ステータス
概要
破軍学園において、前年度の首席入学者にして、昨年度の七星剣武祭代表生。
勝てる相手はいたぶりながらじわじわと攻めたてて倒す反面、勝てない相手や苦手なタイプ(広範囲攻撃を得意とする伐刀者など)には絶対に勝負を仕掛けないという騎士らしからぬ戦いぶりから狩人の二つ名を持つ人物。
弓の形をした固有霊装『朧月』と姿形だけでなく匂いや気配さえ消してしまうステルス能力を使い、見えないところから相手を攻撃する戦法を得意とする。
また、その戦い方がなまじカッコいいので女性たちにはそれなりに人気があり、本格的初登場の際にも4人くらいに囲まれていた。
しかしながら、本当は小心者で、予測外の事態にはかなり弱い残念なイケメンである。
本編での動向
昨年度、理事長たちがなんとかして一輝を退学させようとしていたことに目を付け、傷害事件を起こした(攻撃と挑発で一輝に固有霊装を発動させようとしたが一輝が最後まで固有霊装を発動しなかったため計画は失敗している)。そのため、一輝にとっては因縁の敵と言ってもよい存在である。また、前年度も一輝と対戦するはずだったのだが、一輝が棄権したため不戦勝している。
本編では3話から本格的に登場。ショッピングモールにおいて発生したテロ事件で客に紛れていた女性テロリストを矢で打ち抜き、事件を解決(その際、自分を取り巻く女子たちにどう吹き込んだのか、手柄は全て彼のものであるかのように認識されている)。その後、礼を言いに来た一輝に選抜戦の第一試合の相手が自分であることを告げ、「今度は逃げるなよ。」と吐き捨てた。
迎えた選抜戦第一試合(アニメ4話)にて、最初から伐刀絶技で(アニメでは)森を出現させ、自身もステルス能力を行使して一輝を攻撃。しかし、彼の対戦映像である程度攻撃パターンを予習していた一輝には当たらなかった。そこであえて次にどこをいるかを伝えてから見えない矢で攻撃するという新技を披露し、なす術のなくなった一輝を痛めつけた(その最中に「ぼくはカスみたいな君と違って天才なんだぞ?」などと挑発したり、七星剣武祭で優勝しなければ卒業できないことをことを暴露し、周囲からの陰口を誘発させることによりさらに一輝の集中力を削っている)。そして最後に内臓を打ち抜き、倒れた一輝をさらし者にしようとするも、ステラの激励によって一輝が復活したため失敗。それに加えて一輝が相手の心理を読み取る新技「完全掌握(パーフェクトビジョン)」を編み出したことにより形勢は一気に不利になり、今度は逆に自分が醜態をさらして敗北してしまった。この際一輝は寸止めで静矢に勝つ予定だったが、予測がわずかに外れ、静矢は気絶とともに鼻に軽傷を負った。
その際「死んじゃう!!死んじゃう!!」と叫んでいたことから、文字通りの命がけの戦いは、ステルス能力の過信とヘタレな性格から苦手なようである。
その後は直接登場していないが、一連の醜態を晒した事で自身の評判はガタ落ちしたばかりか、自分を囲んでいた女子達からも見放されたとのこと。
関連タグ
黒鉄厳:一輝の父親だが静矢を唆して、一輝への苛めをけしかけたとされている。
残念なイケメン 顔芸 弓使い ゲス ヘタレ ステルス 奇声 かませ犬 吐き気を催す邪悪 卑怯者(卑劣漢)
じゃんけん:アニメ版で形勢不利になった桐原が命乞いのように一輝に提案した。そのため桐原を語る上で外せない要素のようになっている。
関連キャラクター・人物
桐ヶ谷和人:演者が同じで名前が若干似ているが、性格は静矢とは正反対である。あと偶然か黒鉄一輝とは『剣を扱う主人公』『パートナーとなるヒロインもステラと色々と似ている』と共通点が多々ある。そして偶然にも和人を襲った狂人の声を一輝を演じた声優が担当している。
鷹岡明:『作中で卑劣な悪事の数々を行った最低な悪役』『一人称が僕の主人公が初披露した新技によって負けた』『散々主人公を痛めつけておきながら、自分は特に痛めつけられるわけでもなく主人公によってほぼ無傷で倒されるも同時にプライドを大きくへし折られる事になった』といった共通点がある。
アリオス・オーランド:静矢同様『主人公にひどい仕打ちをした最低な卑劣漢』であり、『自分が見下していたその主人公との一騎打ちでは、形勢不利になると無様に命乞いをした挙句、ほぼ無傷で倒された』、『一人称が僕の美形クズ』という共通点もある。ちなみに桐ヶ谷和人同様、その主人公を慕うヒロインの一人はステラと色々と似ている。
シュート・サザーランド:『作中で卑劣な悪事の数々を行った最低な悪役』『自分が優位な立場を鼻にかけて、主人公に散々屈辱的な仕打ちをする』といった共通点がある。