概要
全高 | 58.5m |
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重量 | 7200t |
CV:松本大
超忍獣が合体した三神将の1人。元々は人間の魂が昇華した存在であり、明確な自我を有する。
「五神合体」の掛け声で合体し、合体した後は「隠大将軍 推参」の発声で戦闘開始する。ゴッドサルダーがいないまま右腕無しで登場し、即座に合体するという戦隊シリーズの歴史のなかでも非常に珍しい登場シーンがある。
基本はカクレンジャーの操縦に任せているが、自分の意思で行動する事もある。
無敵将軍よりパワーは劣るが、スピードと技では無敵将軍を上回る。
隠流忍術極意・心技体の「技」を司り、格闘戦を得意とする。右腕は握り拳、左腕は手刀状となっている。ゴッドロウガンを分離させて敵にぶつける「ロウガンアタック」という戦法もある。
必殺技は左手の「ゴッドバーストチョップ」と右手の「ゴッドハンマーパンチ」を連続して放つ「鉄拳ゴッドフィニッシュ」。なお、一度だけカクレンジャーの搭乗なしに自律行動で妖怪を倒した事がある。
名前と姿などカクレンジャーの1号ロボのようにも思える要素がてんこ盛りだが、無敵将軍が1号ロボである。後継作にも似たようなロボットが登場したが、そちらとは違って、この機体は最初から2号ロボの予定だったようだ。
性格
三神将ほぼ共通といえばそれまでなのだが、カクレンジャーに対してはかなり過保護とも見える場面が散見される。それほどの窮地に陥っていない状況でも頻繁に加勢しにくるその様は本当にこれで司令官ポジション兼師匠ポジションなのかというほどである。二つ前の作品に出てくる似たようなポジションの神のあまりに厳しい所業を知っているとなおさら。
やはり三神将は元・人間なだけに良くも悪くも人間味があって人間達を気に掛けてくれている、と言う事なのだろうか…?
スーパー隠大将軍
背中にツバサマルが合体した姿。メイン画像は厳密にはこちらである。
必殺技は、空中から急降下して鉄拳ゴッドフィニッシュを放つ「鉄拳フライングフィニッシュ」。
パワーレンジャー
初代第3シーズンで「ニンジャメガゾード」として登場。ファルコンを除く5体のニンジャゾードが合体する。
メガゾードの設定を意識してか、AIで行動することも。
ニンジャファルコンゾードと合体することで、ニンジャメガファルコンゾードとなる。
更にタイタヌスと合体することで、ニンジャウルトラゾードとなる。
映画版の巨大戦はフルCGで描かれた。
尚、第3シーズンにおける1号ロボとなっており、反対にショーグンメガゾード(無敵将軍)は2号ロボ(後にエイリアンレンジャーの主力機)とされている。
スーパー戦隊シリーズ初の後継機
初期メンバー用の後継機として登場した巨大戦力は隠大将軍が最初である。
これを皮切りに、中盤辺りで後継機が登場する展開は『電磁戦隊メガレンジャー』まで4作品連続で行われた。
撮影現場の立場で見ると、1号ロボの着ぐるみへの負担軽減や長期修繕といった利点がある。
当然、巨大戦力の登場頻度が偏ってしまい、それまで活躍していた1号ロボの活躍機会が激減してしまう弊害を持ち合わせており、悪く言えば「蔑ろにされた」とも見られがち。特に1号ロボとの間で合体機能や装備で互換性が無い場合は致命的な結果に陥る事もある。
『パワーレンジャー・イン・スペース』では原作映像の流用順序を入れ替えて後継機登場タイミングを前倒しして全編に亘って1号ロボと後継機の活躍頻度を平均化している。
逆に、何らかの理由で本編終了後に展開された後日談(Vシネマや映画)で1号ロボが再び主力に返り咲く作品もある。(例:ギャラクシーメガ、ゲキトージャ)
当時発売されたミニプラは、ゴッドカークが小さ過ぎた為、隠大将軍の頭部固定モデルとなった。
その後大友専門限定のスーパーミニプラでは、ホワイトカークの変形合体も再現され、ユーザーを歓喜させた。
関連イラスト
関連タグ
グランドライナー:歴代でも希少なレッドの操る巨大戦力が合体時に片腕だけを担当している戦隊ロボという共通点を持つ
シュリケンジン:同じく忍者戦隊である手裏剣戦隊ニンニンジャーの戦隊ロボ。基本的にレッドが中核をなすが、場合によってはレッドが片腕担当になるといった点が再現されている。