ミェンミェン(ファイター)
みぇんみぇん
とある昼下がり
同時刻
スプリングスタジアムにて6枚目のDLCファイターへの招待状が舞落ちてきて、ARMSファイター達が争奪戦を開始。
しばらくして彼女もそれに察して店を飛び出し、招待状をキャッチした。
そしてお馴染みの姿に変身して、スマブラファイター達に挑む。
招待状はミェンミェンのウデに…!
2020年3月28日のニンテンドーダイレクトにて、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』の有料追加コンテンツ第6弾として『ARMS』の誰かが参戦すると発表、ウデがのびーるファイターとして告知された。
そして6月22日、「ARMSファイターのつかいかた」でミェンミェンが参戦することが発表された。
ニンテンドーSWITCHの作品で初登場したファイターはベレト/ベレスに続き2体目で、新規シリーズからは初の参戦である。
彼女が選ばれた理由は、原作である『ARMS』の矢吹プロデューサーからの直々の推薦である。
桜井氏としても、『ARMS』から出すなら人気の高い彼女か、スプリングマンから真っ先に招待状を奪い取ったニンジャラにするつもりだったそうな。ちなみに、格ゲーに一人は居がちな中華系キャラクターではあるが、実はスマブラにおいては初。
格闘ゲームのファイターはストリートファイターのリュウとケン、餓狼伝説のテリーが参戦しているが、任天堂からは彼女が初めてでもある。リュウ、テリー、ミェンミェンを並べて、格ゲーの和洋中と考えるものも多い。ちなみに任天堂の格ゲーは、現在はスマブラシリーズを除いてARMSと、ジョイメカファイトのみである。
全員参戦イラストではポケモントレーナーの傍に配置。ドラゴンでワリオとデデデに威嚇している。
このpixiv内だけでもスマブラ参戦の反響は大きく、判明直前の閲覧数は30000程度であったがその2週間後には70000超えを果たしている。
必殺ワザ
ボタン | ワザ一覧 |
---|---|
↑B | アームジャンプ/アームフック |
↓B | アームチェンジ |
切りふだ | ARMSラッシュ |
参戦映像 | ラーメン大好き娘さん |
登場演出 | 奥から体を回転しながら出てくる |
立ち回り等
必殺ワザがかなり特殊で、他のファイターでいう普通の通常必殺ワザと横必殺ワザを持っていない。横必殺ワザが無いのは初代スマブラ以来となる。
代わりに攻撃ボタンで左アームを、必殺ワザボタンで右アームを伸ばして同じワザで攻撃するという、今までのファイターにはない固有の特徴を持つ。このため、ワザ表では「A・B…パンチ」として扱われている。
弱攻撃・横強攻撃・前空中攻撃・後空中攻撃が同じワザで、ロックバスターのように伸ばしながら歩いたりジャンプすることができる。
空中で横スマッシュ攻撃を使ったり、連続・同時入力で左右両方で立て続けに伸ばしたりすることもできる。「弱/横→スマッシュ」やその逆も可能だが、スマッシュ攻撃を挟むと移動ができなくなるので注意。
上スマッシュ攻撃のサマーソルトキックは対空に使える他、飛び道具を反射する機能を持つ(原作の「相手のパンチをはじき返す性能」の再現。ちなみに原作では直接攻撃はできない)。
右アームは下必殺ワザ「アームチェンジ」を使うことで、
- スピードが速く、比較的広範囲に攻撃できるホットリング
- 遅くてリーチもやや短いが、威力は大きいメガボルト
- 中間の威力で、射程の長さに優れたドラゴン
の3つを順番に切り替えられる(初期状態はホットリング)。左アームはドラゴンで固定。
ドラゴンはスマッシュ攻撃でボタンを押し続けると伸ばした先でレーザーを発射する。このレーザーは相手との位置関係に応じて、一定の範囲内で角度が変化する。
また、相手をつかんで投げると一時的に左アームが強化される(右アームは強化されない)。
上必殺ワザは地上と空中で全く異なる。
地上版はアームで大ジャンプする「アームジャンプ」。攻撃判定は無く、相手との距離を開けるのが主な用途。
空中版は上にアームを飛ばして攻撃する「アームフック」。ワイヤー復帰が可能。
総括すると三種類のアームを使ってのび~る腕で自在に中、遠距離戦を駆使して戦う遠距離型の物理ファイター。操作はかなりユニークな性能をしているので難関だが上手く操れば相手の接近を許さない。今までリーチ最長と言われたシモン/リヒター以上にリーチが長い。
その反面、間合い管理が必要なファイターで全体的にワザの隙が大きめで接近戦や空中戦には弱い。先端のアームしか攻撃判定がないので小さい。総じて距離を空けて戦う相手に有利なファイターで、避けられやすくスキが大きいので接近戦や上から攻撃されると対抗しづらい。
ただし接近戦用のワザが無いわけではなく、リュウ/ケンのように、ボタンの短入力で出せる弱攻撃を始めとしたキック技である程度は対応可能。
最後の切りふだは「ARMSラッシュ」。
アシストフィギュアのスプリングマンも使うラッシュ攻撃だが、切りふだということもあり特別な演出で展開される。
ARMSファイターのスプリングマン、リボンガール、ニンジャラ、ツインテーラ、メカニッカ、マスターマミーが協力してラッシュ攻撃を行い、最後はミェンミェンのドラゴンでフィニッシュ(この際に登場するファイター達は全員スピリットとして登場している)。
オンライン対戦等
オンライン対戦では人気もあって使用率は高いが操作の難しさもあって主に上級者が使うイメージにある。
離れている時か崖際はかなり本領を発揮し、ドラゴンやホットリングで相手の接近させず優位に立ち回れる。地上での復帰妨害も得意でクラウドやガノンドロフと復帰力の低いファイターはホットリングやドラゴンの飛び道具で簡単に妨害。
逆に妨害する方は得意だが妨害される方も苦手。復帰力は絶望的で妨害されるだけ呆気なく撃墜されるので妨害が得意なファイターか隙を狩られやすい接近戦のファイターには注意。
カラーバリエーションのうち2~4Pカラーは、出典元の『ARMS』と同じ配色である。
また、6Pカラーは前述の「ドラゴン」、8Pカラーは原作に登場するアームの「フェニックス」と似ている。
なお、カービィがミェンミェンを飲み込んだ場合は、「ドラゴン」版の横スマッシュ攻撃をコピーする。本家のようにアームを曲げたり連続で攻撃したりすることはできないが、ボタン長押しのレーザーは発射可能
スピリット関連等
ちなみに彼女は前作『for』の「フィギュア」におけるミュウツーとリュカのように、先にスピリットとして登場していた。ファイタースピリットは、その既存のスピリットとは別に記事名と同じ「ミェンミェン(ファイター)」の名義で扱われる。
これにより、「スピリットとなったキャラクターが参戦出来ない」という懸念を払拭することとなった。
要するに通常のスピリットとファイタースピリットの2種類が存在している為、ミェンミェンがミェンミェンの力を借りる事もできる。スピリットとは一体…(この点は他のファイターのバリエーションに関しても同様なので、あまり気にしない方がいいと思われる)。
ミェンミェンのファイタースピリットは、「スゴウデトーナメント in ニコニコ超会議 2017」のイラストが採用されている(原作ゲーム内でも確認できる)。
追加要素
ダウンロード特典のスピリッツボードでは新規のものに加え既存のスピリットも入手可能で、リボンガールとニンジャラにもスピリッツバトルが追加された。
通常のミェンミェンを含めた既存のものも、新たにシリーズボーナスに対応するようになった。ただしこのミェンミェンはダウンロード特典のスピリッツボードでは入手できないので注意。
セットで配信されるステージはスプリングマンのステージである「スプリングスタジアム」。
ステージの両端と浮いてる足場にジャンプ台があり、この上でジャンプすると、ミェンミェンの地上版上必殺ワザよりも高く大ジャンプする。
また、ステージの上の梁に相手をぶつけると下に叩き落せる。
アイテムをONにしていると「アイテムヘリ」が運んでくる。「ヨッシーストーリー」のプロペラヘイホー同様に、ヘリに攻撃することでアイテムを取れるようになる。
BGMは全ARMSファイターのステージ曲を網羅した全18曲。
うち新規アレンジは「ARMSグランプリ公式テーマ」と、ミェンミェンのステージBGM「ラーメンボウル」の2曲。
勝利時のファンファーレは公式テーマのアレンジで、リボンガールのテーマの要素も混ざっている。
勝ちあがり乱闘「ウデ自慢たち 全員集合!」はARMSに登場している各キャラクターを意識したファイターが登場。特徴を活かしてパンチが多い、または飛び道具に装備しているファイターが選出されている。ボスのガレオムは最終ラウンドのヘッドロックを再現している。
2022年内にはamiiboが発売予定すると発表された。