黒須あろま
くろすあろま
「プリパラの門をくぐるもの、全ての希望を捨てよ!」
我の概要である
学年 | 私立パプリカ学園6年6組(2期、3期)→私立アボカド学園小学部6年B組(4期14話から)→6年3組(44話以降) |
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血液型 | A型 |
誕生日 | 6月6日(悪魔の日) |
好きな食べ物 | カレーうどん |
使用ブランド | HolicTrick classic→LOVE DEVI(104話から) |
タイプ | クール |
CV | 牧野由依 |
2015年4月から開始の2ndシーズンより登場。
魔界からの使者を自称する悪魔系アイドル。一人称は「我」で、「悪魔語」と呼ばれる格式ばった禍々しい口調で喋り、時折語尾に「デビ」がつく。カールのかかったロングヘアとツリ目が特徴。
登場当初は白玉みかんと共にコンビユニット・アロマゲドンを組んでいた。
特技(自称)は呪いをかけること。絵心と運動神経は壊滅的。好きな食べ物は何故か悪魔絡みではないカレーうどん。「カレーうどんは悪魔の喜びである!」とのこと(第49話)。
登場当初は低めの声だったが、話数を重ねるにつれ高めの声へと変化していった。劇場版プリパラ第1弾のラストでも相方のみかんと登場しているが、この時の彼女の声は担当声優の牧野があろまはらぁらと同い年という事を聞かされていなかったためか、更に大人びたクールな声となっている。
それゆえ「でび&えん☆Reversible ring」とそれ以降の楽曲ではあろまの歌声が異なる。
また登場初期ではアローマ予言書の他に悪魔調にデコレートされたカスタムラジカセを所有しており、あろまの悪魔語り時の雰囲気作りとしてラジカセから出るカラスの鳴き声等を流していた。
因みにこのラジカセ、登場当初は電池が切れたらみかんが電池を交換するっとの様に純粋なラジカセとして扱われていたが、season2 82話を境に突然生物の様に動いたり、言葉(カラスの鳴き声をベースにしたかのような声)を発する様になり、以降の回ではあろま達が決めポーズを取ると其れに参加する様な仕草を見せている。
尚、このあろまのラジカセの変化についてらぁら達は一切言及せず、あろまもそれが然も当然のように振舞っている。
現実での我である
アイキャッチでも現実の姿がみかんと共に明らかにならなかったが、44話の終盤でその姿が明らかとなった。
パプリカ学園小学部6年6組でらぁらとは隣のクラス。
普段の彼女は小顔で身長も年相応(みかんよりは若干高い)、髪もそこまで長くなく一本カールしているのが特徴。小学部の制服に魔法使いのような紫のケープを羽織り(本人曰く寒がり)、頭には悪魔の羽をモチーフにしたカチューシャを付けている。
学園唯一の図書委員であり、日頃から図書室にこもりつつ自作の予言書を書き連ねて勝手に図書室の本棚に保管している。
学園の校則内容もある程度把握しており、敢えて666条(黙示録の悪魔の数字)と104条(天使の語呂合わせ)の校則を破って悪魔と天使を印象付けるなど小学生とは思えない計算高さを持つ(勿論先生からはきっちり叱られている)。
また、誕生日(6月6日)や小学校のクラス(6年6組)など6という数字に何かと縁があり、この偶然も自分の悪魔キャラが引き寄せたものだと豪語している。
しかし、素の性格は引っ込み思案で恥ずかしがり屋で一人称も「私」。小さい頃は大きな声を出すのが苦手で、みかんに"将来一緒にプリパラでデビューしよう"っと言われた時も自信が無いあろまはその申し出を断っていた。しかしそんなあろまの性格を変える出来事が起きる。
それは保育園のお楽しみ会で悪魔の役をやることになった時に演じる悪魔の誕生日が自分と同じ6月6日だったことから親近感を覚え、ノリノリで演じて以降悪魔キャラを演じるときだけは大きな声で喋れるようになった。
こうして悪魔と言うキャラを会得したあろまはみかんと共に幼稚園で天使と悪魔ごっこを日常的に行う様になり、悪魔キャラについても様々な方法で研究(アローマ予言書の製作もこの頃から始めた)しながら、みかんと将来悪魔&天使アイドルでプリパラデビューを果す事を誓い合うのであった。
以来、人生の半分近くをずっと悪魔キャラで通しているためあろまが素を見せる事は少ない…というより、もはや悪魔キャラの方が素になっていると言っても過言ではない。
前述の通り、運動神経が抜群なみかんと対象的にあろま自身は彼女曰く無理!悪魔は走るの慣れてないデビ…。らしく、43話では彼女の体力不足により、最終項目の二人三脚でリタイアしている。
また、水着回等では赤外線対策として専用の日傘やサングラスを使用しているシーンも見られる。
みかんがパワーダウンしないようにいつもおやつを買い与えている、666冊の予言書を作成している(予言書は1冊につき6冊の学習帳からなるので学習帳1冊180円とすると学習帳だけで666×6×180=719280円かかっている)など金銭的に非常に恵まれている模様。ただし、計画的に使っていないのか足が出ることもしばしば。
劇中での我の経緯である
前述の通り、保育園の頃にみかんと共に2人でプリパラを支配する神アイドルになることを約束し、アロマゲドンを結成。
プリパラデビュー後はアロマゲドンに、天使枠のらぁら、小悪魔枠のドロシー、中立枠のシオンを引き込んだ最強チーム「ドリームアロマゲドン」を結成することを画策し、ネコなどを用いてあの手この手でソラミスマイルとドレッシングパフェの再結成を阻止しようと暗躍する。
だが結局2チームは再結成を果たしてしまったため、現実世界でも活動するよう方針をシフトすることになる。
現実世界でも相変わらずのノリでらぁら達を振り回すが、自分と同じ恥ずかしがり屋の女の子を助けたり、ヘビに襲われたみかんを助けるために身体を張ったりと単なる邪魔役ではない面もいくらか見せるようになり、両チームからも次第に受け入れられるようになる。
その後のある日、みかんがいつものようにお腹を空かせていたため「白き皮にくるまれた豚の屍」を買いに行くが所持金が足りず、たまたま通りがかったドレッシングパフェの協力でお好み焼きを作ることになる。
不慣れながらも何とかお好み焼きを完成させてみかんのところへ持っていくが、当のみかんはソラミスマイルと一緒に仲睦まじくケーキを食べており、そのことに怒ったあろまは昔みかんと書いた「誓いの書」を破り捨て、アロマゲドン解散を宣言する。
しかし、ネコから「解散には手続きが必要」と言われたため渋々ネコの元に赴き、そこでみかんが誕生日のお祝いのためにサプライズのケーキを用意しようとしていたことを知る。
誤解が解けたことで仲直りしたと同時にアロマゲドンとソラミスマイルのドリームチームが成立。チーム名を「そらマゲドン・み」と名付け、バースデーライブを成功させた。
前半では彼女がアロマゲドンのメインと言った扱いだったが、後半になるに連れて「コズミックオムライスダヴィンチ」、「プリパラポリス」、そしてウィンタードリームグランプリの「セレパラ歌劇団」にみかんが加わった事で次第に彼女との格差が広がっていき、そのセレパラ歌劇団がウィンドリを制した事によりみれぃと並びスプドリのみ優勝したキャラとなった(あろまがみれぃ同様努力キャラである事も大きいだろう)。
みかんがセレパラ歌劇団に加わった事は少なからずショックを受けたもののそれでもすぐに笑顔で送り出したり、みかんが自分のそばが一番といってくれた際に喜んだり、みかんの物だったオードリコーデの着用をドリームパレードで引き受けたりと全シリーズ通して度々二人の絆を見せる。
属性が似通っている事からガァルルと共に複合ユニットガァルマゲドンを結成。即席チームかと思われたが、ガァルルのパラ宿残留が決まった事から3rdシーズンからは3人チームとして活動している。
『アイドルタイムプリパラ』14話からは、パラ宿プリパラ追放&ペナルティーによるらぁらの手伝いに伴ってパパラ宿のアボカド学園に転校。みかんと同室となり、6年B組に転入した。
「シン・ライトデビル部」を設立し、新たなアローマ予言書を書いた図書室で幸多みちると遭遇。「肩に憑いた霊が取れる」と小悪魔=自分の配下にスカウトし、ブランド「Melty Lily」を設立してオカルト情報を叩き込み、彼女がアイドルデビューするお膳立てをした。
その後はみちるを振り回しつつミーチルの真相に関わったり退学危機に直面してみちるに叱責されたりと引き続きパパラ宿で暮らしていたが、最終回(第51話)にてパラ宿プリパラからの追放が解除されたことに伴いみかん・ガァルル共々パラ宿に戻ることを決める。
みちるの小悪魔契約を完全に解除して眷属と見なし、寂しさを堪えて彼女にガァルマゲドンの指人形を贈った。同話にてみちるのエスコートに出向いており、エピローグではパラ宿に帰還し一同に歓迎されている。
デビルナーとしての我である
104話にてパラ宿のプリパラが222周年を迎え新ブランドの公募が行われた際、あろまは保育園時代からみかんのために夢見ていたブランドデザインを行う。しかし(徹夜で満身創痍だったあろまは)書類をみかん、ガァルル、ネコが夜食用に準備したカレーうどんのレシピと取り違え提出してしまう。
結果、デザインコンテストに落選してその事にあろまは"デザイン画を間違えたのは我の落ち度である…"一度は泣いて落ち込むも、その間ずっと寄り添ってくれた2人と1匹への感謝の気持ちとしてあろまは改めてコーデを作り直しLOVE DEVIと命名したブランドコーデで3人でのライブに臨む。このコーデとブランドは時差を利用しためが兄ぃの機転で締め切りを過ぎない扱いとなり、(該当者無しだった)コンテストの優勝ブランドとなる。
その後も自身のブランドとしてあろまはガァルマゲドンとしてのライブや128話で開かれたパラコレでLOVE DEVIの新コーデを披露し、コレまで使用していたHolicTrick classicから実質乗り替える形となった。
また112話では(恐らく)あろまがデザインしたお手製私服(ペアルック仕様)をみかんと共に着用しており、後述のアイパラでもそのペアルック衣装を使用している。
アイドルタイムプリパラではミーチル(幸多みちる)や地獄ミミ子のプリパラチェンジ&ライブコーデ姿のデザイン設計を受け持っており、其々「メルティリリィ」、「LOVE DEVIの姉妹地獄コーデ」っと言う名前でパパラ宿のプリパラに登録されている。
プリバズサーガでの我である
2016年から2018年にかけてリリースされていたプリパラ プリパズにおける外伝プリパズサーガでは漆黒の魔術師 ア・ローマとして登場
ひょんな事からあろまがみかんと出会い、共に何でも願いが叶うと呼ばれるプリバズストーンを集める為に奔走する。しかしあろまは不治の病にかかっており(この外伝ではあろまの両親も同じ病で亡くなっているらしい)、死期を悟ったあろまは集めたプリバズストーンをみかんが使えと告げる。
其処でみかんはプリバズストーンの力であろまに不老不死の肉体与える事で彼女を死から救済するが、長い時を経てみかんが天に召されてしまい、そしてあろま自身も不死の肉体を気味悪がれて長い長い孤独を味わうのだった。
そうして今度はあろま自身が天国に行ってしまったみかんを蘇らせる為にプリバズストーンを集めるが、最終的にはみかんの死を受け入れて集めたプリバズストーンは他者の願い(選択式)を叶え、今まで一緒に旅してきたプレイヤーを友と呼んで元の世界に返す所でこの物語は完結する。
我がこの世に降臨するまでに考えられた初期設定案である
制作過程での初期イメージは悪魔と言うコンセプトは変わらないが、髪型がショートボブな上(茶色や黄色っと言った髪色案や癖毛の仕様等も検討された)、正規デザインに継承された予言書の他にぺろぺろキャンディ―を模したステッキを装備していた。
この初期デザインの段階では悪魔的な羽(体とは繋がっていない)がコーデの一部として採用されている他、悪魔っ子と言う設定に加えてマジックにも凝っていて「ワン・ツー・スリー、エクセレント!」っと言う決め台詞も設定されていた。
変身前の姿もラフ画ながら描かれており、この段階では髪型は変身後と同じショートボブで全体的に無造作ヘアで、普段から図書館に入り浸っているっと言う物だった
その後髪型の変更や衣装コーデの改良(羽ユニット撤去&悪魔的に尻尾追加)がなされ、現在の黒須あろまとしてのデザインが完成した。