はじめに
当記事は「サムス・アラン」から分離・独立させています。
記事の肥大化を防ぐため、先方に当記事の内容を追加しないようお願い致します。
概要
初代64版から参戦しているレギュラーの一角。
ファイター番号は04、通り名は凄腕バウンティハンター。
フルチャージで放てば威力・ふっとばし力共に高い通常必殺ワザ「チャージショット」を始めとした様々な飛び道具を持つ。
つかみも「グラップリングビーム」を使うためリーチが長く、空中ではつかむ事ができない代わりに相手を痺れさせる飛び道具として機能する。
パワードスーツのおかげで重量級に属しており、ふっとびにくい。
反面、機動力は若干低めで、攻撃の出も全体的に遅いため、間合いを詰められると辛い。特に素早い相手や、反射持ちの相手を苦手とする。
横必殺ワザ「ミサイル」は、スマッシュ攻撃の要領で入力したか否かによって性能が変わる。普通に入力すると相手を追尾するミサイルだが、スマッシュ入力で出すと加速しながら水平に飛んでいく「スーパーミサイル」を発射する。
地上で緊急回避したり、下必殺ワザ「ボム」を使う際にはモーフボールになる。
特徴・変遷
ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ
コマンド | ワザ名 |
---|---|
通常必殺ワザ | チャージショット |
上必殺ワザ | スクリューアタック |
下必殺ワザ | ボム |
この作品では電撃属性のワザを喰らうと中身のシルエットが映るという小ネタがあった。
また、同作では唯一の女性ファイターである。
「ちなみに女性である」の9文字でサムスが女性である事を知ったユーザーも多いのでは?
大乱闘スマッシュブラザーズDX
コマンド | ワザ名 |
---|---|
通常必殺ワザ | チャージショット |
横必殺ワザ | ミサイル |
上必殺ワザ | スクリューアタック |
下必殺ワザ | ボム |
横必殺ワザ「ミサイル」が追加された他、「ボム」での自爆で「ボムジャンプ」ができるようになったり、「グラップリングビーム」での復帰や、カベジャンプができるようになったりと、出来る事が大幅に増えた。
大乱闘スマッシュブラザーズX
「最後の切りふだ」は極太のビームを放つ「ゼロレーザー」。『X』のみパワードスーツが壊れ、ゼロスーツサムスに変身する。
下必殺ワザで切り替えるゼルダ/シークやポケモントレーナーとは違い、基本的に切りふだを使わないと互いを切り替えることができない。
亜空の使者
亜空軍にパワードスーツを奪われ、取り戻すために潜入した所、囚われていたピカチュウを救出、共に行動する。
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U
コマンド | ワザ名 |
---|---|
通常必殺ワザ | チャージショット |
横必殺ワザ | ミサイル |
上必殺ワザ | スクリューアタック |
下必殺ワザ | ボム |
最後の切りふだ | ゼロレーザー |
デザインが『Other M』のものに変更された。
一方でワザの構成やモーションにほぼ変更は無く、通常空中攻撃が「ターニングキック」に変わったのみ。
ただしゼロスーツサムスが単独ファイターとして独立したため、「ゼロレーザー」を使っても変身しなくなっている。
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
コマンド | ワザ名 |
---|---|
通常必殺ワザ | チャージショット |
横必殺ワザ | ミサイル |
上必殺ワザ | スクリューアタック |
下必殺ワザ | ボム |
最後の切りふだ | ゼロレーザー |
空中で「チャージショット」を溜めることができるようになった。
ジャンプや回避でキャンセルできるが、相応の隙が生まれるので注意。
また、「スーパーミサイル」の挙動が『for』のカスタマイズ必殺ワザにあった「急加速ミサイル」に近くなっている。
新たな上投げの「グラップリングキャノン」は、『Other M』でリドリーに放った「リーサルストライク」を彷彿させるワザ。
シリーズとしては宿敵「リドリー」、「ダークサムス」のヴィランが参戦。シリーズとしても屈指の大躍進を遂げた。
勝ちあがり乱闘「違星の深淵」
ROUND | 敵 | 備考 |
---|---|---|
1 | ウルフ | |
2 | キングクルール(ジャイアント) | |
3 | ロボット×6 | 軍団戦(3体ずつ) |
4 | リドリー(ジャイアント) | |
5 | ミュウツー、クッパ、リザードン | |
6 | ダークサムス | |
BOSS | マスターハンド(&クレイジーハンド) |
全ROUNDで『メトロイド』シリーズのステージで戦う。
一部の相手は原作の敵を意識しており、ラウンド1のウルフはスペースパイレーツ、ラウンド2のキングクルールはクレイドをモチーフにしている。
その他
当時は『メトロイド』の知名度が低く、1994年の『スーパーメトロイド』を最後に新作が途絶えており、「サムスって誰?」と思ったユーザーが多かった。桜井氏もその様な声があった事を認めている。
しかし、『スマブラ64』『スマブラDX』での参戦を機に知名度が大きく上がり、2003年の『メトロイドフュージョン』を皮切りに立て続けに新作が開発されるようになった。
今ではすっかり任天堂の看板キャラの一人となっている。