為朝「『グー』には『パー』だ!」
小夜「うん! ヘリコ、お願い!」
魔進ヘリコ「パーッといくいく〜! ハイパーハリケーン!」
小夜「とどめのパーッ!!」
データ
全長/61.2m
体重/2034.8t
闇獣/リガニー
邪面/タンク(戦車)→火砲が搭載された無限軌道で走る地球の装甲車
ハッシュタグ/#ナゾカケ邪面 #闇エナジーの貯蓄 #タンク #グー #キラメイジン #ひらめキーング #オラディンinキラフルゴーアロー
概要
クランチュラが、ザリガニに似た闇獣・リガニーに地球の兵器「戦車」を模した邪面を被らせた邪面獣。
邪面はシャークマウスが描かれた黄色い戦車の砲塔を模している。またよく見ると、頭頂部の開いた搭乗ハッチから砲撃主のベチャット軍曹(百戦錬磨のベテランらしい)が上半身を覗かせている。
シンプルに強烈な砲撃を放って辺り一帯を制圧、急速成長を始めたヨドンアイビーの護衛を行う。
加えて同時に送り込まれたセンゴクバスラ・シールドシェルガと縦一列に並んでの連続攻撃を得意としていて、次鋒を担当。攻撃を受け止めたシールドシェルガの後ろから砲撃で相手を突き崩す役割を担っており、じゃんけんの『グー』に例えられる。
活躍
エピソード32
予め大量に貯められていた闇エナジーにより召喚の準備は整えられていて、邪面師ナゾカケ邪面の『地獄なぞかけ作戦』による陽動の裏でヨドンナがヨドンアイビーの急速成長をスタートさせた直後のタイミングでクランチュラが召喚。センゴクバスラ・シールドシェルガと共にヨドンアイビーの種が隠されていた研究所の周辺に出現し、破壊活動を始めた。
エピソード33
小夜の救出に向かうレッドとイエローを援護すべく出撃したキラメイジン、ギガントドリラー、キングエクスプレスザビューンの三大巨神をセンゴクバスラ、シールドシェルガの2体と共に迎撃。シールドシェルガを先頭とし、縦一列に並んで繰り出す三位一体の攻撃で巨神達を圧倒する。
その後、小夜を救出すると同時に現れたグレイトフルフェニックスを加えて伝説の四巨神が揃い踏みすると、アタマルドからグレイトフルフェニックスにしがみ付いて来たガルザのスモッグジョーキーと共に4対4の決戦の火蓋が切って落とされた。ヨドンアイビーの発芽が5分を切る中、四巨神相手にラグビーの如く壮絶なヨドンアイビー争奪戦を繰り広げる。
種が発芽してタイムリミットが迫る中、やがて再びシールドシェルガを先頭にしての連続攻撃で畳み掛けようとする。だが、為朝の考えた作戦でじゃんけんの『グー』に例えられ、『パー』のシールドシェルガをエクスプレスザビューンの斬撃で攻略されたのに続き、砲撃をキャリーで凌いだキラメイジンのヘリコのハイ“パー”ハリケーンによる強風に怯んだ所へパンチを叩き込まれる。
残る『チョキ』のセンゴクバスラも、「チョキにはグー!ハッとしてグーだ!」と言う昭和のギャグと共にギガントドリラーが繰り出す一撃で轟沈。
完全に丸腰となったスモッグジョーキーだが、「おのれ…!この種だけは守る!!」とガルザは尚も息巻く。「もう諦めろ!」と言うレッドの降伏勧告にも耳を貸さず、「うるさい!立て、邪面獣共!」と叫ぶガルザの号令によって他の2体共々立ち上がり、3体揃って横に並んでスモッグジョーキーを守ろうとする。
だが、結局はグレイトフルフェニックス必殺のグレイトフルプロミネンスで横一文字に斬られ、全員仲良く爆散。残るヨドンアイビーの種も、レッドの閃きによって巨大化したキラフルゴーアローから四巨神が放つ『グレイトフルゴーアロー』により破壊され、ヨドンヘイムの乾坤一擲の作戦は失敗に終わるのだった。
余談
ストレートに戦車をモチーフにした戦隊怪人は『百獣戦隊ガオレンジャー』のキュララ以来19年ぶりとなる(因みにあちらも第32・33話に登場している)。