🍞概要
(もっとも、これらとは無関係にパンツを食べる、あるいは食べたいという意味で本タグをつけているイラストもなくはないのが恐ろしいところ…)
イギリスパンを先祖に持ち、日本人向けに非常に柔らかい生地でできている。
複数枚にスライス(4枚や8枚切りが多い)し、何かを挟み込んだり載せたりトースターで焼いてバター等を塗ったりして食する。
生地には小麦粉・イースト(酵母)・塩・砂糖・油脂(バター・マーガリン・ラードなど)・脱脂粉乳・水が基本で何も入らないのが普通。
なかには脱脂粉乳の代わりに牛乳や生クリームを使ったもの、油脂や乳製品を入れないフランスパンの生地で作られたもの、生地にチョコレートやあんこ、抹茶を練り込んだものもある。
生地から焼き上げる際、型に蓋をして焼き上げた物を「角食」、型に蓋をせずに焼き上げたものを「山食」と呼ぶことがある。
型に蓋をするかしないかで出来上がりが大きく変わる。
角食はもっちりと柔らかな仕上がりになり、トーストせずにそのまま食べても柔らかく美味。市販の薄切りサンドイッチ用パンは角食を加工したモノが殆ど。
大して山食は水分が抜けてやや硬めの仕上がりになり、角食とは違い生食にはやや不向きだが、トーストした際に角食以上のカリカリ食感となり香りの立ち方も強い。
お約束としては遅刻しそうなときに咥えて走るものである。
菓子パンに対して食事時に食べるパンだから食パン・・・らしい。
美術の世界では木炭でデッサンの時消しゴムの代わりに油分の少ない食パンを用いられることもある。
Pixivにおいては食パンそのものを描いたイラストや、食パンにイラストなどを焼き込んだもの(breadartprojectを参照)が投稿されている。
語源
- 本食パンの略。西洋料理の素となることから。
- 主食用パンの略。
- 消しゴム発明以前より鉛筆で描いた絵や字を消すのにパンが使われていた(今でもデッサンでは「消しパン」が使われる事があるという)ことから、区別のためにわざわざこのように呼ぶようになった。
- 発酵したときにできる穴が酵母が食べているように見えたから。
- 調理器具のパンと区別するため。
後半はネタみたいになっているが一応説として存在している。