「この地上の愚かな生物は我々を神と崇め始めました。こうなればこの星は我々の植民地となったも同じです」
データ
登場作品『ウルトラマンA』
第49話『空飛ぶクラゲ』登場
別名: | 水瓶超獣またはギリシャ超獣 |
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身長: | 54メートル |
体重: | 4万トン |
出身地: | 水瓶座第3星 |
人間体(演):広瀬隆子
概要
地球を植民地へとする為にやって来た(おそらくかつてはヤプールと協定を結んでいたと思われる)水瓶座第3星人の先発隊が地球調査と植民地化への下準備の為に派遣した超獣で、地球上では古代ギリシャ風の衣装に身を包んだ少女の姿で行動する。(別名のギリシャ超獣もこれに由来する。)
なお、劇中で明言されている訳ではないが、描写から察するに水瓶座第三星人の少女を素体として制作された超獣人間コオクスと同じ超獣人間の一種ではないかと推測されるが詳細は不明である。
腕の鋭い爪を使った引っ掻き攻撃や腕からの電撃光線、肩から放つロケット弾、左肩の巨大な花弁から放つ毒性の強い噴煙、そして人間体時は指先から放つ破壊光線が主な武器である。水瓶座の出身なだけに水に関する能力が使えないわけではないらしく、花弁からは7000度の熱湯を放つことができる。(出典:「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」より)
地球のとある農村に降り立ち、村人を観察。その後、同胞が登場する宇宙船が燃料補給の為に放ったユニバーラゲスを村人に『神』と触れ込み、自身を『神の使い』だと偽り、宇宙船にテレパシーで指示を出し、太陽を黒い雲で覆わさせることで太陽光を遮り、如何にも自分が正真正銘の神の使いだと信じ込ませ、村人たちを洗脳する。
そして調査に訪れたTACメンバー(北斗・今野・吉村の3人)を神に刃向かう不届き者だと称し、村人達を使役し、捕えることに成功するが、別行動をしていた山中隊員や竜隊長らに救出され、宇宙船もタックスペースのジェット噴射を受け、纏っていた黒雲を吹き飛ばされてしまい正体がばれてしまう。その影響で村人達の洗脳が解けた挙句、ユニバーラゲスを倒され、同胞達もTACにより宇宙船ごと撃ち落とされ全滅してしまった。
悲しみに打ちひしがれるアクエリウスの元へ「後の植民地開拓団のために戦え‼」という最後通知を受けた彼女は醜い正体を現し、破壊活動を開始し、そこへ現れたウルトラマンAと対決。
最後は電撃キックの前に敗れ去り絶命した。
なお、彼女の亡骸は彼女(少女)の仲間を思うその思いを悟ったのか、エースにより手厚く埋葬され、葬られた。
余談
名前の由来もそのままAquarius(水瓶座)である。