概要
初出は第2次スーパーロボット大戦αで、リアルロボット系男主人公として登場している。主な搭乗機はビルトビルガー。OGシリーズでも基本的な設定は同じである。
パイロット養成学校『スクール』出身で、落ちこぼれとされているが、かなりの身体能力の持ち主で、自称「撃墜され王」(被撃墜王)であることからもわかるように何度も落とされてもしぶとく生き残っているが、これは薬物投与のせいでもある。また、強化処置が原因で過去の記憶がないのだが、アラド本人は特に気にしていない模様。
かなりの大食いであり一回の食事で3人分以上を平気で平らげるほどの鋼鉄の胃袋の持ち主である。更に味覚感覚も強靱なのか過去作で何人もの強者たちを卒倒させたクスハ汁を平気で飲み干し且つ「美味い」と絶賛した。
また、年相応の少年らしくミロンガの名前から透明怪獣を連想したり、ビルドビルガーの必殺技でキャストオフと言ったりと特撮ヒーローに興味があるようだ。
落ちこぼれであったがヤザン・ゲーブルなどから、鍛えれば化けると言われていた。
OGシリーズでもカイ・キタムラ少佐に目を掛けられており、能力はまだまだ未知数の様である。
ゼオラ・シュバイツァーとはコンビとして、またそれ以上の関係として深い絆で結ばれている。
お互い大事な人間であることは認めあってはいるが、面と向かっては痴話喧嘩ばかりする間柄で、アラドはゼオラの胸に関するセクハラ発言をしてゼオラを怒らせている。これらも傍から見れば夫婦漫才そのものであるが、当人達にとってはスキンシップの一環らしい。
一時離れ離れになってしまったゼオラを取り戻した後には、今まで言っていなかった最後の守りたかったものはゼオラである事をゼオラ自身に伝え、彼女の心を陥落させた。
ハッキリ言おう、もうお前ら結婚しろ。
↓アラドとゼオラ。どう考えても末永く仲良くやっていきそうなカップルである。↓
また性格はまるで違うが、搭乗機体や戦法はキョウスケ・ナンブと似た部分があり(ビルトビルガーはアルトアイゼンの後継機)、お互い幾度となく死にかけては強運で生き残っているが、過去のエピソードからアラドが強運度ではキョウスケに負けたと認めている。
搭乗機体
メインとして使用する機体。ゼオラ用のビルトファルケンとの連携技『ツインバードストライク』を使う。
第2次αでビルガーに乗るまで搭乗。
- ビルトファルケンタイプL
OG2で搭乗、本来は砲撃戦用の機体だったが、アラドが勝手に「俺ごのみ」に格闘戦モードにして周囲に呆れられる。
OG2で月のマオ・インダストリー社から脱出する際に搭乗。量産型ヒュッケバインMk-Ⅱといえば・・・(後述)
第2次α序盤で搭乗。
余談
決して地味キャラというわけではないのだが、第2次αでは主人公をはってたにも関わらず、一部攻略本では「アラドルートではなくゼオラルート」とまで言われていた。ただ、OGシリーズではちゃんと見せ場がいくつもあるので、ムードメーカー役としての存在感はバッチリである。
第2次αで初登場した際にα外伝のマシンナリーチルドレン達と容姿がどことなく似ていると言われてた事もあり、OG2で登場した際に実は「極秘理にマシンナリーチルドレンの素体となった人物」である事が明かされた。一言で言うならばマシンナリーチルドレンは歪んだ計画で生まれた兄弟もしくは複製体といえる。
そのマシンナリーチルドレンは量産型ヒュッケバインMk-Ⅱを変異強化したベルゲルミルに乗っていたが、先述の量産型ヒュッケバインMk-Ⅱにアラドが乗った事があり、どことなく因縁を匂わせている。
なお、マシンナリーチルドレン達からはオリジナルと認識されているものの「落ちこぼれ」から生まれた存在として憎悪を向けられている。後に同系統で生まれたイーグレット・イングと第2次OGでまさかの遭遇をする事になるが本編で双方が会話するシーンは(なぜか)無かった。しかし続編のOGMDではアラドがイングに普通に話しかけているので出自に関して互いに気にしていないと思われる。
関連イラスト
関連項目
ヤザン・ゲーブル 作品を越えて因縁の関係で専用戦闘台詞も用意されている。