも素っ気なく接していたユーシスがミリアムを失い塞ぎ込んでいた反動から素直になったことに驚く一面も見せていた。



最終決戦では剣やオーダー要因としてリィンのサポートに回り最終相克にて黒のイシュメルガと決着をつける・・・・













※以下ネタバレ注意















ノーマルエンド


七体の騎神との相克に全て勝利したリィンはすべての騎神の力を得たと同時に《大いなる黄昏》の呪いも一身に受ける事になる、だがそれは呪いのすべてを葬り去る絶好のチャンスである事でもあり自らの身と引き換えに天へと飛び立ち呪いごとすべてを消滅させる。相克が終わり《根源たる虚無の剣》として使命を終え消えていくだけだったミリアムは同じくタイムリミットが近づいていたクロウと共にリィンの最後の旅の道連れとして天へと消えていったのである。




トゥルーエンド


リィンが《大いなる黄昏》の呪いを受けた所は同様ではあるが、その力を地の聖獣アルグレスより加護を授かったことにより肉体から呪いを分離させる事に成功。

分離された呪いの塊・イシュメルガ=ローゲを皆で倒し、最後の力を振り絞って逃走するイシュメルガをリィンと共に追い詰める。黒の剣と化し最後の悪あがきをするイシュメルガを人型サイズの《根源たる虚無の剣》としてリィンに自らを託しイシュメルガを一閃のもと切り伏せ仲間の元へと無事に帰還する。


すべてが終わり《根源たる虚無の剣》としての使命が終わった今消滅を迎えるミリアム・・・だがそんな中、彼女の生みの親とも言えるフランツ・ラインフォルト緋のローゼリアと共にすべて揃った七の騎神・・・つまり二つの至宝の力による一度きりの反則技により剣はミリアムの魂ごとこの世にとどまることが出来るようになったのである。







それから数ヶ月後・・・

消滅したフランツ・ラインフォルトの最後の言葉により彼が黒の工房で秘密裏に作っていたバックアップ素体に剣に宿されていた魂を移したことによりミリアムは再び肉体を取り戻す事に成功する。

多くの出来事で何度も欠けていったⅦ組がようやくまた全員揃ったのであった。



「眠っていたみたいだし伝えたいことは山ほどあるけど」


「まずはこの言葉じゃないと、だな。」





おかえり———ミリアム!




その後オリビエシェラザードの結婚式にも参加(この時アルティナとは白黒が反転したペアルックドレスを着用)、シェラザードの投げたブーケを手に入れる事に成功しユーシスにしがみ付きながらはしゃぐ姿が窺えるのであった。(その後受け取ったブーケはミリアムの好意でⅦ組の女子達におすそ分けされたのである)

WHITE RABBIT ◆ BLACK RABBIT



創の軌跡

黒の聖獣によって破壊されたアガートラムに変わりジョルジュ・ノームの使っていたナグルファルを借りてリィンたちと共に潜入した黒の工房の別区画でフランツ・ルーグマンが秘密裏に再生したアガートラムと再会することになる。


関連項目

閃の軌跡 鉄血の子供たち Ⅶ組

アルティナ・オライオン ユーシス・アルバレア

ギリアス・オズボーン レクター・アランドール クレア・リーヴェルト

ユシミリ

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