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ロックマンエグゼBEASTの編集履歴

2020-11-03 01:12:04 バージョン

ロックマンエグゼBEAST

ろっくまんえぐぜびーすと

ロックマンエグゼBEASTとはアニメロックマンエグゼシリーズの第4弾。

概要

GBA『ロックマンエグゼ6電脳獣グレイガ/電脳獣ファルザー』がベースではあるが、前2作に比べ原作とは大幅に内容が異なるうえ、登場するキャラクター数が圧倒的に多い。なおフォルテは登場していない。

原作では容量の都合上仕方なかったといえるのだが。


例えば原作ではフォルテとロックマンのみ使用した獣化が今作ではウィルスやゾアノロイドと呼ばれるナビに適用されているなどの差異がある。

麻破剛など一部の主要キャラクターも登場しない。

あとタイトルこそBEASTだが、肝心のビーストマンは登場すらしていない。


前作Streamで第一期から続くデューオの試練の物語が終わったためか、前作の要素は引き継ぎつつも心機一転と言った雰囲気となっている。

全25話。


また本作の続編として第5シリーズ『ロックマンエグゼBEAST+』が『おはコロシアム』内の短編アニメ(10分番組)として放送された。

こちらはBEASTからエグゼ6の要素は引き継ぎつつも、「トランスミッション」と「ファントム オブ ネットワーク」がもとになったストーリーとなっている。


登場キャラクター

光熱斗 CV:比嘉久美子

ロックマンEXE CV:木村亜希子

伊集院炎山 CV:斎賀みつき

ブルース CV:松風雅也

ライカ CV:結城比呂・・・ロックマンエグゼ6では登場しない。

サーチマン CV:福山潤・・・上記に同じ。

桜井メイル CV:水橋かおり

ロール CV:城雅子

ディンゴ CV:山口眞弓・・・ライカと異なり6で出番があるためか、CMアイキャッチが用意されている。

トマホークマン CV:阪口大助

トリル CV:下屋則子・・・アニメオリジナルナビ。

アイリス CV:仙台エリ・・・アニメオリジナルのナビとしての姿も披露。

バレル CV:千葉一伸・・・ビヨンダードの存在。原作とは異なり終始味方。

ゾアノカーネル CV:安元洋貴・・・通常のカーネルも登場。今作ではエグゼ「6」の設定が採用されているため、熱斗たちの世界のカーネルと違って完全な戦闘マシーン。

新垣コジロー CV:瀧本富士子・・・原作ではメインキャラであったが、今作ではゲストキャラクター。

パクチー・ファラン CV:大原さやか・・・原作での登場はグレイガ版だがリンクゲートはファルザーver。

スラッシュマン CV:杉田智和

ダーク・キリサキ CV:甲斐田ゆき・・・原作での登場はグレイガ版だがリンクゲートはファルザーver。

キラーマン CV:大西健晴

鉄国男 CV:菅生隆之・・・原作での登場はファルザー版だがリンクゲートはファルザーver。

チャージマン CV:最上嗣生

風天老師 CV:清川元夢・・・原作ではファルザー版での登場だがリンクゲートはグレイガver。なお原作ではメインキャラではあるが出番は一話限り。

テングマン CV:浜田賢二・・・出番が一回きりでボイスは『テングスラスト!』、『フウジントルネード!』二語のみ。

堀杉土太郎 CV:近藤隆

グランドマン CV:遠近孝一

ミスター・プレス CV:吉野裕行

ダストマン CV:武虎

キャプテン・クロヒゲCV:石井康嗣・・・原作とは異なり、水族館をクビになった過去も、水族館で事件を起こすことはなく、逆にBEAST+では熱斗の世界の水族館で働く羽目になっている。

ダイブマン CV:川田紳司・・・原作とは異なり次回作まで生き残る。

チロル CV:神田理江

サーカスマンCV:川津泰彦・・・原作とは異なり、次回作まで生き残る。

Dr.リーガル・・・(あくまで本人とは明言されてはいないが)原作の改心後を思わせる科学者と思わしき人物だったが、ディメンショナルエリア研究所で姿を消してしまう。

Dr.ワイリー・・・ラスボス。ビヨンダートの世界のワイリーは原典と異なり、擁護のしようがない悪人となっている。超電脳獣グレイザーを依代に世界征服を企むが、最期は獣化CFロックマンに敗れた。


用語

ビヨンダート

いわゆるパラレルワールドのこと。熱斗たちと同じ姿、名前を持つ人物が別の生活を営んでいる。

話す言語はどうやら熱斗達の物と異なっており、ゾアノロイドは熱斗達の世界のナビを解析して熱斗達の世界の言語を、熱斗達はレジスタンスから渡されたビヨンダートの翻訳チップや大破したロボットなどからビヨンダートの言語を翻訳するプログラムをインストールしている。


熱斗の住む世界とは異なり、電脳空間と現実世界が混じりあっており、ウイルスやナビも普通に実体化する。

しかし普通のナビが実体化できるのは精々10分間。消滅後は1時間PETでエネルギーをチャージする必要がある。

また、クロスフュージョンこそ可能であるが、熱斗たちの世界に比べて負担が大きい(とはいえ、ジャイロソウル等を持ってきていない都合上、獣化能力を自由に使えなかった段階では飛行能力が必要な場合にはクロスフュージョンしたり、ナビの制限時間が過ぎた場合には仕方なくクロスフュージョンして戦った)。


フォッサアンビエンスという次元の裂け目から行くことが可能だが、普通の手段ではフォッサアンビエンスが開く事はない。

しかし、BEAST+では土太郎とプレスが穴を掘り続けて偶々熱斗の世界に来てしまった事がある。


ゾアノロイド

獣化因子に侵され、獣化能力を獲得した電脳獣配下の自律型のナビ。

ファルザー側、グレイガ側に分かれてお互いがシンクロナイザー(=トリル)を狙っている。


ゾアノカーネルのような獣化因子に侵され、オペレーターの元を離れたケースも存在する(実際、ビヨンダードでの事件後、こうやってオペレーターから離れてゾアノロイド化したナビも多かったようだ)。

こうなってしまうとオペレーターに関する記憶を消され、電脳獣の傀儡となってしまうようだ。


ゾアノロイドに選ばれるナビはいずれも過去のロックマンエグゼシリーズに登場したキャラクターばかりで元になったナビが敵であれ味方であれ御構い無しに主人公の敵として対立することとなる(フレイムマンパンクなどアニメに登場していないナビも含む)。

ゾアノメディやゾアノナパームマンのように元となったナビと対峙するシーンも存在している。

倒されると通常のナビとは異なり、データが粉砕されるかのような演出がなされる。


実はゾアノロイドはグレイガとファルザーの餌として利用される存在で、ゾアノロイドが倒れされれば倒されるほどそのデータを電脳獣が吸収して強くなるオマケ付き。

獣化する前は我々のよく知るオリジナルのナビの姿をしているが、ゾアノクイックマンのようにオリジナルと姿が異なるケース、ゾアノナンバーマンやゾアノガッツマンといったオリジナルの色違い(原作で言うところのSPボスが似たようなポジションだろう)などオリジナルと差異のある個体も存在している。


共通してナビマークが所属する電脳獣の物に変化している(ゾアノファラオマンによって洗脳を受けたファルザーサイドのスパークマンのナビマークがファルザーからグレイガのものになった例もあった)。


獣化ウイルス

獣化因子を持ったウイルス。最初から獣化しており、所属する電脳獣によって体に現れる特徴が異なる(例えばグレイガ側なら獣を彷彿とさせる爪が、ファルザー側なら翼が生えているなどの違いがある)。

獣化因子消滅後を描いたBEAST+でも登場する。


グレイザー

グレイガを中心にファルザーの翼が生えた超電脳獣。

漫画版とアニメ版限定。


余談

何故サーチマンとライカがアニメ限定で出演したかというと恐らくは原作ゲームの時系列の関係と思われる。

原作6はロックマンエグゼ5チームオブカーネルからの続きという事になっており、カーネル版にはライカとサーチマンが登場しない上に、6ではエグゼ4ブルームーン版限定のアクアマンが登場している事から原作の時系列は4ブルームーン→5チームオブカーネル→エグゼ6という事になってしまうため、6で登場する機会を失っても仕方無いと言える。


一方でサーチマンとライカはレッドサン限定キャラクターなので上記の時系列では熱斗達と出会わないのでどう足掻いても6には登場できない(一応、レッドサントーナメントの優勝者がライカ&サーチマンだった場合は、ブルームーンのエピローグでの両トーナメント優勝者による決定戦で出会っている可能性もあるが)。


やはりストーリーがゲームのバージョンに左右されないアニメだからこそ出来た展開だと言えるのだろうか。

まあ、レッドサン→カーネル→グレイガ、ブルームーン→カーネル→ファルザーと解釈できない事も無いほか、レジェンドオブネットワークではライカ&サーチマンと知り合いかつネビュラとも戦ったことが判明しているため、ベースストーリーこそチームオブカーネルからの続きでも、チームオブブルースが同時活動しており、ともに戦っていたのかもしれない。



関連タグ

ロックマンエグゼ6 ロックマンエグゼBEAST+

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