データ
- 身長:55m
- 体重:4万7千t
- 別名:くノ一超獣
- 出身地:異次元→TAC第3レーダー基地
- 演:美波節子(角)、香川リサ、夏川圭
概要
第11話「超獣は10人の女?」に登場。
ヤプールがTACのレーダー基地破壊の為に送り込んだ超獣で、合成素材がよく分かっていない初の超獣だったりする。
普段はサイクリング部所属の10人の女子大生に変身して姿を隠し、戦闘時には9人が胴体に、1人が司令塔となる角に合体する。
口から吐く糸「テリブルストリング」で相手を絡め取って引き摺り回す戦法が得意で、角からフラッシュ攻撃を発射して相手にダメージを与えた上で、自由に操る事を可能とする。また、体に火が点いても全身から消火液を噴射し、鎮火する事が出来る。
第3レーダー基地の破壊や人間体での当たり屋行為で部品の強奪に成功するも、レーダー基地破壊後に現れた事で北斗星司に怪しまれ、司令塔以外が夜中に本来の姿のままイビキをかいて寝ていたことで北斗に正体がばれる。しかし、逆に利用して本当の事が喋れない様にコントロール装置で口を塞ぎ、南夕子との分断を図った。
ウルトラマンエースとの戦いでは、マルチギロチンを受けてバラバラになったがすぐに再合体して再生。角と合体して暴れ回るが、ストップフラッシュで動きを止められた後、ウルトラシャワーでドロドロに溶かされた。
その後はジャンボキングの腕パーツと後ろ足になった。
派生作品
漫画『大怪獣バトルウルトラアドベンチャー』ではナックル星人と手を組んだヤプールが、敵対するペダン星人を全滅させるために送り込んだ超獣軍団の一体として登場。
エースキラーが主人公・御蔵イオの操るゴモラに破壊された事を知ったヤプールは、超獣達をイオの元へと進撃させるが、突然現れたキール星人ヴィットリオの差し向けたEXゴモラの伸ばした尻尾でガマス、ブラックサタンと共に、3体3纏めて串刺しにされ死亡。
余談
デザインイメージは蜘蛛で、胴体は複数の女性が合体した事から、乳房が並んだような模様がついている。
鳴き声はゴモラの鳴き声をアレンジしたもの。
『ウルトラ銀河伝説』では、ベリュドラの胴体を構成する怪獣の一体として登場した。
劇中でユニタングとなる女子大生が歌っているのは当時の流行歌である「ハチのムサシは死んだのさ」。
ウルトラ怪獣大百科の解説によると、『10人の大学生は元は人間で、ヤプールの人体実験によって改造された』と言う説が提唱されている。実際に宇宙人を改造したと思わしき超獣や、怪獣に改造された人間が後の作品に登場している(ちなみに後者はユニタングの司令塔の役者と同じである)為、ありえない話ではないだろう。(改造されなくても、超獣に変えられた地球人や宇宙人(正しくは精霊)もいたりする。)
本当だとしたら、元人間のJDがギロチンで切り裂かれたり、シャワーで溶かされたりした事になる。
改造された説も合間って非常にえげつない。
ポジション的にピッタリなのだが露骨過ぎるからか、未だにウルトラ怪獣擬人化計画に出れていない。
関連タグ
ロードラ…デザインに類似点が見られる
四神(ヴァルキリードライヴビクニ):ユニタングと同じ複数人の女性で構成された、巨大かつ強大な存在。