概要
『仮面ライダー龍騎』に登場するミラーモンスター。玩具などでの正式名称は暗黒龍ドラグブラッカー。契約者は仮面ライダーリュウガ。
その名の通り黒い龍の姿をしており、簡単に言えば色違いのドラグレッダーのような外見。目の色は赤色だが、『DRAGON knight』では目の色が赤色から黄色に変更されている。(日本版の流用シーン以外)、
高熱火炎の温度が6000度、飛行速度が時速520㎞とドラグレッダーを上回っており、それを指し示すかのようにAPは6000とドラグレッダーの上位互換に当たる。更にこの火炎にはファイナルベント時にミラーモンスターや仮面ライダーの動きを封じてしまう恐ろしい作用があり、相手に反撃の隙を与えずに確実に仕留める。劇中では戦闘力が高いジェノサイダーやコンファインベントを持つ仮面ライダーガイがこの能力の犠牲になった。(尤も、キックが命中する前に火炎を敵に浴びせておく必要があるようで、龍騎やナイトとのファイナルベント対決では相手も普通に動けていた。)。
しかしながら、視覚や索敵能力に関してはドラグレッダーと同等らしい。
主な武装は体から生えた鋭いヒレ「ドラグフィン」、ドラグセイバーに似た尾「ドラグテイル」。また、硬い物体も容易く噛み砕く大顎「ドラグジャウ」で仮面ライダーを抱えたまま飛行することも出来、劇中では仮面ライダーファムを柱になんども激突させて致命傷を負わせた。体当たりでジェノサイダーを横転させる程、ドラグブラッカー本体のパワーも強いようだ。須賀貴匡氏をしてリュウガを「神崎士郎の用意したリーサルウェポン」と例えたが、まさしくその契約相手にふさわしいモンスターだと言える。
最終的には龍騎との壮絶なドラゴンライダーキックの打ち合いの末、リュウガ諸共倒されたと思われる。
その後の客演
第1話では光夏海の夢の中に登場。ドラグレッダーと共に飛行し、何者かに向かって火炎弾を連射していたが、謎の光弾で撃墜された。
第11話・第21話ではリュウガに召喚されて登場したが、前者はディエンドのキバアローによるディエンドファングで、後者はディケイド・コンプリートフォームと龍騎サバイブによるバーニングセイバーでリュウガ諸共倒されている。なお、龍騎サバイブに敗れるのは実はこれが初。
エピソードイエローで登場。ディエンド・コンプリートフォームに召喚されたリュウガと共にドラゴンライダーキックを繰り出し、G電王の撃破に貢献した。
ちなみにリュウガがドラゴンライダーキックを繰り出した時、理由は不明だが何故かドラグブラッカーも一緒になってG電王に突撃している。
今回もリュウガの契約モンスターとして登場。ドラゴンライダーキック発動時に吐く炎でガイを拘束した他、リュウガvsナイトの決戦ではナイトが召喚したダークウイングとも対決している。
第47話にて登場。龍騎のライドウォッチが壊れた事で、他のミラーモンスター達と共にジオウ世界に出現。ライダーがいない状態で龍騎の歴史が解放されているため、この時はリュウガの契約モンスターとしてではなく、野生のモンスターとして出現している。
なお、この時は何故か吐いている炎が青色ではなく赤色だった。
最終話では常磐ソウゴが変身したオーマジオウに上空から襲い掛かるも、オーマジオウの圧倒的な力を前に呆気なく粉砕された。鳴き声はドラグレッダーの流用ではなく、オロチのものを流用。
ブラックドラグランザー
HERO SAGA掲載小説『MASKED RIDER RYUKI EDITION -IFの世界-』に登場。
ドラグブラッカーがサバイブ(烈火)の力でパワーアップした姿。
サバイブを解除した際にはリュウガと真司の融合により、ドラグレッダーの頭部とドラグブラッカーの頭部を持つ双龍の様な容姿になっていた。またドラグセイバーを二振り召喚させる。