概要
『ポケットモンスターX・Y』の女主人公。
海外名も同様でスペルは「Serena」。「穏やかな」を意味するスペイン語から来ていると思われる。
元サイホーンレーサーである母親・サキと共にカロス地方に引っ越してきた。
サキのセリフなどから父親もいるようだが詳細は不明。
庭先には母のパートナーのサイホーン、家の中にはヤヤコマがいる。
容姿
今作は髪の色と肌の色を異なる3種類の外見から選択可能。
初期状態の服装は白いサングラスを乗せた赤いカノチェ帽子、赤と黒のハイウエストアンサンブル、黒のニーソックス、ハイカットスニーカー。
髪形はウェーブのかかったロングのブロンドヘア。後ろで毛先を少し結んでいる。
歴代の主人公と比べると頭身が高め。
今作では髪形や服装の変更が可能になり、黒髪や金髪、ショートヘアやツインテール、スポーティ風やロリータ風などプレイヤーの数だけ様々な姿の彼女がいる。
中には歴代の女主人公風のコーデを楽しむ人々も。
また、マイクロ丈パーカーやミニキャミソールを着せることでヘソ出し姿も見られる。
この「着せ替え」を目当てに男性のプレイヤーが彼女を選ぶことも多く、すっかり廃人の着せ替え人形と化しつつある。「服を買う為の金が足りない」と嘆くプレイヤーも。
ライバルとしてのセレナ
ゲーム開始時に男主人公を選んだ場合、主人公の隣人として登場しライバルとサポートキャラを務める。こちらのセレナは髪形がポニーテールで帽子を被っていない。
詳細はセレナ(ライバル)を参照。
アニメ版
アニメ「ポケットモンスターXY」でレギュラー兼ヒロインとして登場。
詳細はセレナ(アニポケ)を参照。
他媒体
ポケットモンスターSPECIAL
詳細は「ワイ・ナ・ガーベナ」を参照。
ポケモンマスターズ
CV:鬼頭明里
おしゃれとポケモンが大好きなトレーナー。
快活な性格だが、勝負のときはクールで大人びた一面を見せる。
実装時にはエピソードイベント「セレナのお菓子パーティ」が開催された。
バディはフォッコ→テールナー→マフォクシー。ほのおタイプのテクニカル。
レアリティがEXになると橙+黄色を基調としたカラーリングの衣装が追加される。
「最強のテクニカルキャラは誰か」と問われれば確実に候補に挙がるであろうバランスブレイカーの一人。
変化技として「さいみんじゅつ」と、パッシブスキルに『変化技で状態異常にすると相手全体にその異常を付与する』というとんでもない能力を持つ。ようは事実上の全体催眠使いである。
ターンの概念が無い本作では行動不能状態が終わってから攻撃するまでにラグがあり、その待ち時間の間に再びさいみんじゅつが決まれば技をキャンセル出来るため
扱いに慣れれば敵に一切の攻撃を許すことなく完封し続けることさえ可能。本作の戦闘は基本的に3vs3で行われるため、セレナがさいみんじゅつを使い続ける間も味方二人は殴り放題である。睡眠無効を持つ相手には通用しないとはいえ、あまりにご無体な性能に付いたあだ名はセレナ&ダークライ。
目が覚めるタイミングを覚えたり個々の耐性による持続時間減少も考えに入れたりと完封まで狙うには慣れが必要だが、その拘束能力は基本的にデバフや状態異常を使うテクニカルキャラの中でも突出しており
アタッカーとして長らくトップに立つレッド&リザードンと同じほのおタイプ(同チームに編成すると互いに強化する)であることも手伝って不動の立ち位置を築いている。
更に全体催眠に目を奪われがちだが、実は火力面でも優秀。
バディストーンボードには威力上昇系のパネルが多くあり、更にオーバーヒートのデメリットを踏み倒す全ダウン無効まであるため、技レベルが上がれば単なる催眠要因に留まらない活躍が可能になる。
2021年1月29日にシーズン限定バディーズとして登場した時の相棒はエルフーン。
髪形も通常時と異なりポニーテールになっている。(原作でできるポニーテールとは異なり、左右の髪が下りている)
レアリティがEXになるとクリーム色と薄茶色を基調としたカラーリングが追加される。
実装時にはエピソードイベント「セレナとヒカリの贈り物」が開催された。
時節柄バレンタインデーを意識した内容だが、作中ではお世話になっている人に感謝の気持ちとしてお菓子を贈る「サンクスデイ」という行事が描かれている。
こちらはしびれごなで相手全体にまひ付与、更にわたほうしですばやさを下げることで、完封ではなく安定して敵の行動回数を減らすことを主戦法とする。
MV「GOTCHA!」
歴代主人公と共にシルエットで登場したほか、ななしのどうくつと思われる場所でゲッコウガと共にミュウツーと対峙する場面が描かれた。