ツイフォン
ついふぉん
概要
強力な宇宙線を放つため、接近しただけで核兵器が誘爆する恐れがあるとされている(どうして宇宙線を浴びただけで核兵器が誘爆するんだとか、そんな宇宙線が地球全土に降り注いだら人体に影響はないのかとか、その影響で怪獣が誕生したりしないのかとかツッコんではいけない)。
幸い地球に接近しただけで衝突は避けられたが、ツイフォンからは彗星怪獣ドラコが放り出されて地球へと飛来し、更に因果関係は不明だが日本アルプス山中でギガスとレッドキングが覚醒してしまった。
太陽の周りを周回している周期型の彗星らしく、岩本博士によると、3026年7月2日午前8時5分に再び地球へと接近し、その際には今度こそ地球と衝突する可能性が極めて高いという。
そして博士の予言通り、3026年にツイフォンは再び地球に接近し、その本性を表すのだった…。
だが『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』の時代では少なくとも『ウルトラマンメビウス』から数千年の時間が経っており、この頃には既にツイフォンの再来は過去のものとなっていると思われるが、漫画版での描写から大怪獣バトルの時代でも地球は存在している事が判明している為、3026年に再来したM78スペースのツイフォンは回避されたか破壊されたものと思われる。
余談
ウルトラシリーズでこのように天体が地球スレスレに接近するのは珍しい事ではなく、1『ウルトラセブン』宇宙都市ペガッサシティ、地球へ接近。地球防衛軍、ペガッサシティを爆破。『ウルトラマンA』妖星ゴラン、地球に接近。地球防衛軍、ミサイルマリア2号をブチ込み木端微塵に破壊。『ウルトラマンタロウ』ハーシー大彗星、地球に接近。ピッコロが襲来するがタロウによって送り返される。『ウルトラマンレオ』光の国、地球に接近。ウルトラキーの力でギリギリ衝突を免れ、その後、ブラックスター、地球に接近。レオが木端微塵に破壊。『ウルトラマン80』はぐれ星レッドローズ、地球に接近。ミサイルレッド1により木端微塵に破壊。『ウルトラマンメビウス』ザムシャーによって破壊されたオオシマ彗星の破片が地球に落下、ついでにザムシャーとバルキー星人も地球へと降下。地球衝突前に破片は地球防衛軍とメビウスにより破壊されるなどと、M78スペースの地球はほぼ年中行事レベルに地球は滅亡の危機を迎えている。
関連項目
ティアマト彗星 - 同じく周期性の彗星で、こちらも彗星本体が地球と衝突することこそなかったものの、地球の傍を通過した際に未曽有の大災害を引き起こしてしまった。