トースターとは家電の一種である。
概説
電熱線によって内部を高温に熱することで、パンを焼くことができる電化製品。
発明者は彼のトーマス・エジソンとされる。
このトースターを売るために、自身の頭脳明晰の秘訣を「一日三食の規則正しい食事」を摂っているとマスコミに豪語し、アメリカの食文化を一日三食に塗り替えてしまった。
この種の器具には、大きく2種類の形状がある。なお、このサイトでこのタグが付くのは主に前者の形式である。
ポップアップ式
メイン画の形状。
長方形で上に長細い穴の開いた鉄製のものであり、横には電源スイッチをかねたレバーがついている。
これに食パンをいれレバーを下げると、電熱線に電気が流れ、その熱でパンが焼ける。
スイッチの切れる条件としてはバイメタルを使った熱感知式、電子タイマー式、マイコン制御方式などが存在する。
パンが焼けあがったと判断された場合、スイッチが切れ、パンが飛び出して(ポップアップ)くる。
利点と欠点
この形式によるトーストのメリットとしては――
- 食パンがふっくらと焼ける
- 仕上がりが早い
という点である。
また、電熱線とパンの間の網に細工をした鉄板を設置することにより「パンを焼くと特定のキャラクターの画像が浮かぶ」というも可能である。
デメリットとしては――
- 食パン以外のほとんどのものが焼けない
- 何かを載せて焼くことができない
- 食パンの厚さに制限がある(薄いと形式上焼けづらくなる、厚いと機械に入らない)
- ほとんどの場合、機械の分解清掃ができない
などが挙げられる。
エジソンのトースターはこれに近いもので、ふたを開けて本体の電熱線との間にパンを設置する。
ちなみに初号機は1枚しか焼けなかった。
オーブン式(オーブントースターとも)
この形式は、小型のオーブンのような形をしており、中には網が敷かれ、上下に発熱体が接続されている。
スイッチは手動のタイマー式が主である。
この形状のため、バターロールやフランスパンなどのポップアップ式では無理な形状のパン、あるいは餅やピザなども焼くことができ、その用途は多彩である。
しかし、単に食パンを美味しく焼く機能に関してはポップアップ式よりも劣るという主張も多い。
その他の形式
この機械の仲間としてはホットサンドメーカー、業務用のベルトコンベアトースターが挙げられる。
関連イラスト
関連項目
DVD:動画配信サービスサイトからダウンロードした動画をDVD-VIDEO方式のプレイヤーで再生できるようにするサービスに「DVDトースター」がある。
AEM-7:「トースター」というあだ名がついたアメリカの電気機関車。