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溺愛の編集履歴2021/11/03 04:59:28 版
編集者:壇ノ浦
編集内容:イラスト追加

溺愛

できあい

溺れるほどの好意のこと。転じて、恋愛作品等で打算抜きで徹底的にイチャラブされるジャンルのこと。

慣用句としての「溺愛」

むやみにかわいがること。盲目的にかわいがること。(精選版日本国語大辞典より)

…ただしあくまでかわい「がる」であり、必ずしも溺愛対象の心情に沿っているとは限らない。

恋愛ジャンル「溺愛系」

特に2010年代あたりから女性向けエンタメ作品でムーブメントになっている「報われない境遇やパッとしない立場にある主人公」がスクールカースト社会的に高位にあるパートナー」から打算抜きで好意を持たれ、主人公「だけ」を心身ともに徹底的にイチャラブする系統の恋愛作品が溺愛系という俗称で呼ばれることがある。

端的にいうと、「シンデレラストーリーのその後の甘々イチャラブ生活」に重きを置いたものといえる。

90年代、大人の男女の駆け引きをテーマにしたトレンディドラマやドロドロの愛憎劇を描いた昼ドラが人気を呼ぶなど、女性向け恋愛作品は従来の青春甘酸っぱい系の潮流から離れ大きな岐路に立つことになった。

そして、2000年代はケータイ小説や映画『世界の中心で、愛をさけぶ』、韓流ドラマ『冬のソナタ』に代表される悲劇系・悲恋系の作品が流行になったが、これらは悲劇性を強調するために不治の病等による死別レ○プ援助交際などアレな要素ばかりが詰め込まれた超展開の様相を呈した為にその後半には急激にブームは収束。批評家からも「日本人全体がガキとしてふるまうことをよしとしている」(茂木健一郎)や「自分だけが徹底的に愛されたいというエゴイズムが透けて見える」(小林よしのり)といった批判に晒された。

では、これによって伊藤左千夫の『野菊の塚』や三島由紀夫の『潮騒』、氷室冴子の『海がきこえる』や柊あおいの『耳をすませば』なんかの背景描写のしっかりとした従来の恋愛作品に女性層が回帰したのかといえばそんなことはなく、

代替として台頭したのがこの溺愛系である。構造的には鬱展開負のご都合主義にひた走った前回(?)のネガをつぶすように山あり谷ありを含みつつもハッピーエンドと甘々生活が約束されている安心設計となっている。ただし、因果関係が省略されやすく類似作品が軒並み紋切り型になりやすいという共通の弊害を持つ。

センシティブな作品センシティブな作品

編集段階でも少女漫画なろう系小説だけでなく、TLからBLまでこれの浸透率が高い。ホモもありなのか…

日本だけでなく華流ドラマ等でもこのジャンルのものが目立つ。

業界では「慌ただしく不安を煽られる時代だからこそ、ドーパミンやアドレナリンが出るような興奮する出来事ではなく、オキシトシンが分泌されるようなほっこりした触れ合いを描いた“溺愛系”が人気なのでは」と分析されている模様。

“溺愛系コンテンツ”はなぜ女子の心をつかむのか? より)

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